ポケモン学研究所
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ピカチュウといえば、赤いほっぺに黄色いボディがラブリーですが、ではなぜピカチュウは黄色なのでしょう? トラの黄色に黒のシマもようは、草むらにかくれたときにめだたないようになっているそうですが、ピカチュウのあのぱっとしたあかるい黄色と、せなかの太い2本のシマは、自然の草や木の中ではとてもめだちます。
生き物がはでな色やすがたをしている理由としては、たとえばクジャクやライオンのように、異性へのアピールと言う理由がたいへん一般的です。しかしその場合はオスかメスのどちらか片方がはでなものですが、ピカチュウは外見ではほとんどオスメスの区別はつきません。(#39「やっとあえたね!ピカチュウのもり」で,サトシのピカチュウと仲良くなる小柄なピカチュウが登場し、コミックではメスのピカチュウとなっていますが、アニメでは判然としません。どちらかというと、子どものピカチュウに見えます。)
では、なぜそんなめだつ黄色なのでしょう?
ふつうの生物で黄色と黒のシマシマといえば、スズメバチなどのハチの仲間が有名です。 これは「警戒色」といって、「自分にちょっかいをだすと危険だぞ!!!」と警告をしているわけです。ほかにも、毒を持ったヘビや、食べるとまずかったり、くさいにおいを出す虫、など自分の身を守る強力な手段をもっている生き物たちは、ハデな色を身につけることで、他の生き物に警告し、無用な争いを回避しているわけです。
つまりピカチュウのめだつ黄色にシマの毛皮は、「こうげきしてきたら、でんげきをくらわすでチュウ!」という警戒色だと推測されます。
また、サンダース、エレブーなど通常の動物に近い?体型タイプの電気系ポケモンに、黄色い体色を持つものが多いことから、ミューラー型擬態[捕食者に対して忌避機能をもつ複数種が互いに似あうこと.]の一種かもしれません。 (簡単にいえば、「あっ、あの黄色いのは電気系だな、気をつけにゃ!」と、敵にわかりやすくするために、おんなじような色をしている、とゆーこと)
完璧に見えるこの仮説の唯一の弱点とは・・・
誰がピカチュウを見たって、じぇーんじぇん警戒心のカケラもわきゃーしない(笑)とゆーことである。
・・・ああっ、でも、そんなことはどうでもよくなってしまうほど、どうしてど〜してピカチュウはあんなにらぶり〜なんだ〜〜〜っ! (執筆者暴走)