永田町 ながたちょう   Nagatacho   Z-04,N-07   東京メトロ半蔵門線・有楽町線・南北線


周りには政治関係の機関が集中する

日本の政治の代名詞

沿線の光景(青山一丁目駅・溜池山王駅から)

 〔半蔵門線 青山一丁目駅から〕

 青山一丁目駅から永田町駅にかけて、国道246号線(青山通り)は赤坂御用地の南側に沿って走る。永田町駅へ向けては下り勾配となり、渋谷駅から並走してきた銀座線と分かれれば、まもなく永田町駅である。

 〔南北線 溜池山王駅から〕

 溜池山王駅を出発した南北線は千代田線と交差し、北へ向かう。日枝神社の前を通り、左手に都立日比谷高校、右手に議員会館がある丘の下を走り、左にカーブしながら、永田町駅に到着する。


駅案内

 半蔵門線の駅名となっている地名のなかで、全国的に最も有名な地名は永田町であろう。渋谷や大手町も知名度は高いが、日本の政治の代名詞となっている永田町には及ばない。

 その半蔵門線永田町駅の周辺は大きく4つの地域に分かれる。まず、駅の東側に位置するのが永田町であり、小高い丘となった地域に国会議事堂や首相官邸、両院議長公邸、議員会館、政党の本部などが集まっている。都道府県会館など、地方自治体関係の建物も周辺に多く点在する。

 駅の北東側の平河町、隼町には最高裁判所と国立劇場のほかオフィスが多い。北西側紀尾井町は、紀伊、尾張、井伊の大名屋敷があったことが町名の由来であるが、大名屋敷の跡地には上智大学、ホテルニューオータニ、赤坂プリンスホテルなどが建ち並んでいる。一方、TBSがあることで有名な南側の赤坂地区は、ショッピングモールや商店街など商業施設が多く、前三者とは様相を異にしている。

 一般的に地下鉄の駅を建設する際には、地上から穴を開けて建設することが多いが、半蔵門線の永田町駅のホームは前後のトンネルからそのまま掘り進めたらしく地下深くにあり、出入口や他の路線ににつながる階段はホームの両端にある。渋谷寄りの赤坂方面の階段は比較的短く、銀座線、丸ノ内線の赤坂見附駅とつながっている。一方、押上寄りの平河町方面の階段は96段もあり、横に3基の長大なエスカレーターが並んでいる。ほとんどの人はエスカレーターを利用するが、階段には段数が書かれており、使えばちょっとした運動になる。健康のために階段を使う人もいるようだ。

 平河町方面の階段を上がれば有楽町線、南北線に乗換えができる。かつて、有楽町線の永田町駅と、銀座線、丸ノ内線の赤坂見附駅は別の駅とされていたが、あいだに全長約200mの半蔵門線のホームができたことで接続駅となった。これにより運賃の経路計算が変わり値下げとなる区間が続出し、営団地下鉄(当時)にとってはかなりの減収になったようである。


駅のそばにはボート場もある

地下深くにあるホーム

赤坂方面に近い紀尾井町口

紀尾井町の高層ホテル群

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔大使館〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔空港連絡バス〕

 〔関連サイト〕


平河町方面への長い階段とエスカレーター

政治関係の機関へは平河町方面口を利用

首都高が上を通る赤坂見附交差点

ビルとさくら

駅データ






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