△小豆餅クルミかけとクルミかけ汁餅 参考:鹿角市発行「花輪・尾去沢の民俗」
正月、山の神様、来客時などに作り、農家では祝儀に必ず出した。餅・小豆・クルミ ・スマシ汁・砂糖、どれをとっても晴れの材料で、餅を使った最高の料理として作った 人の心が伝わる。 △雑煮 ア、出汁は、鮫の醤油味とする。 イ、大根・人参・ゴボウ・山菜(ワラビやゼンマイ)・凍豆腐・セリか青菜を入れる。 △餡掛け餅 ア、ずんだ餅は、薄皮を取り除いた枝豆をすりつぶし、白砂糖・塩で調味する。 イ、胡桃餡は、鬼胡桃を火に炙って割り、中の実をすりつぶし、白砂糖・塩(又は醤油・だし汁など)で調味する。 ウ、胡桃小豆餡は、お餅に小豆餡を掛け、更に胡桃餡を掛ける。 エ、すまし汁餅は、餅に胡桃小豆餡を掛け、それにすまし汁(煮干だし)を掛けて、いただく。 △醤油餅 ア、糯米の粉に少々の醤油を混ぜて練り、厚皮を作る。 イ、具として、細かく切った胡桃・黒砂糖(又は中ザラメ)を入れて包む。 ウ、それを蒸し揚げて、笹(又は茗荷など)の葉に載せて、いただく。 △あられ ア、お供え餅などを賽の目切りにして、天火で干す。 イ、鉄鍋でこんがり炒って、いただく。 |
[バック] | ■ 前画面へ戻る |