&蔵書管理に困ってませんか?
 本は読んだら売るものとお考えの人は関係ないですが、読んだ本は絶対売らないという人に ニュースです。本は処分しない限り、ドンドンと増え続けます。本屋のごとくきちんと本棚に 整理してある人はいいのですが、僕のように無造作に本棚に仕舞ってあったり、積んであった りする人は、昔買った本をまた買ってしまうという事態や、もう一度読みたいと思ってもどこに あるか分からなくなってしまったなんてことがよくあるものです。そんな事態を防ぐためにも 蔵書はしっかり管理しましょう。
 そこで、「Bunso」という、蔵書管理ソフトが役に立つのです。これは、フリーソフトにも かかわらず(善意の寄付は可)、機能が充実していて、扱いも簡単です。別に僕は、このソフト の宣伝員でも、作者の回し者でも何でもないのですが、僕のように蔵書管理に困っている人が 他にもたくさんいると思い、ニュースにしました。
Bunsoは以下のページでダウンロードできます。 文想工房

&古本のすすめ
 皆さんは、古本屋を利用してますか?僕が読む本の9割は、古本屋で買った物です。
 古本屋は面白いですよ。その店によって、本の並べ方にこだわりがあったり、品揃えに特徴があったり。 さらには、京極夏彦さんなど、あれだけ売れているにもかかわらず古本屋では一切その著書が売っていない作家がいたり。
 僕が、古本屋を利用する最大の理由は、「安い」からです。僕が、貧乏な大学生というせいもありますが、それ以上に 少ない資金で、多くの本が読めるというのは魅力です。さらに、僕が古本屋を利用するもう一つの理由は「掘り出し物がある」 ということです。初版本や絶版本などもありますが、それ以上に今までは全く知らなかったけど 実はこの作家面白いじゃん、とかこの作家こんな本も書いてたんだなどといった意味での掘り出し物です。普通の本屋だと どうしても、ベストセラーや新刊本を中心に扱ったり、売場が大きすぎたりして、意外な掘り出し物を見つけづらいです。 だからこそ、古本屋なのです。中古品は嫌い、という方もぜひ一度古本屋に行ってみて下さい。

&速読について
 おそらく読書狂の誰もが修得したいと思う技術は「速読」だろう。その一方で「速読」を超能力かなんかのように怪しい 目で見てしまうことも確かだろう。ごくまれにTVなどにとりあげられる速読は、確かに怪しい。ちょっとした厚さのある本を ぱらぱらぱら〜ッとめくったかと思うともう読み終わってる。ものの5分もかからないのだ。しかも内容もしっかり把握してる。 「そんなバカなことあるかい、ヤラセだろう。」と思う一方で、「あ〜、あんなに速くなくていいから、 速読技能を修得してみたいなぁ。」と、読書狂の血が騒ぐ。
 日本人の大人の平均読書速度は毎分500〜700字だそうだ。僕は、ちなみに、毎分900〜1200字くらいみたいだ。 まあ、本を見て、自分で計算した結果なので正確な数ではないのだろうけど。しかし、ものの本によれば、訓練次第で 分速1万字も可能なのだという。にわかには信じがたいが、分速1万字の世界を体験したいとも思う。そこで僕は、古本屋で 「速読」に関する本を買い集めてみた。以下に買った本を記す。

・『速読の科学』佐々木豊文(光文社)
  これは、某局の「特命リサーチ200X!」という番組で取り上げられていたのを見て定価で購入。
  ホームページもあるようだ。興味のある人は行ってみては?
・『30時間トレーニング速読速解法』速読速解法研究センター(日本実業出版社)
  古本屋で見つけた。確か100円だった。トレーニングメニューが豊富で結構よいかも。
・『1日15分の速読トレーニング術』若桜木 虔・川村明宏(KKベストセラーズ)
  これも古本屋で購入。

まぁ、どれもこれも自分のトレーニング法が一番だと豪語していて面白い。しかし、その実どれもこれも似通ったトレーニングなのだ。 さらに、必ず最後には「本書は、初級まで修得できます。もっと速く読めるようになりたい人は、下記まで連絡を」といったことが書かれている。 つまり、どれもちょっと分厚い速読教室案内パンフレットみたいなものなのである。そしていざ教室に通うとなると 結構お高い授業料がかかるのだ。僕は別に、そこまでして修得したいとは思わないので、とりあえず初級で満足したいと思う。でも、もし 速読教室に通った経験のある方がおられましたらメール下さい。実はちょっとそこまでしてでも修得したいと思ってみたりもするのです。(^^;

&サイン本フェア
 大手の書店では、たまに「サイン本フェア」なるものが開かれる。作家は、芸能人と違ってあまりテレビに露出しないため、顔をよく知らない。 そのため、街中で偶然会ったとしても、分からないことが多いと思う。その分サインをしてもらう機会も少ない。だから、時々出版記念のサイン会や、 「サイン本フェア」なんてのが開かれるのだろう。

 何を隠そう実は僕もサイン本を持っているのだ。1冊は、椎名誠のサイン本(僕の名前入り)。もう一冊は、ジャイアント馬場のサイン本・・・。 2冊しか持ってないけど、二つとも、自分の目の前で書いてもらった。作家のサインは、やっぱり目の前で書いてもらってこそ価値があると僕は思う。 「サイン本フェア」を否定する訳じゃないけど、作家のサインが入った本を買っても、何の感情もわかない。確かに、お宝ブームに乗って、何でもお宝に なる時代だから書店で買ったサインでも、何年か後にはもしかしたら、ものすごい値打ちものになってるかもしれない。でも、やっぱり味気ない。 僕は、サインそのものより、作家を目の前にしてサインをしてもらうという行為の方が重要だと思う。そうすることによって、以後、作品に対する見方が 変わったり、その人を身近に感じたりできるのではないだろうか。

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