志木第九の会
■ Topics 第9回定期演奏会(02.9.29) から
会報 Freude No.132 より
今回は舞台の上ではなく、受付のスタッフとして参加させていた だきました。歌を歌うだけの立場ではなく、違った側面から演奏会を見ることができました。開場30分前から既にお客様は長蛇の列で、本当にありがたいなぁと思います。 事務局の方はもちろん、多くの方々に支えられて演奏会が成り立っているんだと実感しました。
『水のいのち』はホールで聞きましたが、『ハ短調ミサ』は客席で見ることがで き、うれしかったです。
ソリストの藤田さん、藤崎さんのお二人の掛け合い&ハーモニー、藤田さんとフ ルート&木管の掛け合いには震えが来るくらい感動しました。(男性陣、出番少なかったですね。初鹿野先生の歌声は、もう少し長く聴きたかったなぁ・・・)
そして何よりプロ、アマを超えて、今日の演奏には『愛』、『優しさ』を感じま した。音楽をつくる情熱というか、パワーというか・・・素晴らしかったです。三澤先生の指揮は、後姿からも『愛』、『優しさ』が溢れてくるものなんです ね。次の演奏会は三澤先生の指揮ではないとの事、とても残念ですが、仕方ないですね。
私も少しでも早く『第九の会』に戻れるよう、仕事を頑張りたいと思います。
素敵な演奏をありがとうございました。
<02.9.29着・休会中のソプラノ Y.K.さん>
今回は、当日所用のため演奏会に出かけようかやめようか迷って いました。用事を済ませ外に出てみると、曇り空から急に陽がさしてきて、これはぜひ演奏会にと誘われているのだと思い、会場に向かいました。そして、聴き 終えた瞬間、「やはり聴きに来てよかった」との思いに満たされました。はじめの「水のいのち」。これまで日本の作品から言葉を聴き取ることがとても 難しかったのですが、今回は自然に言葉が耳に入ってきました。
あとでプログラムを読んでみると、“聞いて分かる”詩に直したということで、 それを演奏で実現できたのは、ひとえに当合唱団の力量によるものだろうと思います。
次回以降にも、きっととりあげられるであろう日本の作品が、どのように演奏さ れるのか、楽しみになってきました。
いよいよモーツァルトの「ミサ曲ハ短調」。
じつは前の日にCDで聴いたとき、解説に書いてあった「ソロを彼の妻コンスタ ンツェが歌った」ということが記憶の中に残っていたのか、最初にソプラノのソロが出てきたとき、ふと“ああ、コンスタンツェが歌い、モーツァルトが指揮を している”と思われてきました。
きれいなメロディがふんだんにあり、オペラの楽しい場面を想像させてくれる演 奏を聴いたあとは、とても幸せな気分になりました。
<さいたま市・M.O.さん> ◇毎回聴いています。途中で感動して鳥肌が立って、どうしようも なかった。次回も楽しみにしています。◆ずっと聴いていますが、発声が変わったのでは・・・。すごい進歩があり、力が 抜けて柔らかく素晴らしかった。指揮者がいいですね。聞ごたえがあり、楽しめました。ソプラノ・ソロの力量がとく見え、これから伸びる人ですね。
◇永田恭子さ ん(前練習ピアニスト)のお母様が、「素晴らしかった。とても良かったよ」と、現在子育て中の恭子さんに電話されたそうです。
◆<専門家のご意見>
何度か冷やりするところを、指揮者がうまく立て直し(指揮者の力量が感じられた)、 表現力が素晴らしかった。「水のいのち」は数多く聴いているが、まとめ方・歌い方には、他に聴いたことのない以って行方で、とても新鮮な思いをした。表現 のしかたが参考となった。◇<オルガンの花井さん>
楽しく演奏できてありがとうございました。とても気持ち良く、暖かい思いで帰ってき ました。東京ニューシティ管弦楽団指揮者の内藤さん(当日会場に来られた)とは、20年ぶりの再開、オルガンの持ち主の渡辺さんとは10年前に五反田の教 会で逢っていて、思いがけずお逢いできて嬉しかったです。人の縁の巡り会いを感じ、音楽を続けていて良かったと思いました。
また、ぜひ皆さんとおお逢いしたい。◆合唱団の皆さんが、一つになって指揮者に集中して、とても気持ちいいステージ でした。うらやましい感じで聴いていました。
◇<某出版社の編集者>
作詩者高野喜久雄さんにぜひ聞かせてあげたい。テープを送ってください。◆合唱団の皆さんが紳士的だった。三澤さんの指揮姿が良い。次の飛躍を期待す る。
◇<団員のKさん>
いつも辛口でほとんど褒めてくれない母が、「今回は良かったよ」と言ってくれた。◆<相模原市のKさん>
「ハ短調ミサ」は好きな曲で、カラヤンのビデオを聴き込んでいるが、実際に聴くと、 感覚がフレッシュで感動的、改めてこの曲の魅力を再発見しました。◇<さいたま市のIさん>
「水のいのち」は言葉が良く聞き取れ、感動しました。「ハ短調ミサ」はもちろん演奏 そのものは素晴らしかったのですが、やはり非キリスト教徒の日本人には非日常的な世界で、しかもラテン語が伝わりにくく、出来が良かったのにもったいない と感じました。
いままでずっと古典の合唱曲をやっていますが、もう少し新しい時代の作品に取り組ん でもいいのではないかと思います。
高野喜久雄作詩・高田三郎作曲 混声合唱組曲「水のいのち」
指揮・三澤洋史 ピアノ・矢内直子
(02.9.29・志木市民会館パルシティ大ホール)
W.A.Mozart missa in C-
指揮・三澤洋史 管弦楽・東京ニューシティ管弦楽団 オルガン・花井淑
藤田美奈子(s1)・藤崎美苗(s2)・小林彰英(t)・初鹿野剛(b)
(02.9.29・志木市民会館パルシティ大ホール)
ゲネプロを終えて (02.9.28・志木市民会館パルシティ大ホール)
三澤音楽監督・矢内直子(pf)・藤田美奈子(s1)・藤崎美苗(s2)・小林彰英(t)
<写真提供・初鹿野剛(b)さん>
(02.9.29 演奏会終了後の打ち上げ 志木公民館ホール)