西高島平  にしたかしまだいら   Nishi-takashimadaira   I-27  都営三田線


高架下にある駅舎

目黒から27駅目で終点

都営三田線 沿線の光景

 目黒駅からしばらく東京メトロが管理する区間を走った後、白金高輪駅で南北線と分かれ、三田駅からは日比谷通りの下を直進し、皇居の東を通る。日比谷駅、大手町駅のオフィス街を通り抜け、神保町駅からは白山通りを北進する。春日駅を過ぎると文京区の高級住宅地の下を走る。巣鴨駅でJR山手線、新板橋駅でJR埼京線と接続したあとは板橋区内を北西に向かって走る一人旅となる。志村坂上駅を過ぎてで地上に出ると、住宅街を高架で進む。高島平団地が見えたあと車庫もある高島平駅を過ぎ、ひときわ空いた電車は、右に市場とトラックターミナルを見ながら終点の西高島平駅に到着する。


西高島平駅案内

 都営三田線の終点である西高島平駅は板橋区の北端に位置する駅である。国道17号線と笹目通が交差する地点付近に位置し、国道17号線の上にはさらに新大宮バイパスが走り、車の交通量が非常に多い場所である。駅の北は広大なトラックターミナルとなっており、隣の市場とあわせ、大型倉庫とトラックが並ぶ様子は圧巻である。さらに北に行き、新河岸川と荒川を渡る笹目橋を渡れば、埼玉県戸田市である。南は板橋区の住宅街が続くが、西は板橋区三園、その先は埼玉県和光市下新倉となる。埼玉県側から都県境を越えて西高島平駅に来る人も多い。

 これより先に行くと埼玉県になってしまうので、都営である三田線の終点はここになってしまったということなのか、中途半端な位置にある終着駅である。駅改札口周辺の広いコンコースも日中は閑散としている。駅の構造自体もホームは相対式で、線路と高架橋は国道17号線の手前で行き止まりとなっている。もっと先に伸びたいような気持ちが感じられる終わり方であるが、それが帰って哀愁を感じさせる駅である。


駅前には笹目通

相対式ホームの先で行き止まり

高架下の広いコンコース

線路と高架橋の終端部は斜めになっている

周辺案内

 〔関連サイト〕

 〔路線バス〕

 〔都営三田線 各駅紹介〕




駅データ


幾重にも立体交差する道路

駅近くにある高島平公園

駅の北にはトラックターミナル

西に行けば埼玉県和光市

トップ駅紹介目黒/新高島平/西高島平   参考資料