1702日本産鳥類名一覧(見分け方の要点)
参考:日本鳥類保護連盟発行「野鳥図鑑」
△印:わが国では記録の少ない稀な種類
ワシタカ目
ワシタカ科
ミサゴ 雄54.5p・雌63.5p 白い頭、真っ白い下面、黒っぽい脚。
ハチクマ 58.5p 尾に三条の黒く太い帯。
トビ 雄58.5p・雌68.5p 上下面共黒褐色、浅い燕尾で、開くと三味線の撥バチ型。
△シロガシラトビ Haliastur indus(観察記録のみ)
オジロワシ 85p 尾は浅い楔型で白色、嘴は黄色、全体褐色で淡色の頭。
オオワシ 95p 尾は深い楔型で白色、嘴は大きくて橙黄色。全体黒褐色で、翼の
肩と腿が白色。
オオタカ 雄50p・雌56.5p 成鳥は白っぽい下面に黒い小横斑、長目の尾、白い眉
斑。若鳥は褐色味のある下面に黒い小横斑、淡色の
眉斑。
△アカハラダカ Accipiter soloensis
ツミ 雄26.5p・雌30p 雌は淡色の下面に横斑、雄は赤っぽい腹、小さなタカ。
ハイタカ 雄31.5p・雌39p 雌は白っぽい下面に黒い小横斑、雄の下面には赤味が
ある。
ケアシノスリ 55p 白っぽい尾に褐色の帯、胸・脇の暗色が大きい。
△オオノスリ BUteo hemilasius
ノスリ 雄52p・雌57p 淡褐色の胸、暗色の脇腹、尾・翼共鷹斑不明瞭。
サシバ 49p 赤褐色の上面、太い胸帯。
クマタカ 雄72p・雌80p 頭に小冠羽、白っぽい体・翼下面、幅広の翼。
カラフトワシ
カタジロワシ
イヌワシ 85p 全体暗褐色。成鳥では黄褐色の頭。
△クロハゲワシ(旧名ハゲワシ) Aegypius momachus
カンムリワシ 55p 黒褐色の体、尾の横帯。
ハイイロチュウヒ
△ヒメハイイロチュウヒ Circus pygargus(観察記録のみ)
△マダラチュウヒ Circus melanoleucos
チュウヒ 雄48p・雌58p 雄は翼が灰色、腰が短色。雌は頭や雨覆羽が淡色。
ハヤブサ科
シロハヤブサ
ハヤブサ 雄41.5p・雌48.5p 太い鬚状の模様。成鳥は白っぽい下面に黒っぽい小
横斑、若鳥は淡色の下面に横斑。
チゴハヤブサ 33p 頬の鬚状模様、腹の縦斑、下腹の赤褐色、短目の尾。
コチョウゲンボウ
△ヒメチョウゲンボウ Falco naumanni
チョウゲンボウ 雄33p・雌38.5p 赤褐色の背面、長目の尾、小さな鬚状の黒斑。
キジ目
ライチョウ科
ライチョウ 37p 夏羽雄では黒褐色の横縞模様の体、眼の上の赤色、夏羽雌では
黄色味のある褐色の横縞模様。冬羽では全身白色、黒い尾羽。
エゾライチョウ 35.5p 灰褐色の体に細かい模様。雄では白い枠取りのある黒い
喉、雌では斑になっている喉。
キジ科
ウズラ 20p 小さくて丸い体、縦縞の頭、淡色の眉斑、背に一寸目立つ淡色の線。
コジュケイ 27p 赤っぽい喉、灰色の眉斑と胸、黒点のある黄色っぽい腹、短い
尾。
ヤマドリ 雄125p・雌55p 雄は赤味のある褐色の体、長い尾、赤い顔。雌は赤味
のある褐色の体、目の周りの赤色。
キジ 雄81p・雌58p 雄は緑色の体、長い尾、赤い顔、冠羽。雌は黄褐色に黒い斑
点の体、長い尾。
△コウライキジ Phasianus colchicus karpowi(放鳥)
ツル目
ミフウズラ科
ミフウズラ 14p 黄褐色の体に斑点、丸い体。雌では黒い喉。
ツル科
クロヅル 114p 灰色の大きな体、白と黒の顔と頚、赤い頭頂。
タンチョウ 雄140p・雌131p 白い大きな体、黒い頚、翼の先の黒色(静止姿で
は、黒い尾のように見える)、赤い頭頂。若鳥は
褐色の残った体。
ナベヅル 雄96.5p 黒っぽい大きな体、白い顔と頚。
カナダヅル
マナヅル 雄127p 灰色の大きな体、白い後頚、赤い頬と脚。
ソデグロヅル
アネハヅル
クイナ科
クイナ 29p 白と黒の縞のある脇腹、長い嘴、灰色の胸。
オオクイナ 26p 赤褐色の胸、白と黒の縞をした腹。
ヒメクイナ 19.5p 白と黒の縞のある脇腹、短い嘴、黒っぽい背に小さな白斑。
ヒクイナ 22.5p 赤っぽい顔から胸、赤い脚。
シマクイナ 12.5p 細かい小白斑のある背・脇、飛ぶと出る翼の白帯。
△マミジロクイナ Poliolimus cinereus(硫黄島で発見、絶滅)
シロハラクイナ 33p 頭・背・翼は黒色、下面白色、嘴は基部が赤色で緑黄色。
バン 32.5p 黒い体、続いている白い脇斑、白い下尾筒、赤い嘴。
ツルクイナ 雄42p 夏羽では黒色、顔は赤色、嘴は黄色、暗緑色の脚。
オオバン 39p 全身黒色、額と嘴は続いていて白色。
ノガン科
ノガン
△ヒメノガン Otis ttrax
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