15 ことわざ集
 
                      参考:高橋書店発行「ことわざ辞典」
 
〈「食」に関係することわざ集〉その四
 
大黒の尻に味噌
 長者の面ツラへ味噌なすり
 
醍醐味
 
大根食うたら菜っ葉は干せ
 
大食短命
 小食は長生きのしるし
 大食は病の基
 腹八分目に医者いらず
 
鯛なくば狗母魚エソ
 鯛の尾より鰯の頭
鯛も一人はうまからず
鯛も比目魚ヒラメも食うたものが知る
 
蓼タデ食う虫も好き好き
 十人十色
 蓼の虫、葵に移らず
 人の趣味に口出すな
 破鍋ワレナベにとじ蓋
 趣味を説明することはできない
 
たとえと豆腐汁は捨てるところがない
 たとえにうそなし、坊主に毛なし
 
棚から牡丹餅
 開いた口へ牡丹餅
 鰯網へ鯛がかかる
 棚ぼた
 
田螺タニシもととまじり
 
他人の飯には骨がある
 他人の飯には棘トゲがある
 隣の白飯よりうちの粟飯
 
他人の飯は白い
 うちの鯛より隣の鰯
 隣のじんた味噌
 隣の雑炊
 隣の花は赤い
 
他人の飯を食う
 他人の飯を食わねば、親の恩は知れぬ
 隣の飯も食ってみよ
 
他人の飯を食わねば、親の恩は知れぬ
 可愛い子には旅をさせよ
 他人の飯には骨がある
 他人の飯を食う
 
他人は食い寄り
 親シンは泣き寄り他人は食い寄り
 
食べてすぐ寝ると牛になる
 食後の一睡万病円
 
馳走終らば油断するな
 うまいもの食わす人に油断するな
 食わせておいて扨サてといい
 
茶腹も一時イットキ
 粥腹も一時
 湯腹も一時松の木柱も三年
 
茶屋の餅も強シい方
 茶屋の物も強いねば食われぬ
 宿屋の飯も強いねば食われぬ
 
長範チョウハンがあて飲み
 穴の狢ムジナを値段する
 捕まらぬ狸の皮算用
 
長夜の飲イン
 
朔日ツイタチ毎に餅は食えぬ
 
搗いた餅より心持ち
 
搗臼ツキウスで茶漬け
 長持ち枕にならず
 
月夜に米の飯
 
つまり肴
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