トランスセクシュアルに関連する重要な文献資料です。(1999年9月4日記)
「性転換治療の臨床的研究」に関する審議経過と答申
(埼玉医科大学附属病院のホームページに所収)
女性患者の男性への性転換手術に関してなされた大学の倫理委員会への申請に対して、1996年7月に出された答申。性転換手術を性同一性障害に対する正式な治療として認めるという内容。すべてはここから始まった。性同一性障害に関する答申と提言
埼玉医科大学の倫理委員会の答申を受け、日本精神神経学会が設けた「性同一性障害に関する特別委員会」が1997年5月に日本精神神経学会長に対して出した答申。現在、日本国内で唯一の、性同一性障害の診断と治療のガイドライン。The Standards of Care for Gender Identity Disorders (Fifth Version)
(The Harry Benjamin International Gender Dysphoria Association, Inc.のホームページに所収)
性同一性障害の先駆的研究をおこなったアメリカの内科医ハリー・ベンジャミンが作成した、性同一性障害の治療のためのガイドライン。1998年に改訂された第5版(最新版)です。日本のガイドライン(性同一性障害に関する答申と提言)もこれをもとに作成されました。第2回GID研究会(The Second Annual Meeting of Japanese Society of Gender Identity Disorder) プログラム
2000年3月25日(土)に東京慈恵会医科大学高木2号館南講堂でおこなわれた第2回GID研究会のプログラムです。GID研究会は、会則によれば、「性同一性障害に関する研究の推進、知識の向上につとめるとともに、会員相互の親睦、交流をはかることを目的とする」学術団体ですが、医学関係者だけではなく多数の当事者も会員となっています。事務局は埼玉医科大学総合医療センター形成外科(〒350-8550 埼玉県川越市鴨田辻道町1981)。年に1回の研究会を開催しています。トップページに戻る