フロントまわり。アッパーアーム及びタイロッドは
標準で長さの調整ができるようになっている。
スプリングは材質により、固さの異なるもので5段
あるうちの2番目に固い銅製のもの。標準ではない
がメーカーワークスパーツ。他にも流用できる。
オイルはTAMIYA製で2番目に固いやつを使用。
スタビは純正を使用。サードパーティー製より
柔らかめでマイルド志向。タイヤは純正スリック
のミディアム。ターマックなら強力グリップ。 |
同リアまわり。サスアームが長いため、スプリング
レートが不足ぎみにも感じる。セッティングに悩む
こと、しばしば。同上の1番固いスプリングを使用
する。アライメントはキャンバーのみ調整可能。
スタビも純正だが、余り有効ではないようだ。
他はフロントと同様。 |
デフ及びギア部。赤く見えるのはスリッパー・クラッチ。
低μ路でパワーをかけたとき、リア配分を逃がし安定させる
ものだが、効かないように締めてある。効かせるとリアが
スライドしないためドリフトできないのだ。実車のセンター
デフに相当する。ちなみにZX-Rは4WDである。なお当時のエキスパートによればスロットルオフで流すそうで、このタイヤでそれをやるのはその後のポリカタイヤのラジドリなんかより遥かに高度ですね。
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電動であるからしてスピードコントローラー
なる物が必要である。そこでこれに採用したのは
"TEKIN"という米国製の高周波アンプ。モデルは
TSC 411/G2(G3ではない。ましてG4でもない)
めちゃくちゃ高く、その分、高性能。豚に真珠。
アクセル・オンで“キィン”と音がするのが高周波の証し。
大抵のモーターを使用できるのでハイパワー化にいそしむ。アンプによって選択幅が違うのだ。
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