16 ことわざ集
参考:高橋書店発行「ことわざ辞典」
〈「食」に関係することわざ集〉その五
無いもの食おうが人の癖
無いもの食いたがる
無いものねだり
長飯長糞これも一得
情けの酒より酒屋の酒
お心持ちより樽の酒
思召しより米の飯
夏の蛤は犬も食わぬ
夏の牡丹餅犬も食わぬ
夏の餅は居ない者は食わぬ
夏の餅は嫁と姑を仲よくさす
夏は鰹に冬鮪
海鼠の油揚を食う
生ナマ酔い本性違わず
酒飲み本性違わず
なれて後ノチは薄塩
苗代鯵
なんばん食いに金貸すな
南部の鮭の鼻曲がり
煮え湯を飲まされる
匂い松茸味しめじ
濁り酒は髭につく
煮ても焼いても食えぬ
酢でも蒟蒻でも
煮ても焼いても噛まれぬ
女房と米の飯には飽かぬ
女房と畳は新しい方がよい
女房と味噌は古いほどよい
女房と鍋釜は古いほどよい
女房は一人でも食える
人参飲んで首くくる
養生に身が痩せる
糠味噌が腐る
盗人の上米ウワマイ取る
いがみの物取る大盗人
塗箸で芋を盛る
猫が肥えれば鰹節が痩せる
猫に鰹節
猫に天木蓼マタタビ
寝ていて餅
棚から牡丹餅
寝ていて餅食や眼に粉コがはいる
寝て吐く唾は身にかかる
飲まぬ酒には酔わぬ
飲まぬ酒に酔う
飲むに減らで吸うに減る
食うに倒れず病むに倒れる
飲む者は飲んで通る
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