04 米国の環境テスト
米国西部木材製品協会(略称WWPA日本事務所〒107 東京都港区赤坂1-1-14 溜池
東急ビル7F 山口郁雄駐日代表 TEL 03-3505-6710)は,90年代の市場戦略として,
環境問題を重要なテーマに掲げている。米国の消費者や建築に携わる人々の環境問題に
対する関心は高く,環境に与える影響を考えて木材を使うかどうかを判断するところま
できている。 WWPAのマークの付いている全ての製品は「環境にやさしい製品」で
あることを積極的にPRしていくため,様々な活動を予定しているが,このたびのその
一環として以下のような環境問題テストを作成している。
米国の環境問題に関する意外な事実が含まれているので,ぜひ一度挑戦してみましょ
う。
環境問題テスト
1 現在の世界の人口はおよそ何人でしょうか。
a 34億人 b 54億人 c 87億人 d 96億人 e 101億人
2 「世界の人口は,これから100年の間変化がないだろう」というのは正しいでしょ
う。
a 正しい b 正しくない
3 以下の原料のうち現在米国で一番消費されているのはどれでしょう(重量で比較し
た場合)。
a 鉄 b れんが c 木材 d プラスティック
e アルミニウム f コンクリート
4 生産過程で環境に与える影響が最も少ない原料はどれでしょう。
a 鉄 b れんが c 木材 d プラスティック
e アルミニウム f コンクリート
5 「現在米国の木材や木材製品の輸入量は,輸出量よりも多い」というのは正しいで
しょうか。
a 正しい b 正しくない
6 「木材の伐採は環境に悪い影響を与える」というのは正しいでしょうか。
a 正しい b 正しくない
7 「米国の民有林は,決まった量の木材を産出するように維持管理さえすれば,米国
全体の木材繊維の消費量に見合うだけの木材を産出することができる」というのは正し
いでしょうか。
a 正しい b 正しくない
8 「紙のリサイクルを徹底させれば米国における木材の伐採を60%以上減らすことが
できる」というのは正しいでしょうか。
a 正しい b 正しくない
9 現在の米国の森林面積は,コロンブスがアメリカ大陸を発見した時(1492年)の森
林面積の何%となっているでしょうか。
a 66% b 50% c 33% d 25% e 17%
10 次の米国の森林についての記述のうち正しいものはどれでしょうか。
a 伐採量が成長量よりも8%多い
b 伐採量が成長量よりも3%多い
c 伐採量と成長量はほぼ等しい
d 成長量が伐採量よりも21%多い
e 成長量が伐採量よりも37%多い
11 「現在のペースで伐採を続けていたら,21世紀半ばまでに米国の森林の40%は消滅
するであろう」というのは正しいでしょうか。
a 正しい b 正しくない
12 国立公園内の森林や国有林の何%が年間に伐採されているでしょうか。
a 1% b 5% c 8% d 17% e 25%
13 米国全土の木材産出地帯のうち,国や地方自治体のような公的機関が所有している
土地はおよそどのくらいの割合て゜しょうか。
a 1/2 b 2/3 c 1/3 d 1/4 e 1/10
14 公有の森林地帯のうち永久に伐採が禁じられているのはおよそ何%でしょうか。
a 5% b 10% c 20% d 33% e 50%
15 現在米国の原生林(いわゆるオールドグロースの森林)は,およそ何uあるでしょ
うか。
(参考ヒント:全米の総面積9兆3730億u 日本の総面積3780u)
a 20億uより少ない b 40億u c 80 ― 120u d 240 ― 320u
e 600億uより多い
16 グローバルリリーフ(地球救済を唱えている団体)を始めとする政治色もなく過激
な環境保護論者でもない植林活動団体の活躍によって米国の植林は何%増えるでしょう
か。
a 50% b 20% c 10% d 5% e 1%
[次へ進む] [バック]