The 1000th summer―




感想(ネタばれあり)

Dream
☆観鈴シナリオ
本作のメインである観鈴。個人的にははじめてAirをみたとき(雑誌とかで)、美凪が一番いいように思ったのですが、今は観鈴が一番ですね。Dreamでは観鈴編は非常に中途半端な終わり方なので、ちょっと欲求不満になりましたよ。できれば初めの3人の中では最後にクリアしたほうがいいと思われます。攻略自体は簡単なんですが、なぜか私ははじめてやったときは、出て行くほうになってしまってちょっと悩んでしまった(笑)。観鈴自体のキャラクターは、前半がボケが多いし主人公もその流れなので、おとぼけ系にみえるが、その本質は後半で現れる。ただ、どちらかというと主人公の心情が大きくでるので、はっきりとした観鈴の孤独感、心情、正体?があらわに現れるのはSummer、Air編。なのでここではとりあえずこれだけ。

☆美凪シナリオ
おそらく前人気No1だと思われる(笑)。事実私もそう(爆)。ただ残念ながら、このシナリオのトゥルーエンドはどちらかというと、Dream編3シナリオ中一番評価が低い。どちらかというと、バッドエンド(かけおち?)の方がすきです。特筆すべきは、この作品全体的に暗いのですが、みちるのおかげでこのシナリオの前半はほっとするシーンが多いです。まあ、後半はやはり・・・ですが。このゲーム、みちるとポテトのおかげで、どれだけ救われてるか(笑)。美凪自体もボケキャラですが、他のふたりもボケキャラ(笑)なのでそれほど差異がない・・・。この物語はみちるの物語でもあり、みちる、美凪の最後のやりとりは心打たれます。それにしても、やはり最後は主人公は残ってほしかった(でも、Summer、Air編やると納得いかないこともないですが)。

☆佳乃シナリオ
おそらくこの3シナリオの中では、1番ハッピーエンドの気がします(全体としてはアンハッピーということになるかもしれませんが)。その意味ではもっともほっとするシナリオ(Summer、Air編やる前なら)。佳乃もそうですが、この3人はすべて「親」がキーワードになってます。観鈴についてはこの段階ではまだですが、あとのふたりははっきりと出てきますもんね。佳乃のバンダナの意味、そして過去の出来事、姉の想いを知ったときは何ともいえなくなります。そして最後の大団円。このシナリオが大したことのないものであれば、Summer、Air編やったあとには一番良くないシナリオになりかねませんが、個人的には、いまでもDream編では一番すきです、このエンディング。

Summer
謎解決編。はじめてやったときはいきなり何が始まったんだ?と思いましたよ、ほんと。翼人の物語、法術のなぞ、呪い、そして・・・継がれる人形。すべてが現代に続く物語。すべての始まり。何というか、これをやると観鈴シナリオが一気に泣けてきますよ。この物語自体はあまりにも悲しすぎる終わり方ですけど。
Air
ゲーム名と同じ、Air。翼人の魂を受け継ぎ、呪いによって死にゆく観鈴。主人公の法術によって長らえ、晴子と本当の親子としての生活をし、最後にしあわせの記憶をもち呪いが解かれる。主人公の想い、親子の想い・・・。本当の親子とは、そして本当の幸せとはこのようなものではないだろうか。それがたとえすぐに終わりの来るものであっても・・・終わりのあるものであっても。このシナリオで感動できない人はいないと思う。確かに最後のエンディングはかなり意味深であるが、どうか、次に受け継ぐ記憶は幸せなもの・・・そして幸あるいのちであるように願わずにはいられない。とにかく、一生のうちで一回は絶対にやってみてほしいシナリオである。
minagi

kano




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