■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 最新50

今どきのご家庭の事情

1 名前:ftinfo:2014/08/28 00:14 ID:zMwBRKCA

なんの縛りもなく一発ネタも大変なので、各ご家庭内の事情を適当に。


2 名前:ftinfo:2014/10/09 01:03 ID:WJv1449Q

「ケンゴ、起きろ」
ぼんやりと起きかけていた頭が突然激しく揺れて、激痛が走った。
「痛い…」
あまりの痛さに体を丸めた。頭を手で隠そうとしたけど、まだ寝ぼけていて
動きが鈍い。ようやく頭に手が届きそうになった時に、もう1回頭が揺れた。
「ケンゴ、起きろ。臭いぞ」
痛みで少し目が覚めてきた。香純様の声が上から聞こえる。僕は、香純様に
頭を蹴られたんだ。香純様はもう起きているんだ。僕は寝坊をしたんだ。
だから香純様は怒って、僕の頭を蹴ってるんだ。
「ごめんなさい。ごめんなさい。すぐに、起きます。起きます」
とりあえずごめんなさいと言って、布団から体を起こそうとするが、
なかなか起き上がれない。
「さっさと起きろ」
香純様の足の裏が僕の額に当たった。蹴られた事自体は痛くなかったけど、
バランスを崩して後ろに倒れた。布団の上とはいえ、頭が激しく揺れてかなり痛い。
「ご、ごめんなさい。すぐに起きます」
香純様はかなり怒っている。そんなに寝坊をしたんだろうか。なんとか上半身を
起こして、近くにある目覚まし時計を見ると、まだ6時になってなかった。
「あ、あの、香純様、まだ6時になって…」
「うるさい。そこに立て」
香純様にどなられて、あわてて立ち上がる。まだ寝ぼけていてフラフラする。
すでに制服に着替えた香純様は、椅子に座って腕組みと足組みをしていた。
ブレザーの制服にネクタイをして、少し短めのスカートで足を組み、
僕をにらみつける香純様を見て、すこしドキドキする。
「あ、あの、香純様、何をそんなに…まだ6時になってないのに…」
香純様は不機嫌そうな顔をした。
「私は30分前に目が覚めて、すっごく臭くて眠れなくなったんだ」


3 名前:ftinfo:2014/10/09 01:05 ID:WJv1449Q

「すごく臭くてって…」
少し考えて、すぐに気づいた。おちんちんの辺りが少し湿っぽかったからだ。
それに右手が少しべたべたする。そういえば昨日の夜、疲れていたのに眠れなくて、
色々と考えていたらついおちんちんを触ってしまって、そのまま寝ちゃいけないと
思いつつも、疲れていたからすぐに寝てしまったんだ。
「ふーん。ジャージの表に染み出るくらい出したんだ。何を漏らしたのかな?」
香純様は、僕の股間を凝視している。恥ずかしくなって、つい隠した。
「布団にもシミがついてるし」
そんな事を言われて驚いた。あわてて布団の、僕の股間があった辺りを見ると、
確かに小さいシミがついていた。本当に小さなシミだったからほっとした。
でも香純様に見られた事には変わりない事に気づき、恥ずかしくなる。
「ごめんなさい。我慢できなくて、つい」
「我慢できなくて、おもらしして、布団にシミを作るなんて、ケンゴくんは
何歳なのかな?」
あんなに小さなシミじゃないか、と言いたかったけど、そんな言い訳をする方が
よっぽど恥ずかしいようにも思えた。
「ケンゴくんは何歳なのか、答えられないのかな?おもらしをしちゃうくらい
だから、幼稚園児なのかな?」
香純様にそんな事を言われるなんて恥ずかし過ぎる。
「違います。16歳です」
つい答えてしまった。それを聞いた香純様は怪訝な顔をした。
「はあ?生まれてからの年数なんて聞いてないよ。ケンゴのおちんちんと頭の年齢を
聞いてるんだよ」


4 名前:ftinfo:2014/10/09 01:06 ID:WJv1449Q

しまった。本当の年齢の方を答えてしまった。僕はおちんちんの成長が遅れて、
それでちんぽ落第をしてしまい、2つ年下の子と同じ学年に入れられている。
僕は、本当なら高校生になっててもおかしくない年齢だけど、未だに高等小学校の
2年生だ。だから年齢を尋ねられたら、普通は2つ下の年齢を答えてる。
そう答えろと香純様や先生に言われた訳じゃなくて、16歳なのに高等小学校2年生だ
というのが恥ずかしいから、自分でそう言ってるだけだ。16歳の僕が『14歳です』
なんて答えるのも恥ずかしいんだけど、『16歳です。でもおちんちんの成長が遅くて
2年落第したからまだ高等小学校の2年生です』とわざわざ説明する方がずっと
恥ずかしい。だから『14歳です』と答えている。もし、僕の本当の年齢を知っている
同級生が近くにいて『違うだろ』と言ったら、その時は『おちんちんの年齢です』と
答えてごまかす。お医者さんがわざわざ診断書を書いて、それで落第が決まったんだ
から、お医者さんのお墨付きで僕のおちんちん年齢は14歳だ。嘘じゃない。
でも香純様は僕の妹だから、わざわざそんな言い訳をしなくてもいい、と思って、
つい本当の年齢を答えてしまった。
「あの、すみません。僕のおちんちんの年齢は…14歳です…」
「うんうん。小学校の何年生だったっけ?」
「高等小学校の…2年生です…」
小学校じゃなくて高等小学校なのに。16歳の僕が高等小学校に通っている事だけでも
恥ずかしいのに、わざわざ小学校と言わなくても。
「おちんちんがようやく大きくなって、ピッカピカの1年生なら、まだ仕方ないけど、
もう2年生にもなっておもらしなんて」
本当の小学1年生か2年生のような言われ方をしてみじめな気持ちになる。こんな事を
妹に言われるだなんて。
「しかも、くっさい臭いをまき散らして、私の安眠を妨害するなんて」
「ごめんなさい…」
妹にこんな事を言われてしかられるなんて、本当にみじめだ。だけど、股間はまだ
湿った感触のまま。僕みたいな子は香純様にしかられて当然のように思えてくる。


5 名前:ftinfo:2014/10/09 01:08 ID:WJv1449Q

「いつまでもその服のままだと臭いから、さっさとその服を脱いで」
「は、はい…着替えてきます…」
着替えの服を探そうとタンスの方を向いたら。
「ここで脱げばいいじゃない」
「え?」
一瞬、香純様が何を言ってるのか分からなかった。
「ここで脱いで、とりあえず洗濯かごに入れておけばいいじゃない」
まだ湿っているパンツを、香純様の目の前で脱がなきゃいけないのか。
「え、あの、でも、脱いだ後は……朝食の準備とか…」
あまり関係のない言い訳をする。でも脱いだ後に何か着なきゃいけないのは確かだし。
「制服を着ればいいじゃない。すぐに学校に行くんだし」
「えっ…」
もちろん僕も、朝食の後は制服を着て高等小学校に行く。でも、電車通学をする
香純様と違って、僕はすぐ近所の高等小学校だ。香純様が出かけられた後も
まだ時間がある。いつもその間に着替えて、それから高等小学校に登校している。
だって高等小学校の制服は小学校の制服とほとんど同じで、僕の制服姿を香純様に
見られるのがすごく恥ずかしくて、だから香純様が出かけられた後に着替えるように
しているのだ。いつもなら僕が先に起きて朝食の準備をするから、こういう事を
言われる事がないのだけど、今日は僕の臭いのせいで香純様を先に起こしてしまって、
香純様はとっくに制服に着替えている。大人っぽい中学の制服を着た香純様の前で
小学生と同じ制服に着替えるなんてすごく嫌だけど、『制服に着替えればいい
じゃない』とすごく当たり前の事を香純様に言われて、他の服に着替えるわけにも
いかない。


6 名前:ftinfo:2014/10/11 00:20 ID:nFOPzNvw

「ほらケンゴ、その臭い服をさっさと脱げ。私、無駄に早く起きて機嫌が悪いから、
今度はその濡れた股間に蹴りをいれるぞ」
香純様が恐ろしい事をさらっと言うから怖くなった。急いで今着ている服を脱いだ。
股間の部分が濡れたジャージを脱いだら、パンツはさらにしっかりと濡れていた。
「へえ。ずいぶんとたくさん出たんだ」
香純様はちょっと感心したような顔で僕のパンツを見ている。ほめられたような気も
したけど、香純様はすぐに鼻をつまんだので、自分がすごく汚い子のように思えて、
それでまたショックを受ける。
「ほら、早く脱ぎなさい」
自分でも濡れたパンツは気持ち悪いから早く脱ぎたいけど、香純様が凝視していて
やりにくい。でも脱がないと怒られるから、仕方なくパンツを脱いで、下半身裸になる。
「あ、あの、これ、洗濯かごに…」
「どうせ着替えるんだから、上半身も脱げ」
「はい…」
そう言われて、あきらめて全裸になる。中学の制服を着た香純様の前に、全裸で立って
いるなんて、なんだか僕が高等じゃない小学校の1年生になっちゃったような気分に
なる。まだ拭いてないからおちんちんの先は湿らせたまま。みじめさでドキドキして
きて、おちんちんもなぜか大きくなってきた。
「あら、どうして大きくしてるの?私の前で裸になって、嬉しいの?」
「そ、そういう訳じゃ…」
でも自分でも良く分からない。もしかしたらかっこいい香純様の前で全裸を見て
もらえて、僕は嬉しいのかな、とか自分でも思ってしまう。
「でも朝は大きくなる事が多いから…」
適当な言い訳をしてみる。
「ああ、なんて言ったっけ。アサダチ?そういうのがあったわね」
「はい…」


7 名前:ftinfo:2014/10/11 00:21 ID:nFOPzNvw

「でもさ、落第して小学校に通ってる間は、ケンゴのおちんちんが周りの子よりも
小さくて、本当に成長するのか不安で心配してたんだけど」
ちんぽ落第をして、香純様と同じ学年で小学校に通っている間、女子に脱がされた事が
何度かあった。他の男子と一緒に脱がされて、一列に並ばされて比べられたんだけど、
確かに年下の同級生よりも小さくて恥ずかしかった。男子からも『やっぱりちんぽ落第
するようなちんぽだ』『おれらより下級生になるんじゃないか?』と言われた。
あの頃の気持ちを思い出してさらに気分が暗くなる。
「でも今はちゃんと高等小学校2年生にふさわしい大きさに育ったね。お医者さんの
診断は正しかったんだ」
確かに今は、クラスの中でも少し大きい方だ。小学生の時みたいにいじめられる事も
なくなって、普通の高等小学校2年生になった。でも本当は16歳なんだから、
ここまで成長してもやっぱり恥ずかしい。でも落第しないでそのまま進学していたら、
周りよりも2年分遅れたおちんちんで、周りからもっとひどい事を何年間も言われた
だろうな。そう思うと、お医者さんの診断が正しかった、というのは確かにそうかも。
落第させられて良かった、と思わなきゃいけないんだろうか。
「ケンゴのおちんちんがちゃんと成長していて、私も嬉しいかな」
香純様に喜んでもらえると、僕も嬉しい。
「でもおちんちんが2年生になっても、おもらしするのはマヌケよね」
またその話題に戻って、気持ちが暗くなる。
「濡れた服を持っていって、おちんちんを洗ってきなさい」
「はい…」
全裸のまま、濡れた服を手に持って廊下に出た。


8 名前:ftinfo:2014/10/11 15:07 ID:nFOPzNvw

濡れたおちんちんを洗い、よく拭いてから、部屋に戻ってきた。
「ケンゴ、まだ部屋に臭いがこもってるから、窓を開けて換気しなさい」
香純様に臭いの事をまた言われて、気分が落ち込む。パンツもはかずに
ぶらぶらさせながら、窓の方に向かい、窓を開けた。
「香純様、これでよろしいでしょうか?」
「今日は全然風が吹かないわね。そこにあるうちわで1分間ほど扇いで、
空気を入れ替えて」
「はい」
自分が漏らしたものの臭いのために、こんな事まで香純様に命令されて
やらされるなんてすごく屈辱に感じるけど、それでも家の中で、
見ているのが香純様だけなんだから、まだマシな方だ。
百回ほどうちわで扇いだ後。
「香純様、あの、このくらいで良いでしょうか?」
「うん、いいわ。それじゃ制服を着て、すぐに朝食の準備をしてちょうだい。
今日は無駄に早く起きたから、おなかすいちゃった」
「はい」
朝食の準備をしなければならないから、制服を着るのを恥ずかしがっている
ような暇はない。急いでタンスから取り出して、下着を着る。そしてカッター
シャツを着て、小学校の制服と全く同じ形の半ズボンをはく。大人っぽいブレザー
にネクタイの香純様は、僕を見て笑っているように見えて、胸が締め付けられる。
小学校の制服と全く同じ形の上着を着るのがすごく恥ずかしい。高等小学校の
制服は小学校の制服と形が全く同じだけど、色は少し明るい青色だから、
小学校の制服ではなくて高等小学校の制服だ、小学生より少し年上だというのは
見ればすぐに分かる。でもこの少し明るい青色は、近くにある菊野台幼稚園の
制服と同じ色だ。だから『色が違うから僕たちが上級生だ』という気持ちには
あまりならない。どちらかというと『幼稚園児と同じ色』と思ってしまう。
中学校の制服を着ている香純様にその姿を見られるのがすごくつらい。
それでも高等小学校の制服を着終えた。
「その制服、ケンゴに似合ってるじゃない。おちんちん年齢に相応よ」
落第してこの制服を着るのが似合ってる、そう言われて、すごくみじめだ。
「あの、それでは、朝食の準備をしてきます」


9 名前:ftinfo:2014/10/11 15:08 ID:nFOPzNvw

高等小学校の制服の上からエプロンをつけて、朝食の準備を始める。
朝食だからそんな難しい事はしない。ちんぽ落第をして以降、香純様の身の回りの
お世話は僕の仕事だから、もう慣れた。それに、小学生を2年長くやった分だけ、
小学校の家庭科の授業をたくさん受けたし、高等小学校でも調理実習はある。
香純様が食べてくださるものを、こうして僕が触っているだけで、嬉しくて
おちんちんも反応しちゃうし。でもおちんちんを触ってる暇はないけど。
自分の分も作り、香純様が座っているにテーブルに並べた。
「香純様、準備が整いました。お召し上がりください」
香純様に頭を下げた。
「ありがと」
制服姿の香純様にそう言ってもらって、また股間がキュンとした。僕も朝食を
食べるために椅子に座ろうとした。
「あ、ケンゴ。まだ座るな」
急に香純様がそう言った。
「え?なんでしょうか?」
「ケンゴはおもらしの罰として、朝食はおあずけ」
「おあずけって…」
「私が朝食を食べている間、ここに正座して待ってろ」
香純様が机の横を指さした。
「あ、あの、正座して、待つんですか?」
「私が食べてる間、お前は座っておもらしの反省をしてろ」
僕もおなかが空いているから早く食べたいのに。でも香純様に向かってそんな事を
言えるわけもないから。
「あ、あの、それだと、学校に行くのが遅れる…」
もっともらしい言い訳を言ってみる。
「ケンゴは学校が近いんだから、時間の余裕はあるだろ」
確かにそうだ。普通なら制服に着替えるだけの時間がある。
「で、でも、もう作っちゃったから…冷めちゃうし…」
「無駄に早起きさせられて、いつもよりおなかが空いてるから、これは私が食べる。
ケンゴは後で作って食べろ」
「えっと、あの…はい」
他に言い訳を思いつかなかった。


10 名前:ftinfo:2014/10/11 15:09 ID:nFOPzNvw

「ほら、さっさと座れ」
香純様が指さしたところに正座する。半ズボンだから床の冷たさを直接感じる。
僕が座ると、香純様が朝食を食べ始めた。僕もおなかが空いてるのに。
香純様がちらっと僕の方を見て、笑ったように見えた。小学生とほとんと同じ制服を
着て正座している僕は、やっぱり先生に叱られた小学生のように見えるんだろうか。
香純様に叱られたんだけど。おもらししたんだから、叱られて当たり前なのかも。
妹に叱られて正座させられても仕方ないのかも。そう考えてもやっぱり恥ずかしい。
恥ずかしくて視線を下に向けたら、香純様の足が見えた。ハイソックスの下の
ふくらはぎの形を見てドキンとした。ハイソックスとスカートの間に見えるひざを
見て、ドキドキして、気分が落ち着かなくなってくる。股間がピクピクっと動く。
ひざの上に置いていた手のひらを少し動かして、ズボンの上から指でおちんちんを
触ってしまう。
「こら、ケンゴ。どうしておちんちんを触ってるの?」
香純様の声が頭の上から聞こえてドキっとした。
「あ、あの、おちんちんが、ちょっと変な方向に動いて、座りにくかったから」
「ふーん。どうしておちんちんが変な方向に動いたの?」
「えっと、その…」
答えづらい事を聞かれてしまった。
「あ、私の足を見てたの?それでおちんちんが動いたの?」
「はい…そうです…」
素直に答えるしかない。
「そんなんだから、布団の中で触ってしまって、おもらししちゃったわけ?」
「はい…」
「へー。男の子ってマジで我慢できないんだ」
「あの…そうです…」
みじめだけど、香純様の目の前で触っていた以上、認めないわけにもいかない。
香純様は、僕の分として用意していたパンを手元に引き寄せて食べ始めた。
それを見たら余計におなかが空いてきた。余計にみじめな気分になる。


11 名前:ftinfo:2014/10/11 15:17 ID:nFOPzNvw

「じゃあ、昨日の夜は何でおちんちんが動いたの?」
「え、えっと、それは…」
「高等小学校に通ってても、小学校の女子とは一緒に遊ぶんだよね?」
「はい…」
「6年生くらいの女子に好きな子がいるとか?その子を思い出しておちんちんを
触ったの?」
「いや、別に、そういうわけじゃ…」
「じゃあ、私たちが小学生だった時に同級生だった女子とか?」
「えっと、その…」
香純様は面白がって言っている。どうしよう。
「まさか、ちんぽ落第する前に同級生だった女子、とか?年上好きなの?」
あまりに好き勝手を言われるのも我慢できない。
「あの、香純様の、寝間着姿を見て、それで…」
つい本当の事を言ってしまった。
「なーんだ。私か。私の足を見ておちんちんを触るくらいだからね。まあいいか。
ケンゴのおちんちんを誰に譲るかは私が決めるんだから、当分の間は私を見て
しごいてなさいね」
「はい…」
「あー、でも、2人分はちょっと多かったかな?」
香純様は半分食べかけのパンを見ながら言った。
「私、もう学校行くから、カバン持ってきて。残りはケンゴが食べて始末して」
「はい…」
香純様に言われて立ち上がる。ちょっとしびれた足で歩き、香純様のカバンを
取ってくる。香純様は歯を磨いて、髪をといて、そして玄関に向かった。
香純様にカバンを渡す。
「今日は体育祭の練習で遅くなるから」
「はい。香純様、いってらっしゃいませ」
「行ってくるわね」


12 名前:ftinfo:2014/10/11 15:29 ID:nFOPzNvw

香純様が出かけられた後。ドキドキしながらテーブルに戻った。
香純様の食べかけの朝食が、そのままテーブルの上にある。
香純様の歯型がついたパンを見てドキドキして、顔が熱くなってくる。
僕がこれを食べていいんだ。香純様が座っていた椅子に僕が座る。
中学校の大人びた制服の香純様が座っていた椅子に、小学生と同じ制服を着た僕が
座るのはちょっとみじめだけど、着替えてくる時間はない。そんな事をするよりも、
時間をかけて香純様の食べかけの朝食を食べさせていただく方がずっと大事だ。
香純様におもらしを叱られるような僕だから、小学生の制服でも仕方ない。
でも代わりに、こうして香純様の食べかけをいただけたんだから、小学校の制服でも
別にいいんだ。香純様の歯型のついたパンを食べるのはちょっと惜しい気もするけど、
いつまでも置いておけるものじゃないし。ドキドキしながら一口食べる。
おちんちんだけでなく、口の中まで気持ちよくなってきた。次に香純様の飲みかけの
コーヒーを一口。気持ち良すぎて、頭がくらくらしてくる。
ちんぽ落第で小学校に2年余計に通わされて、香純様と同じクラスにだった時に、
給食で『これ、おいしくないからケンゴが食べろ』と食べかけを食べさせられた事が
何度かあった。あの頃は香純様の食べかけを食べるなんて、すごく嫌だったのに。
おちんちんが成長して、高等小学校に通うようになってからは、香純様の食べかけを
食べるのがすごく嬉しくて気持ちいい。小学生の時からこのくらい楽しめれば
よかったのに、と思う。でも2年落第して、香純様と一緒にいられる時間が増えた事は、
今にして思えばすごく幸せな事だ。おちんちんの成長が遅れて、それをお医者さんに
気づいてもらえて、良かったのかな。だったら、香純様におもらしを叱られるくらい
我慢しなきゃ。いや、香純様に叱ってもらえる事を喜ばないといけないのかな。
さっきも正座させられて、香純様の足をじっくりと見られたし。思い出したら
おちんちんがさらに反応した。どうしよう。野菜でも食べて落ち着こう。
あ、これは香純様の食べかけ、香純様の歯型がついたのキュウリだ。
余計に興奮して、我慢しきれない。仕方ない。ティッシュを取ってこよう。


13 名前:ftinfo:2014/10/12 20:14 ID:XtPT/ok+

朝から色々と疲れる事をしてしまった。その分だけ余計に朝食を食べたけど。
香純様の食べ残しをおいしく頂いた後、さらにパンをもう一つ食べたり。
目玉焼きを焼いたりはしなかったし、制服はもう着替えてたし、かなり早起き
だったし、差し引きで普通よりも少し早く準備が終わった。
だからいつもより少し早く家を出た。香純様に怒られて頭を蹴られたり、正座を
させられたり、香純様の食べ残しを食べさせてもらったり、恥ずかしいのか
嬉しいのかよく分からない今朝の出来事を思い出してドキドキする。
大きな通りに出ると、時間が少し早い分、いつもとは少し違う歩行者の顔ぶれが違う。
いつもなら、小学校と高等小学校に向かう児童がほとんどだが、今は地元の中学校の
女子が多い。地元の中学校はそれほど離れているわけじゃないけど、やっぱり中学生は
少し早く登校しているんだ。だから高等小学校に通う僕は中学生の女子をあまり
見かけないのか。少し早く登校しているせいで、大人っぽい女子に囲まれて歩いて
いる事が、ちょっとドキドキする。でも本当は僕の方が年上なんだけど。香純様に
『ちんぽ年齢相応で似合ってる』と言われた制服が、また恥ずかしく思える。

通りには、他に高校生の女子もいる。男子も少なくはないけど、高校生か専門学校生か
よく分からない。年齢でいえば僕も今頃は高校生か専門学校生になっていたはずで、
あの男子の制服のどれかを着る事になってたんだろうけど。でも小学校でちんぽ落第を
して、香純様と同じ学年になってもう3年以上経つから、今の高校や専門学校の事情と
いうものをよく知らない。僕も小学生の時に『中学3年で難しい高校受験があって、
これに合格しないと高校生にはなれない』みたいな話をいろんな人からなんとなく
聞いてはいたけど、僕が小学校を卒業する前後になって新しい制度に変わったから、
僕よりも2つ上の学年の制度なんて良く分からない。僕が高等小学校を卒業する頃にも
変わるだろうし、僕には関係ないかな、なんて思えてしまって。
「おい、ケンゴじゃないか」
後ろから声をかけられた。聞き覚えのあるようなないような声だけど、しゃべり方は
どこかで聞いた覚えがある。振り返ってみると。


14 名前:ftinfo:2014/10/12 20:15 ID:XtPT/ok+

「やっぱケンゴだ。俺だよ俺、菊野台小学校で一緒だったカズフミだよ」
名前を言われて思い出した。ちんぽ落第するまでの6年間、小学校に登校する時に
いつも一緒だったカズフミだ。このしゃべり方はそうだ。
「おまえ、ちんぽ落第で一緒に中学生になれなかったのは知ってるけど、まだ小学生を
やってたのか。さすがにもう中学生だと思ってたんだが」
一番言われたくない事を、落第する前に同級生だった奴から言われてショックだ。
「僕は今、小学生じゃなくて『高等』小学校だよ。これは小学校の制服じゃなくて、
『高等』小学校の制服だよ」
『高等』に力を入れて話す。
「ああ、高等小学校っていうんだっけ。小学校の制服とは色が違うし」
この色が幼稚園の制服の色と同じだという事にカズフミは気づいてないようだから、
言わないでおこう。
「でも小学校の制服とほとんど同じに見えるし……ケンゴに意外と似合ってるし」
元同級生だった奴に言われると、落第した事を余分に実感させられてみじめだ。
「でも、高等小学校ってなんだったっけ?俺の一つ下の連中から、そういうのに
変わったって聞いた覚えはあるけど。俺らが菊野台中学校に通う最後の男子だ、
という話と関係あるんだっけ?」
「えっと、だから、カズフミたちは菊野台中学校に入学したけど、その次の学年から、
菊野台中学校に入学するのは女子だけで、男子は高等小学校に入学する事になって。
小学校のすぐ隣にあった専門学校の建物を改装して使ってるんだけど」
「ケンゴは、そのまた1つ下の学年に落第したんだっけ?」
「う、うん…」
「だから俺らの頃でいえば、今は中学2年だよな」
「まあ、そういう事に」
「それが『高等小学校2年』に変わっただけか。女子とは別の学校になって」
「う、うん。そういう事」
落第の事に触れられるとちょっとむっとするけど、でも高等小学校がどういうものかを
理解するために言ってるだけだから、文句を言えない。


15 名前:ftinfo:2014/10/12 20:16 ID:XtPT/ok+

「菊野台中学校は女子専用になって、男子は菊野台高等小学校、か」
「そういう事」
「それで、制服も小学校の制服の色違いに変わった。高等小学校だからか?」
「そ、そうだと思う…」
「それでお前が通う高等小学校はどこにあるんだ?あ、菊野台小学校の隣の建物だっけ」
「うん。間にあった壁を取り除いて、行き来は自由にできるけど」
「なんだ、じゃあ小学校と変わらないじゃないか」
「で、でも、高等小学校なんだし…」
「授業は学年ごとにやるだろうけど、それ以外は一緒にやったりしないのか?」
「全校集会とかは……小学1年生までと一緒…の時もある…かも」
「男子だけ3年間長く小学校に居残りさせられる、みたいなもんか?制服の色だけ
変えて」
「いや、その、なんていうか…」
違うと言いたいんだけど、どこがどう違うのか説明できなくて焦る。
「中学校の代わりに高等小学校に…」
「中3の歳まで小学校に通わされるのか。今の子供は大変だなあ。あ、男の子だけか」
3年ちょっと前まで同級生だった奴に『今の子供』扱いされて、なんか悔しい。
でもおちんちん年齢が14歳だし、おちんちんも16歳のカズフミと僕が同じ歳だ
なんて言えないわけで。


16 名前:ftinfo:2014/10/13 23:56 ID:Yzh90Z7c

「でも、中学校で女子と同じ授業を受けさせられるよりは、男子だけの授業をして
もらった方がいいかも」
「そ、そうかな?中学生になったら女子の勉強のペースについていけないっていう
話はよく聞くけど、それは小学校の時も同じだし。女子も含めた平均点だと、平均より
ずっと下だとか、先生に当てられて答えられずに女子に笑われるとか、そういうのは
確かに恥ずかしかったけど…」
ちんぽ落第の後にそういう事があったのを思い出した。授業で当てられて答えた時に、
クラスの女子全員に笑われた事を思い出した。もちろん香純様にも笑われた。
あの時はすごく恥ずかしかった。
「いや、そんなレベルじゃなくてさ。おまえは中学校で女子と一緒に勉強した事が
ないから知らないだろうけど」
ちょっとムカっとした。別に好き好んでおちんちんの成長が遅れたわけじゃないのに。
僕だって普通に小学校を卒業して、中学校に入学して中学校の制服を着たかったのに。
落第が決まった後でも、2年遅れで中学に入学して、中学校の制服が着れると思って
いたのに。でも高等小学校ができて、小学生と同じような制服を着るハメになって。
「も、もちろん、女子と同じ教室で授業を受けた事は、小学校までしかないけど、
香純様…妹が同じ学年で、時々勉強を教えてもらう事もあるから、女子がどのくらい
頭いいかは知ってる。僕が頭悪くて、よく笑われてるから。うん」
ムキになって答えたけど、恥ずかしい事を言ってしまったような気がしてきた。
「ああ、お前の妹って頭良かったよな。どこの中学に行ったんだ?」
「給川女子」
「給川女子に通ってる妹から教えてもらって、時々笑われるくらいならいいけどさ。
小学校の時に同じクラスだった普通の女子、むしろおれよりも成績が悪かった女子
からも、軽蔑されるんだぜ」
カズフミは、僕と同じクラスだった頃には男子の中では1番で、カズフミよりも
成績の悪い女子はそれなりにいた。何人かは顔も覚えている。


17 名前:ftinfo:2014/10/13 23:57 ID:Yzh90Z7c

「え、つまり、志多さんとか踏田さんとか…」
陰険な目つきをした女子のグループを思い出す。
「踏田さんが学年全体の女子最下位くらいで…今、高校で同じクラスなんだけど…」
カズフミが踏田さんと同じ程度だなんて。あのレベルの女子に軽蔑されるのは、
ちょっとつらいかも。僕だって、勉強ができずに落第したわけじゃないから、
2つも下の学年だと思っていた連中から『ちんぽ落第』と言ってバカにされるのが
悔しかった。女子は年下でも頭いい人も多いから仕方ないと思えなくもないけど、
男子からも言われたし。それをカズフミに言っても、余計にみじめになるだけだから
言わないけど。
「やっぱさ、男子は男子特有の授業があるだろ。体の発育を促すための授業が」
「う、うん、それは高等小学校でもあるけど…」
「俺らがおちんちん触ってる間に女子は勉強してるんだぜ。そんな女子と、おちんちん
を触って疲れた直後の俺らが、同じ教室で授業を受けるんだぜ」
「う、うん…で、でも、小学校の時も、男子は女子と比べて勉強しなかったし…なんて
いうか、授業中も落ち着きがなくて、授業以外でもまじめに話を聞かないっていうか。
おちんちん触って疲れた後というのは、ちょっと大変だけど…」
「それもあるけどさ、俺らがおちんちん触ってる間に、男子抜きでまじめに勉強を
していた女子って、なんか知的で色っぽい顔をしてて、見ていてドキドキしてくる
んだよ。今まで真剣に勉強をしていたって分かる雰囲気っていうか、臭いっていうか、
それに感じちゃうんだよ。男子の時間でおちんちんを触って疲れた後にそんな女子を
見ると、授業を受けてる場合じゃないんだよ」
高等小学校では、休み時間や先生の手伝いとして小学6年生の女子が時々来るけど、
授業中は基本的には男子だけだ。おちんちんを触った後の授業も男子だけだから、
疲れてはいても普通に授業を受けている。おちんちんを触った後に女子と一緒の教室
ってどんな雰囲気なんだろう。勉強に集中できないって話なんだから、あまりいい事
じゃないのだろうけど、ちんぽ落第のせいで僕には経験できなかったことが、
中学の制服を着る事以外にもたくさんあると知って、ちょっと気持ちが落ち込む。


18 名前:ftinfo:2014/10/13 23:58 ID:Yzh90Z7c

「それに比べたら、高等小学校は男子だけで、授業も男子に合わせた簡単なもの
なんだろ?高等小学校ってくらいだし。おれもちんぽ落第すればよかったかな。
2年落第は困るけど、1年だけ」
高等小学校で簡単な勉強しかしてないみたいに言われてまたムカっときた。
「高等小学校だって、勉強は忙しいよ。ちゃんと国語算数理科社会ってあるし…」
「算数?数学じゃないのか?」
「数学?なにそれ?小学校6年の算数よりもずっと難しい事をやってるし」
「うーんと、小学校の時からどの科目の時間が増えた感じだ?」
「男子の時間は別としても、うーん、国語と社会科と技術家庭科は増えたような。
学校だけでなくて、家でやった家事を先生に報告しろ、とか無茶を言うんだ。
国語は、小学校までの、本を読むような授業じゃないから、ちょっと戸惑ったけど」
「どう違うんだ?」
「『男の子の心構え』みたいな作文を書いて、小学校の女子の前で読まされたり。
逆に小中学校の女子のお話を聞いて感想を書いたり。そういうのが多くなった」
「へえ。やっぱり女子と一緒に受ける授業よりは簡単そうだな。家庭科とかは面倒
そうだけど」
「そ、そうなのか…」
中学校でどんな事をやってるのか、僕は知らないけど、やっぱり僕が通っているのは
『中学校』ではなく『高等小学校』なのかな。男子だから、おちんちんを触る時間と
女子よりも頭が悪い分だけ、女子よりも簡単にしてるんだろうか。ちんぽ落第で
進学が遅れたせいで、レベルの低い学校に行かされる事になったように感じて、
気分が落ち込んだ。
「でもちんぽ落第で高等小学校に通っていたら、高校には行けなかったかもしれないな」
「カズフミはどこの高校に行ったんだ?」
近所の高校の名前は知ってるけど、男子の制服を見てどこの高校か分かるほどの
知識はない。女子だったら分かるんだけど。
「西野川高校の普通科」
西野川高校ってあんまりいい噂を聞かないので一瞬返答に困ってしまったが。
「だ、男子で普通科ってすごくないか?」
「う、うん。男子は1年生の中で2人だけで。普通科以外には男子が結構いるから、
教室外では男子もよく見かけるけど」


19 名前:ftinfo:2014/10/13 23:59 ID:Yzh90Z7c

「クラスでは女子ばかりなんだよな?勉強は大変じゃないか?」
踏田さんと同じクラスって、別の意味で大変そうだが。
「まあ、大体同じくらいの学力の女子だから、男子の時間の分だけ大変だけど、
なんとかついていけるかな」
「カズフミが普通科かー。僕はカズフミほど頭良くないけど、落第したのはおちんちん
のせいで、小学校で2年長く勉強したから、カズフミくらいの高校に入りたいなー。
普通科は無理かもしれないけど、西野川でもいいかな。高校までカズフミの後輩に
なっちゃうのは恥ずかしい…かな?」
恥ずかしいといいながらも、中学校の制服を着れなかった分、高校に入学して、
今カズフミが着ている制服を着て、女子に混じっての授業を経験したいな、そんな
気持ちを抱いた。
「カズフミが高校の後輩か。おれが3年の時に1年として…」
「そ、そうなるけど…」
「あ、無理だわ」
「え、やっぱ西野川って難しいのか?」
西野川でいい評判は聞かないけど、それは女子の間の話で、やっぱり男子が入学する
のは難しいのか。
「俺と同じ学年だったら、ケンゴでも学科を選ばなければ合格したと思うんだが。
来年か再来年から制度が変わるって聞いたから」
そんな話、初めて聞いた。
「また変わるのか?」
「ケンゴの一つ上の学年から変わるように進んでるんじゃないか?」
「それでどうなるんだ?」
「中学校と高等小学校とでは授業の内容がかなり違うから、高等小学校卒のままでは
高校の授業を受ける上で必要な事を習ってない、だから高等小学校卒だけでは
高校を受験できないって」
「受験できない?」
「普通科以外は男子も入れる学校って感じだったけど、今の中学3年生、じゃなかった
高等小学校3年生は、中学校の女子と全然違う授業を受けてて、高校の授業に必要な
知識がない、とかなんとか」
え、そんなに違うのか?


20 名前:ftinfo:2014/10/14 00:00 ID:b6bhgiOY

「だから高等小学校を出ただけの男子は受験を認めずに、女子に合わせた難しい授業を
やろうって話」
話の内容にかなりあわてた。
「えっと、じゃあ、僕の一学年上の男子からは、もう高校は行けない?」
「男子向けに補習科を作って、それを卒業すれば受けられる、とか、女子の通う中学校
に入り直して卒業すれば、受験できるって」
全く入学できないわけではなさそうだが。
「じゃあ、高等小学校を卒業してすぐに高校に入学する事は出来ないのか」
「うん。だから俺のいるうちにケンゴが入学するのは無理だ」
僕は、中学生にもなれなかった上に、高校生にもなれないのか。
「それで1年か2年か男子が入学してこないから、その間に男子の制服を替えようって
話も出てたな。『どこの学校だか分からないダサい制服を、男子だからって
ほっとけない』とか誰かが言ってた」
どうしよう。僕が着たいと思っていた制服がどんどんなくなってしまう。元々は
僕が着れる制服だったのに、ちんぽ落第をしている間に着れなくなってしまった。
すごく悲しい。菊野台中学校は男子生徒がもういなくなって、男子制服もなくなって
いるから、卒業生のおさがりを着せてもらう以外に着る方法はない。
あ、卒業生と言えば目の前にひとりいる。カズフミも菊野台中学校の卒業生なんだ。
カズフミが制服を捨ててなければ、カズフミにお願いすれば、着せてもらえるかも。
でも、3年ちょっと前までは同級生だったカズフミに下級生みたいなお願いをする
のは恥ずかしい。でもその恥ずかしいお願いをしないと、もう未来永劫着れなくなる。
僕のおちんちん年齢は14歳なんだから、カズフミよりも2つ下なんだから、
年下ちんぽとして素直にお願いすれば……やっぱり恥ずかしい。みじめ過ぎる。
でも、どうしても着たいから。だから…


21 名前:名無しさん:2015/01/08 21:15 ID:F/VpezI+

カズフミに『中学校の時の制服をくれ』と言いたかったけど、元同級生のカズフミに
そんなお願いをするのはやっぱり気が引けてもじもじしていたら、カズフミは
「じゃ、また」
と言って学校に向かってしまった。一言を言い出せなかった事がすごく悔しい。
でもどこの高校に通っているか分かったし、登校の慌ただしい時間じゃなくて、
もう少しゆっくり話せる時にお願いしてみよう。『おさがりの制服を欲しい』とか
言ったらどう思われるか、すごく不安だけど。

少し早く出たからと言っても、僕もゆっくりしている訳にもいかない。
そう思って、高等小学校の方に向かって歩き出そうとした時。
「お、誰かと思ったら、ケンゴか」
聞きなれた声が聞こえた。3年生の古谷先輩だ。
「お、おはようございます。先輩」
3年生と言う事は、つまり僕より一つ年下だ。それでも学年は上だから、ついつい
かしこまってしまう。
「登校の時に会うなんて珍しいな」
「あ、あの、妹が朝早く目が覚めたからって起こされて、それでいつもより…」
香純様が目を覚ました原因はさすがに言えない。
「近い年の姉妹がいると大変だよなー。でもさ、あんな頭良くてきれいな妹を
近くで見ながらちんぽ触れるってのはいいよな。うちの姉ちゃんはかなり歳が離れて
いるから、そういうのをした事がなくて」
「は、はあ…」
それで妹に叱られて、それなのにまた触ってバカにされたんだけど、そんな事は
恥ずかしくて言えない。
「あ、これ、校門まで持ってくれ」
先輩がカバンを僕に渡した。カバン持ちをしろって事らしい。
「はい…」
本当は嫌だけど、仕方なく先輩のカバンを持つ。紺色の制服の小学生に混じって、
明るい青色の制服を着た僕たち高等小学校の児童も学校に向かって歩き出す。


22 名前:ftinfo:2015/01/08 21:21 ID:F/VpezI+

ちんぽ落第して2度目の5年生になってすぐの頃は、卒業こそ出来なかったけど、
6年生を最後までやった訳で、そんな僕から見て、1学年上になった先輩達も
それまでと変わらないくらいにガキに見えた。本当は中学生なのに小学5年生の
クラスにいなきゃいけない、というのが恥ずかしかった。当時は小学6年生だった
先輩達も、こないだまで上級生をやっていた僕には遠慮をしているようだった。

でも、先輩達が高等小学校に進学して、隣とはいえ別の建物に移って、顔を合わせる
機会が減り、それから1年経って、僕が高等小学校に進学して。
その時には、先輩たちはずっと成長していた。体も大きくなっていたし、話し方や態度も
ちょっと大人っぽく感じた。男子の時間の時に見たおちんちんも、1年生の僕たちよりも
ずっと大きかった。体だけじゃない。僕よりも先に高等小学校に進学して1年間過ごした
先輩たちは体以外の部分も成長していた。高等小学校では勉強の時間は減ったけど、
その分実技や男子の時間が増えた。小学校のすぐ隣にあるのに、授業の内容や雰囲気や、
やっぱりどことなく勝手が違う高等小学校に戸惑う新入生の僕たちから見ると、
そういう場に場馴れして落ち着いて、さらには楽しんでいる先輩達の態度が大人に見えた。
休み時間に廊下を闊歩する姿を見ただけでも、僕たち新入生には先輩達が大人に見えた。
同じ学年の子と同じように、新しい環境に不安を感じている僕は普通の新入生なんだ、
2年間余分に小学校を過ごした間の『本当は中学生だけど小学校に通っている』みたいな
感じではなくて、これからは本当の下級生になっちゃうんだ、そう思い知らされた。
お医者さんが言った通りに、体やおちんちんの成長は今の学年の子と同じ程度で、
体も心もこの学年に溶け込んでしまった感じ。
先輩達も、入学したてで戸惑っている僕を見て、普通の下級生のように思ったのか、
以前のような遠慮は全然なくなっていた。香純様が6年生の時に生徒会長になって、
卒業後には給川女子中に進学して、高等小学校の男子からもすごく尊敬されていたから、
その兄の僕は多少羨ましがられている気もするけど、それ以外は同じ学年の子と扱いに
違いはない。今だってこうしてカバンを持たされているし。


23 名前:ftinfo:2015/01/08 21:21 ID:F/VpezI+

「そういえばさっき、年上の人と話してたよな?あれ誰なんだ?」
カズフミと話していたのを、先輩は見ていたのか。
「えっと、その、僕が、ちんぽ落第する前まで、同級生だった人です」
「ああ、あの時の上級生の人か。あの制服は、高校生か?」
「はい。西野川らしいです」
「へー。あんな大人な人が、お前と同級生だったなんて信じられないな。傍から見たら、
少し歳の離れた兄弟なのかな、とか思うところだ」
「は、はあ…」
「ケンゴはなんでちんぽ落第したんだっけ?ちんぽって言うからちんぽの事なんだろうけど」
「えっと、お医者さんが『おちんちんの成長が遅い、2年くらい遅れるから、今のうちから
2年落第させた方が、恥ずかしい思いをせず、同じ成長レベルの子と一緒に学べる』
と言って、小学校に診断書を渡して、それで…」
同級生には小学校の間に何度も説明して、みんな知っているから、今はもう言う必要はない
のだけど、上級生は知らないか、聞いた事があっても忘れているだろう。時々こうして
説明するけど、やっぱりみじめな気分になる。
「ああ、確かにちんぽはお前の同級生と変わらないな。体つきも、俺らよりも年上だとは
思えないし。そのお医者さんの言った事は正しかったんだ。落第して良かったじゃないか」
「は、はい…」
自覚してはいるんだけど、人から言われると余計にみじめだ。
「で、昔同級生だった高校生と、何を話してたんだ?『まだ小学生やってるのか?』とか
聞かれたのか?」
「はい…そう言われました」
「俺も親戚に時々言われるんだよな、それ」
先輩の場合は、中学校から高等小学校に変わったっていう話だけど、僕の場合はそれに
落第が加わってるから、恥ずかしさが全然違うんだけど、それを言うと余計にみじめに
なるから言わない。


24 名前:ftinfo:2015/01/08 21:24 ID:F/VpezI+

「他には何を話したんだ?昔話か?」
「えっと、あの人は普通科に進学したそうなんですけど」
「へえ、すげえな」
「女子ばかりの教室で勉強するのは大変だって話とか」
「おれら、ちんぽが成長してから、女子と一緒の教室で勉強した事ないからよく分からない
けど、なんか大変そうだな」
「僕たち高等小学校に通っている児童は、高等小学校を卒業しただけじゃ、高校を受験も
できないって話とか」
「ああ、そう話らしいな」
「あ、知ってらっしゃったんですか?」
「進路の授業とかで、1年の時から聞かされてたような」
「あ、あの、僕、そういう話は聞いてませんけど」
「あれ?2年生の時だったっけ?」
やっぱり上級生だから知ってるんだ。
「まあ、おれは専門学校のつもりでいるけど。でも姉ちゃんが『来年から忙しいから、
私の手伝いでもさせよっかな』とか言ってるから、どうなるか分かんないけど」
先輩はもう3年生、卒業まで1年もないんだから、進路を決めなきゃいけないんだよな。
だから知ってて同然か。自分が1学年下だって事を痛感させられた。
そもそも、先輩達は高等小学校に入学する事になった最初の学年で、よく分からない学校に
入れさせられて、初めての事ばかりやらされて。そんな先輩達を、なんとなく立派に
感じてしまう。年上の僕がその人達よりも下の学年に入れられて、先輩達の後から
高等小学校に入学して、いろんな事を教えてもらっている事が、何よりも恥ずかしい。
そんな先輩達を尊敬してしまう自分がみじめに思える。だから先輩達には、高校生や
大人に話すよりもかしこまった話し方をしてしまう。本当は年上の僕が、必要以上に
下級生らしく振舞って、こうしてカバンを喜んで受け取ってしまう。そんな自分がみじめだ。


25 名前:ftinfo:2015/01/09 23:33 ID:WLnIzyJg

そんな事を話しながら歩いていたら。
「おい、カバンよこせ」
古谷先輩が慌てた声で言うので、僕が持つ二つのカバンのどっちが自分の物でどっちが
先輩の物か思い出すのに1秒かけて、先輩のカバンを差し出したら、先輩は慌てて
それをつかんで急いで歩き始めた。
道の先を見ると、もう小学校の校門が見えていた。たくさんの小学生と、それよりは
少ない人数の高等小学校の男子が校門へと入っていくのだが、その前に全員が大きく
礼儀正しい声であいさつをしていた。よく見ると校門に女子が数人立っていた。
児童会のようだ。そういえば「あいさつ週間」が始まってて、だから児童会が校門の前に
立って、みんながあいさつするように促しているんだ。
いかにも小学校って感じの行事に、16歳の僕が付き合わされるなんて苦痛だけど、
そんな事を言っても僕は体も頭の中も高等小学校の2年生なんだから仕方ない。
でも僕の隣にいる古谷先輩は嬉しそうに校門へと急いでいる。古谷先輩は、児童会長の
石橋さんが好きなのだ。だからあいさつと言う口実で話しかける理由が出来るのが
嬉しくて仕方ないのだ。
「お、おはようございます。会長」
しっかりと頭を下げてあいさつする。僕も同じように深く頭を下げる。
「おはようございます」
僕たちおちんちんが成長が始まった男子は、女子よりも成長が遅くて、小学生の女子よりも
劣っているんだ、と授業で何度も言われていて、言葉遣いに気を付けるように厳しく
言われている。だから男子の上級生以上に尊敬の気持ちを持って、丁寧にあいさつをする。
「おはよう。コウジくん、ケンゴくん」
児童会長の石橋さんは小学6年生なのだが、僕たち高等小学校の児童には下級生相手の
ように話しかけてくる。他の小学生にこんな話され方をしたらちょっと腹が立つけど、
児童会長は別だ。大人びて見えてくる6年生の中でも、特に大人っぽい。しかも、僕たち
高等小学校の児童全員の名前と顔を覚えてて、必ず名前で話しかけてくれる。
児童会長と言うよりも先生のように思えてしまうけど、歳が近くて親しみやすい感じがして、
高等小学校の児童の間ではすごく人気がある。どのくらい人気があるかというと。


26 名前:ftinfo:2015/01/09 23:34 ID:WLnIzyJg

「二人とも元気そうだね。男子の時間も元気にやれそう?」
「は、はい。今日も会長の事を考えながら過ごしたいと思います!」
「あら、嬉しいな。今日は先生のお手伝いで、男子の時間にお邪魔するかも」
「お、お顔を拝見しながら、触っていいんですか?!」
「ええ、いいわよ」
こんな会話をしてしまうほどの人気なのだ。
「ケンゴくんも、私を見ながら触るの?」
「え、その…」
香純様にあんな事を言われた直後だから、小学生を見ながらそんな事をするのが悪い事の
ように思えてくる。
「ああ、ケンゴくんは堀場先輩と言う立派なお姉さん、じゃなかった妹がいるから、
小学生の私じゃ抜けないかな?」
少し大人びて柔らかそうなほっぺと唇をすぐ目の前まで近づけてそんな事を言われると、
ドキドキしておちんちんも反応してしまい、今すぐ触りたくなってしまう。
「いえ、そんな事はありません。あの、妹の事を考えながらやる事が多いですけど、
会長が来られるのなら、会長のお顔で感じたいと、思います」
香純様ごめんなさい、でも今日は、こういう事情なので。
「堀場先輩を差し置いて、私で抜いてくれるんだ。これは児童会長の役得かな」
「よし、ケンゴ、今日は一緒に会長の事を思いながら、触るぞ!」
「は、はい」
成長した男子としての経験は、3年生に比べれば僕の方が浅いから、こういう時にも
自分が下級生になった事を自覚させられてしまう。
「じゃあ、今日も1日、元気に過ごしてね」
「ありがとうございます、会長」
児童会長の声に送られて、古谷先輩と高等小学校の校舎に入った。


27 名前:ftinfo:2015/01/11 00:01 ID:fmPwdzwg

高等小学校の校舎に入って、3年生の古谷先輩は3階、2年生の僕は2階の教室に向かう。
階段を2階まで登ったところで先輩と分かれる。
「じゃ、また後でな」
「はい、失礼します」
体が大きくて大人っぽい3年生が3階に向かう中、僕は2階で階段から離れる。
年下の人達より下の学年の教室に向かうのがみじめだけど、それはこの育ちの悪い
おちんちんのせいで。このおちんちんと体つきのままでは、3年生の中に混じっても
余計にみじめなだけだ。本当は僕の方が歳上なのに、どんなに頑張っても上級生どころか
同級生にもなれないなんて。同じくらいの体つきの2年生に混じって教室に向かいながら
そんな事を考えていたら。
「ケンゴくん、おはよう。今日はいつもより早いね」
6年生の菊池さつきさんだ。まだ朝早いから、高等小学校の廊下には6年生の女子が
たくさんいる。菊池さんは、児童会長と違って小柄で痩せているんだけど、それでも
ちょっとかっこよくて、こうして話しかけてもらえると嬉しくてドキドキする。
「おはようございます。妹が早く目覚められて、それで僕も起こされまして」
「へえ。でも一緒に早起きだなんて、いい事じゃない」
「は、はあ…」
香純様が目を覚ましてしまった理由があまりいい事じゃないんだけど、言わないでおこう。
「でもお昼に寝ちゃうかもね」
菊池さんに軽く肩を叩かれた。菊池さんに体を触ってもらって嬉しい。
「あれ?ズボンがちょっと膨らんでるよ?」
しまった。菊池さんの事でドキドキしてたら、こんなに大きくなっていた。
「これって、私のせい?」
どう答えたらいいんだろう。
「えっと、その、せいっていうか、菊池さんのおかげって言うか」
「あ、私のおかげで大きくなったのね。嬉しい?気持ちいい?」
「はい。すごく」
「なら良かった。うん。じゃあ私は3階もちょっと覗いてくるから」
菊池さんはそういうと、3年生に混じって階段を登って行った。


28 名前:ftinfo:2015/01/11 00:03 ID:fmPwdzwg

その後、自分の教室に入ろうとすると、
「ケーンゴくん、おーはーよー」
と、5人同時に声をかけられた。5年生の女子が5人、廊下に並んでいた。
高等と付いても、やっぱりここは小学校の一部なんだ、と改めて思った。
「おはようございます」
5人の方を向き、お辞儀をして挨拶をしてから、教室に入った。
さっき僕に声をかけた5年生の女子の一人が、廊下から窓に頭を突っ込んで、
教室の中にいる男子と話し始めた。
「ねえねえトシオ、今日は放課後、何も用事ないでしょ?」
「はい。ありません」
同じクラスのトシオくんの声がした。話しているのはトシオくんの妹だろう。
「私は美化委員の仕事があるの。ちょっと手伝って」
「え、手伝うんですか?小学校の美化委員の仕事を…」
「嫌なの?いいじゃんいいじゃん、どうせトシオは暇なんでしょ?」
「別に千明様のお手伝いをするのが嫌って訳じゃないんですけど、でも小学校の
委員会の仕事を、高等小学校の僕が手伝うのって、なんていうのか、いいのかなって」
「いいんだよー。高等小学校なんて小学校の一部じゃん」
「そうかもしれないですけど…」
「ケンゴくんなんて、妹と同じ学年に落第してまで妹の手伝いをしたんだよ。
トシオは落第しないで放課後だけの手伝いなんだから、ずっと楽じゃん」
僕を引き合いに出されてしまった。
「分かりました、千明様…」
トシオくんも、妹に呼び捨てにされて、学校での仕事を手伝わされて。
トシオくんはおちんちんが年相応に成長しているから落第こそしてないけど、
3歳年下の妹を様付けで呼ばなきゃならないから、大変そう。
「あ、ケンゴくんも暇なら一緒に来てくれる?トシオと一緒にうちらの教室に来なよ」
なんだか誘われてしまった。
「ごめんなさい。妹の中学校で体育祭の練習が始まるそうなので、疲れて帰ってくる
妹のために色々準備をしたいんです」
「ああ、あの立派な先輩のお世話があるんだ。じゃあ仕方ないよね」


29 名前:ftinfo:2015/01/24 16:03 ID:BfOzuQ+k

1時間目の裁縫、2時間目の算数の後は、男子の時間だ。
曜日によって違うけど、同じ学年全員が同じ部屋で男子の時間をやる曜日と、
縦割り、つまり他の学年の人と一緒にやる曜日がある。今日は縦割りの日だ。
つまり今日は、3年生や1年生と一緒に男子の時間を過ごす。
去年は上級生と一緒にやるのが本当に辛かった。高等小学校の中で一番年上なのに、
1年生相応のおちんちんを上級生に晒さなきゃいけなかったから。
今朝の古谷先輩のように『あれじゃ落第して当然』みたいな事を目の前で何度も
言われた。今もそれは変わらないけど、今は下級生がいるから、そこまでみじめ
じゃない、と思う。たぶん。でも僕が落第させられてすぐの時、1つ下の学年の子は
小学4年生だったけど、今じゃ高等小学校1年生で、僕に比べたら子供っぽいけど
立派なおちんちんに育っている。3年生に比べたら、僕のおちんちんはまだ子供で。
今年ようやく3学年揃ったこの高等小学校の全校児童の中でやっぱり一番年上の僕が、
ごく普通の高等小学校の児童だというのを思い知らされる時間だから、やっぱり
みじめか。

まだ少し肌寒いので下半身だけ脱いで、男子の時間の部屋に入って椅子に座る。
すぐに古谷先輩がやってきて、僕の右隣に座る。学年ごとに固まって座る事が
ないように、席が決まっているのだ。
「おう、なんか前より大きくなってないか?」
男子の時間の部屋には、椅子だけで机がない。丸見えだ。
「先輩もずいぶんと大きくなってませんか?」
「だって今日は石橋さんが来るそうだし。お前もそうなのか?」
「え?え、まあ」
1回目の小学6年生の時まで下級生だった人よりも下の学年になり、学年相応の
子供っぽいおちんちんを見られながら、こんな会話をするなんて、やっぱり嫌だ。
でもおちんちんの育ちの遅れは取り戻せないし。左隣の1年生のおちんちんを見て、
この子よりは大きいんだと自分を納得させる。


30 名前:ftinfo:2015/01/24 17:05 ID:BfOzuQ+k

「はーい、みなさん、早く席についてください」
児童会長の石橋さんと、副会長の林田さんが教室に入ってきた。でも先生はいない。
「今日は津田先生が急用で来られないそうなので、私たちが男子の時間を監督します。
では日直さん、お願いね」
「は、はい」
3年生の日直さんの戸惑った声が聞こえた。
「起立」
教室の中の全員が立ち上がる。
「気をつけ、礼」
「お願いしまーす」
先生ではなくて小学6年生の二人に頭を下げた。ちょっと胸がドキンとする。
でも児童会長と副会長だし。この二人になら。
「着席」
礼をしただけでドキドキしてきて、早く触りたくなった。
「えーと、それじゃあ、今日の朗読係は」
石橋さんは周りを見回した。最前列の席の人が何か言っている。
「え?特に決まってない?津田先生は適当に当てている?そうなの?じゃあ私が
当てればいいんだ」
最初はどうしていいのか分からなくて困っている様子だったけど、自分が好きに
当てていいという事が分かって、ちょっと嬉しそう。
「じゃあ、3年の古谷くん」
「は、はい」
石橋さんに当てられて、隣の古谷先輩が勢いよく立ち上がった。既にかなり
大きくなっているおちんちんが大きく揺れた。
「教科書の、10ページのまとめの部分を読んで」
「は、はい」
男子の時間用の薄っぺらい教科書を椅子の横から取り、開いた。


31 名前:ftinfo:2015/01/24 17:07 ID:BfOzuQ+k

「僕たち男の子が将来果たすべき一番大切な役割は、子供が欲しいと思った女性に、
元気な精子を差し上げる事です。元気な子供を育む大切な種は、僕たち男の子にしか
作れません。女性の方々が、自分の子供を育てる上で必要となる精子を、
僕たちのおちんちんから選び取ってくださるその日のために、まだ未熟な僕たちは、
ここ高等小学校の男子の時間を通して、立派な精子を作り出せる睾丸とおちんちんを
育てなければなりません。
また、僕たちのおちんちんを選び取ってくださる女性を尊敬し信頼し従う心も、
僕たち男の子にとって大切なものです。女性を尊敬する気持ちを高める事は、
元気なおちんちんを育てる上でとても重要です。この男子の時間では、
立派で尊敬できる女性を心に描き、その方への思いを高めて全身で心地よさを
感じる事で、より元気で女性の方のお役に立てるおちんちんを育てる事が
とても大切です」
「はい、ありがとう。今読んでもらった事をしっかりと意識して、今日も男の子の
大切な務めを果たしてください。では各自始めてください」

石橋さんがそういうと、座りやすい姿勢になるためにみんなが椅子を動かして、
少し騒がしくなった。石橋さん達は男子が座る席の間を通り、みんなの様子を
見回っている。石橋さんは僕たちの前で立ち止まって、古谷先輩に話しかけた。
「コウジくん。さっき教科書を読んでもらったけど」
既にこすり始めていた古谷先輩はびっくりして、握りしめたまま背筋を伸ばした。
「は、はい!」
「『立派で尊敬できる女性』をちゃんと思い描いている?」
「は、はい、もちろんです!」
「だれを?」
「会長です!」
「本当に尊敬してる?」
「も、もちろんです!」
「ありがとう」
石橋さんは嬉しそうに答えて、次に僕の方を見た。


32 名前:ftinfo:2015/01/24 17:09 ID:BfOzuQ+k

「ケンゴくんの『立派で尊敬できる女性』って、やっぱり堀場先輩?」
そんな事を聞かれても困ってしまう。
「あ、あの、もちろん妹の事をとても尊敬してますけど、今日は、会長の事を
思い浮かべながら、触ろうかなって…」
「私の事、本当に尊敬してるの?」
「は、はい。この小学校の中では、一番です」
「小学校の中で一番、か。でも今日尊敬する女性として思い描くのは、堀場先輩
じゃなくて私なんだよね?」
「は、はい」
「じゃあ、家に帰ったら、今日は私の事を考えておちんちんを触ったって、
堀場先輩に報告してくれない?」
石橋さんが無茶な事を言い出した。
「え、えっと、それはちょっと…」
「えー、尊敬してるんでしょ?そのくらい言いなさいよ」
「だって、香純様に、怒られる…」
「私で抜くと怒られるの?」
「怒られるっていうか、その、小学生で抜いてるってバカにされるっていうか…」
自分で何を言っているのか分からない。
「私の事を尊敬しているのなら、私の事で怒られなさいよ。ね?」
「は、はあ…」
もうなんだか良く分からない。でも僕に無理強いをする意地悪な石橋さんの顔を
近くで見ていたら、すごく感じてきた。
「あ、あの、会長!」
古谷先輩が石橋さんに声をかけた。
「なに?コウジくん」
「あ、あの、もうすぐ出そうなので、その、僕の事を見ていてくださると、その、
会長への尊敬と敬愛の気持ちが、その、すごく高まると…」
「うん。見ているから、早く出しちゃいなさい」
「はい。…………すごく、気持ちよかったです…」
「そんなに私の事を尊敬してくれて、私も嬉しいわ」


33 名前:ftinfo:2015/01/24 22:43 ID:BfOzuQ+k

児童会長と副会長の二人で教室を回り、二人がほぼ全員に話しかけた後、
教卓に戻った。
「全員終わったようですね」
男子の時間が終わるにはまだちょっと早いけど、今日は先生が来なかったから、
少し早く終わるのかもしれない。石橋さんをすぐ目の前にして、すごく興奮して
出したから、すごく疲れていてしばらくはこの教室で座っているだろうけど。
と思った時。
「今日は先生がおられないので、少し楽しい事をしましょう」
石橋さんが変な事を言い出した。
「児童会長の私、石橋文香と、こちら副会長の林田久美さん。どちらを尊敬して
いますか?」
急にそんな事を言い出したので、男子がざわざわし始めた。
「私を尊敬するという人は、教室の真ん中よりこちら側に、林田さんを尊敬する
という人は、反対側に移動してください」
みんな顔を見合わせて、困ったという顔をしている。
でも前に立っている二人はニコニコして僕たちを見ている。
「あ、どっちも好きじゃないなー、という人は、奥のあの辺りの席に座ってくださいね」
どうしていいのか分からないけど、前の二人がニコニコしながらも『早くしろ』
って顔をしている、ような気がした。その時、隣の古谷先輩が立ち上がった。
古谷先輩は間違いなく石橋さんを選ぶだろう。僕も結局石橋さんを見て出したんだし、
石橋さんって事になるんだろうな。古谷先輩に少し遅れて立ち上がった。
ほぼ同時に、僕の周りも数人も立ち上がった。石橋さんの側に向かう古谷先輩の後ろに
ついて、僕も石橋さんの側に移動した。他の人も次々と立ち上がって、教室の右側に
行ったり左側に行ったり。大体の児童が動き終わって、落ち着いたかな、という時に。
3年生が右にも左にも奥にも行かず、真ん中に立って石橋さんに話しかけた。
「あ、あの、僕は、お二人とも尊敬しているんですけど…」
教室に笑いが起きた。
「そんなのずるいぞー」
「そんなの言ったら俺だってー」
石橋さんと林田さんも笑っている。
「みんながああ言ってるから、どちらか選びなさい」
「はい、分かりました…」
しばらく迷った後、石橋さんの側に移動した。


34 名前:ftinfo:2015/01/24 22:52 ID:BfOzuQ+k

「意外ときれいに半々になったわね」
教室を見回して、石橋さんが言った。確かにほぼ同じ人数だ。
「こういうのに肩書は関係ないんだー。まあいいか」
石橋さんは少し苦笑して。
「それじゃ、みんなに質問。どうして林田さんじゃなくて私の方を尊敬する人に
選んだのか。こっちのみんなは、どうして私じゃなくて林田さんを尊敬する人に
選んだのか。その理由を挙げてください」
そんな事を急に聞かれても、どう答えていいか分からない。
「そうだなぁ。やっぱり3年生がまず答えるべきだよね。古谷くん。読んでもらった
教科書の中の『立派で尊敬できる女性』として私を思い浮かべたそうだけど、
それはどうしてかな?」
古谷先輩が当てられて、立ち上がった。いつも石橋さん好きがあからさまに分かる
古谷先輩だが、改めて問われて、どう答えるんだろう?
「あ、あの、会長は、小学校の全校児童だけでなく、僕たち年上の高等小学校にも
平等に優しく接してくれて、児童会の会長なのに、とても話しかけやすく、
近づきやすく、そんな親しみやすい会長は、いつでも僕の心に浮かんできて、
とても安らかな気持ちでおちんちんの気持ちよさを感じる事が出来ます。
まだ小学生の会長が、いつも僕たちを近くで見守ってくれている、そんな安心感が、
会長を尊敬する気持ちにつながっていると思います」
なんだか結構立派な事を言っている。こんな事、僕には思いつかない。
やっぱり古谷先輩は上級生で、おちんちんが大きくなってからの経験が豊富なんだ。
自分が落第した事を実感して、また恥ずかしくなる。

「じゃあ、私を尊敬しているというあなた達は、どうして私の事を尊敬しているんですか?」
林田さんが自分の側の児童に尋ねた。
「まず吉井くん」
「は、はい」
あちらもまず3年生が当てられた。


35 名前:ftinfo:2015/01/24 22:53 ID:BfOzuQ+k

「副会長は、割と厳しい口調で僕たちの悪い事を指摘してくださいます。年下の小学生に
厳しい言葉で怒られるのは、もちろん辛い部分もありますが、小学生とはいえ女性の一人
として僕たちの劣った点を正そうと考えておられる気持ちをとても感じ、女性としての
義務を果たそうと頑張っておられる姿を見ると、少し厳しいけど知的で威厳のある態度は、
女性としての美しさを感じて、僕たちの心とおちんちんに心地よさを与えてくれます。
年下とはいえ女性に厳しく指導していただけると、その思いが伝わってきて、男の子に
とって生まれて良かった、というおちんちんの気持ちよさを感じます」
あちらの先輩もとても立派な事を言っている。確かにそうだ、と思う部分が多くて
感心するけど、この中で一番年上の僕としてはやっぱりショックだ。

「じゃあ2年生にも聞いてみようかな。堀場くん」
僕が当てられた。どうしよう。古谷先輩みたいな言葉は思いつかない。かといって、
『古谷先輩と同じです』じゃみじめ過ぎるし、1年生にも示しがつかない。
僕の場合は香純様への思いがあるから、またちょっと違うんだけど。
あ、石橋さんに何度も香純様の事を言われたから、ここで香純様の事を出しても
怒られないかな?
「あ、あの、僕の場合は、妹の香純様が身近におられて、香純様を尊敬する気持ちが
強いんですけど、香純様は年下といっても、僕がおちんちん落第したせいで同学年に
なって、もう年上の女性同然で、いつも叱られてばかりで、なんていうか、
大人に対する尊敬というか、さきほど吉井先輩がおっしゃったような、僕の事を
厳しく管理してくださる事への感謝の気持ちというか、そういう気持ちです。
でも会長に対する尊敬は、あの、古谷先輩がおっしゃられたような、
気軽に話しかける事が出来て、僕たちの事を見守ってくださって、そんな親しみを
感じる優しさにおちんちんが心地よく感じます」
結局、一番大切な部分は先輩達の言葉を引用しただけじゃないか。年下の上級生の
答えをそのまま真似するなんて、ダメ下級生の典型だ。年上の僕がダメ下級生だなんて。
「なるほど、身近にいる妹とは違う女性への魅力を感じるって事ね」
「あ、はい、そうです」
しまった。一番大事な事を言い忘れて、それを小学生に補ってもらった。恥ずかしい。

36 名前:ftinfo:2015/05/02 23:21 ID:25Y917Zc

「はい。これで今日の授業は終わりです」
「起立。気を付け。礼」
「先生さようなら、みなさんさようなら」
「はい。さようなら」

ふう。これで今日も終わりだ。今日は香純様の帰りが遅くなるんだったっけ。
体育祭の練習とおっしゃっていたから、香純様が帰ってきたらすぐにお風呂に
入れるよう準備しなきゃいけないけど、それでも時間の余裕はあるか。
いつもより多めにおちんちん休憩が出来そうで、ちょっとワクワク。
「ケンゴくん」
先生が僕に声をかけて来た。
「なんでしょうか?先生」
「すぐに帰るの?」
「はい。そのつもりですけど」
「それじゃ、校門に向かう途中で、ちょっと児童会室に寄ってくれない?部屋に
これを届けに行って欲しいの」
先生がノートを1冊、僕に手渡した。『男子の時間 実施記録』と書いてある。
「今日のこのクラスの男子の時間は、児童会長と副会長が面倒を見てくれたよね?」
「はい」
「その二人に、この実施記録を記入してもらわないといけないの。明日は明日の
記録があるから、今日中に渡さないといけないんだけど」
「渡すだけでいいんですか?」
「そう。渡し終わったらそのまま帰っていいわ。お願いできる?」
「はい」


37 名前:ftinfo:2015/05/02 23:23 ID:25Y917Zc

自分のカバンと渡されたノートを持ち、高等小学校の校舎を出て校門に向かった。
そして校門の外には出ず、向かいにある小学校の校舎へと向かう。下校する小学校
低学年の子とは反対向きに歩くのがちょっと恥ずかしいけど、先生に頼まれた用事が
あるんだから全然問題ないんだ。うん。小学校の校舎に入ると、下駄箱の上に手を
伸ばす。僕は小学校の児童ではないので僕の下駄箱はないが、小学校高学年用の
下駄箱の上に余った上履きがいくつか置いてあって、高等小学校の児童が小学校の
校舎に入る時にはそれを使う事になっている。適当に手探りで取った上履きを
見ると、それは僕が二度目の小学6年生の時に使っていた上履きだった。
自分の上履きをはいて小学校の校舎に入るなんて、僕がまだ小学生みたいでなんだか
嫌なんだけど、同じ汚れた上履きの中では他人のよりマシに思えて、やっぱり
自分のをはいてしまう。
1階の廊下を歩いていると、廊下にいる低学年の女が僕の方を見ている。色違いの
制服を着た、6年生よりも大きな男子が歩いてるんだから、嫌でも目立ってしまう。
「こんにちわー」
1年生か2年生くらいの女子があいさつをしてきた。そうだ、「あいさつ週間」
だった。
「こ、こんにちわ」
僕があいさつを返したら、満足したような顔でどこかに走って行った。低学年だと、
女子でも僕ら高等小学校の児童を一応上級生扱いしてくれる。4年生辺りになると、
始業前の5年生みたいに「ケーンゴくん、おーはーよー」とか言う子も出てくる。
そういう点では低学年がたくさんいる場所は気が楽だけど、本当は16歳の僕が
色違いとはいえ同じ制服を着て、こんな小さな子と一緒にいるのは恥ずかしい。


38 名前:ftinfo:2015/05/02 23:33 ID:25Y917Zc

クラスの教室がある校舎から隣の校舎に移ると児童は少なくなる。理科室や家庭科室
や大きな地球儀が置いてある倉庫がある校舎だから、そういう授業がないと児童は
こっちまで来ない。そういう授業の最中なら児童は教室の中だ。そういえば高学年
の子をほとんどみないけど、まだ授業中なんだろうか。授業中の小学校の廊下を
歩くのはちょっと緊張する。そもそも僕は高等小学校の生徒、落第してなければ
とっくに中学校を卒業して、カズフミのように高校生になっててもおかしくない歳
なのに、色違いの制服を着て授業中の小学校の廊下を歩いているなんて、自分が
変な事をしているような気がしてくる。小学校の先生に呼び止められるんじゃ
ないだろうか。そんな事を考えてビクビクするけど、小学校の先生はみんな僕の事を
知ってるか。すぐ隣の高等小学校の児童だし、ちんぽ落第で有名だし。
でも、授業中の先生に「そんな所で何してる!中で授業を受けろ!」と言われて、
小学生の授業に引きずり込まれるかもしれない。それはありそうで嫌だ。

でもそういう事は起きずに、一番上の階まで上がった。最上階でまともに使っている
部屋は児童会室しかない。だから先生に呼び止められる心配はなくなったけど、
それでもさっきよりも緊張してしまう。だって児童会室しかないんだから。
マジメな児童会長と副会長とその他生徒会に関係するマジメな子以外は近づいちゃ
いけないような雰囲気があって、僕なんかがここまで来ていいんだろうか、
なんて思ってしまう。2回目の小学6年生の時には香純様と一緒に何度も来た事が
あるけど、それは香純様に付き添ってきただけであって、僕だけでここに来るのは
やっぱりいけない事のように思えてしまう。そもそもこの僕は小学校の児童じゃない
んだから、小学校の児童会に近づく方がおかしいわけで。先生に頼まれて来たんでは
あるけど、でもやっぱり……小学生よりずっと年上の僕が、児童会室に入るのに、
まるで上級生の教室に入る時のように緊張している。なんでだろう。


137KB
新着レスの表示

掲示板へ戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: メール: