星界の重箱

 「星界の断章−創世」SFマガジン掲載!コメント&考察

ご先祖大予想!

 さて、アブリアルの先祖は主航法子である、というのはまちがいないとして、もう一人のメインキャラ、主機関子はいったいだれの先祖なのでしょーか? この時点ですでに名前の出ている根源28氏族から予想するに、

  1. ビボースの先祖

  2. スポールの先祖

  3. サリューシュの先祖

  4. ソスィエの先祖

  5. 他、まだ名前の出ていない根源貴族

 読んでて、一番性格的に怪しいかな?と思ったのは、1番ビボース。例の双子となんとなく性格が似てるかな〜?と・・・(あれほど怪しくはないけど) 
 ところが、別な線から対抗馬が。 遺伝子設計主任から主機関子に受け継がれた、薄い色の瞳にご注目。(色白の方に時々いるけど・・) 
 本文最初の語り手から主航法子に伝わった、「ちょっととんがって見える耳」が、のちに最も名高い家徴「アブリアルの耳」となったとすると?
 目の色素がどんどん薄くなって行くと・・・ウサギさんの真っ赤なお目目になってしまうことは、みなさん御存知ですよね。 ということは、これってもしや、元祖「スポールの紅瞳」?!
 アブリアルとスポールって、ウマがあわないといいつつ、けっこう実は仲がよかったりして?

 ツメが甘いぞ赤井孝美!

 さすが森岡氏、アーヴ語以外にも言語に気をつかってますね。 物語の背景は、文化復古の嵐が吹き荒れた直後、ということは、本来この物語のなかで話されていることばは復刻やまとことば(?)のはず。 なので、唯一「エネルギー」と、固有名詞「ペガーナの神々」以外は、きちんと、外来語を使ってない。(あ、日本語が変)
 さてここで、21p主航法子のイラストを見ていただきたい。 左腕のエンブレムに書かれているのは、なんと「R」である。 初代アーヴたちには文字は与えられなかったはずだし、母都市は前述のとおりなので、毛唐の文字(笑)なんぞは使っていないはずである。 前にも、レクシュの耳をとがらせちゃったりして、やっぱりツメが甘いぞ! 赤井孝美!(笑)

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