http://www2u.biglobe.ne.jp/~gen-yu/plaweb2.html
(連絡先:佐々木玄祐 gen-yu@mtc.biglobe.ne.jp)
プラナリアは、ほとんど人間と関係なく生活しているような小さな虫です。しかし、その特異な再生能力などによって、それなりに有名だったりします。さて、我がプラナリアは世間一般の方々に、どう思われているのでしょうか?
…というようなことで、本家リンク集 "Planarian Resources on the Web" の番外編として、生物学とはあまり関係ない場所でとりあげられている「プラナリア」を集めてみました。
本家と重複するリンクもあるかと思いますが、おいおい整理するつもりですので、あしからず。
最近、中国語圏のプラナリアサイトを探索中に、 "PLATEWORM'S NEST" という謎のサイトを発見 (http://benz.nchu.edu.tw/~s8538042/Welcome.html)。どうも、学生さんがゲームその他の話題を書いているらしい。電玩與渦虫、魔法渦虫、黒夜的渦虫、とあって、最後のにはアダルトサイトらしき所へのリンクがあったりする(「未滿十八歳者,請自重!!」但しデッドリンク ^^;)
でも、背景画像はちゃんとプラナリアになっている。Acolea, Macrostomida, Lecithoepitheliata, Tricladida, Polycladida 、と各グループの模式図で、これがなかなかいい感じ。どこかの教科書からとったのか? なお、漢字コードが Big5 なので、どこかでフォントを拾ってきてインストールしないと、表紙以外は読めません。(2001/08/30)
Planarian World (http://www.geocities.com/SoHo/1847/)
野木さんが発見した、Planarian Man というキャラクタが登場するマンガ。Planarian Patrol?(笑) ちなみに、未確認ながら、日本の漫画にもコウガイビルが登場しているようです。その1) 月刊漫画「アフタヌーン」2001年10月号の「なあゲームをやろうじゃないか!!」(桜玉吉)に、 コウガイビルが「一発ネタ」として登場とのこと。
その2) 「ひる」(天竺浪人) 作品集「黒日夢」の書評によれば、
コウガイビルの不吉で気味の悪いイメージも,作品世界に深みを与えている。ということで、興味津々。ただし、エロ漫画(!)だそうです。(2001/08/30)
プラナリアの記憶・学習、という話が1960年代頃に盛んに話題になりました。一時はあのカルビン(Melvil Calvin: 1961年ノーベル化学賞受賞)も手を出していたようです。今も時々話題になります。(例:【かくも便利な薬(笑)】 その他)
小説などでも、これをネタにしたものがいろいろあるようです。先日、川勝博士にうかがったのが、この「見知らぬ自分」です。朝日新聞に1972年から1973年にかけて連載され、その後、単行本や文庫になっています。しかし、現在は古本でないと入手不可なようです。
結城昌治氏は、1996年1月24日、68歳で死去。略歴 (謎宮会)、「死もまた愉し」書評 (産經新聞:宝田茂樹)などが読めます。(2001/08/21)
http://www.asahi-net.or.jp/~BY2T-KWSK/sfhonjp.html
上記のページによると、『わが青春のプラナリア』という著書があるそうです。光瀬龍って、「ロン先生の虫眼鏡」だけど、生物系の人なのかな? 実は、恥かしながら他の本は読んだことありません。産經新聞のサイトに死亡記事が出ていました。(作家、光瀬龍氏が死去 (99.07.08))図書館で捜してみようかな、と思いながら…まだ果たせず。(2001/08/18)
21世紀初の直木賞受賞の単行本、「プラナリア」。書評ページがかなりある。表題作のほか5編を含む短編集らしいが、編者はまだ読んでいない。この本が出たおかげで、プラナリアのページを見る人が増えた、という話も聞く。プラナリアファンとしては、いずれ読まねば。
この他、いくつかのBBSでこの本に関する書き込みを見つけました。
小説「プラナリア」もそうだが、プラナリアの並外れた再生能力は、ヒトの想像力を刺激するようです。
でもこれ(↑)、面白いやと思って調べたら、プラナリアは今のところみつからず。「クラヴェリナ」というのは出てくるのです(「球面三角」)。これは群体ホヤの仲間ですね。うちのサイトにもいます。真相をご存知の方ご一報ください。
しかし私、この辺には縁がないですねぇ。上の本もちゃんと読んでません、というか読めない。花田−吉本(隆明 = ばなな氏のお父さん ^^;)論争「というのがあった」のは知ってるけど。そういえば、高校時代に教わったK師が確か吉本をやってたような…。
御意。他にも同感すること多し。