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大沢誉志幸
悦楽の15年−最後のシャウト


1999年3月5日 at 東京国際フォーラム ホールC(キャパ1,502人)
1階24列31番


大沢誉志幸さんについては、シングルは1枚だけ所有、アルバムはレンタルして聴いたことがある、っていうぐらいだったんですが、その音楽性はずっと気になるところであり、私の頭の中でもいつも名前が引っかかっているっていう存在でした。
で、なんとこのLIVEを最後に歌手活動を終わられるということで、これは見ておかなあかんやろ、ってことで、頑張ってチケット取った次第です。

東京国際フォーラムは2/21の石井竜也さんのLIVEで以前一度行っていますが、前回はホールAで今回はホールCということで、会場としては初めてのところになります。

当日、会場入口付近には、ダフ屋が数人いました。ダフ屋の攻撃をかいくぐり、そそくさと建物の中へ。そして、スムーズに中へ入り、まずは花輪のチェック。
花輪は右側と左側に分けて置いてあり、右側にはテーブルの上に乗るぐらいの小さなもの(花かごと言った方がいいかな)、そして左側には立てて置く、いわゆる花輪が置かれていました。

右側の花かご群で、名前をチェックできたのは以下の通り。
佐橋佳幸さん
山下久美子さん
佐野元春さん(メッセージカードも付いていました)
ブラザートムさん
かの香織さん
久宝留理子さん
鳥山雄司さん

そして、左にあった花輪群でチェックできたのは以下の通り。
EPIC
FM802
WOWOW
スペースシャワーTV
北野武さん
KORNさん
杏子さん
鈴木雅之さん
CHARAさん

すごいですねぇ、「北野武」にはびっくりしましたが、「抱いた腰がチャッチャッチャッ」などの曲を提供していたのでした。

パンフレット グッズ売り場では、パンフレットというか、ハードカヴァーのA6ぐらいの大きさのちょっとしたブックレットみたいなものが、(確か)\2,000円で売られていました。あと、大沢さんの書き下ろしという詩集みたいなものも売られていました。
私はパンフレットの方を買いました。この中身がまぁ貴重なもので、生まれてからの詳しいプロフィール、詳しいDiscographyや、他人への提供曲リストなどが載っていました。これは山下達郎さんに次ぐ親切さですな。

さて、ホール内へ入ると、まぁ、約1,500人というキャパ通り、地方の県民会館みたいな感じのつくり。で、私の1階24列っていう席は、1階の一番後ろの席だったのでした。

1階の後ろの真ん中辺り(PAの後ろ)と、2階の左側の突き出した席の一番前には、WOWOWのカメラがいました。LIVE中は最前列あたりにもカメラがいて一生懸命大沢さんを追ってました。後で番組にでもなるのでしょうか。

会場に流れていたBGMは、ゆったりしたジャズ系の曲で、「A列車で行こう」などがかかってました。

LIVEは19:10過ぎぐらいに始まりました。セットらしいセットは無くて、楽器が並んでいるだけのシンプルなステージ。
大沢さんは赤っぽいシャツに黒いスーツで登場。

最初パンクっぽい曲が2曲続き、その次は、「官能的な曲をやります」というMCに続き、文字通りSexyな感じの曲が2曲続きました。曲名は、「いけないキッス(?)」とか言ってたかな。

途中から、一人でギターを持って、アコースティックな曲のメドレーが続きました。残念ながら曲名がちゃんと分からなかったのですが、どれも素敵な曲ばかりでした。あぁ、予習不足が悔やまれる....

そして、後半になり、懐かしい曲のオンパレード。
「そして僕は、途方に暮れる」とか、「ゴーゴーヘヴン」とか。
もう会場は一つになってノッてます。なんか「'80年代ってこんなだったなぁ....」なんて感傷にひたってしまいました。

そんなノリの後、一通りが終わり、20:30頃一旦メンバーが引っ込みました。
そしてアンコールへ。
このときPAの後ろのちょっとしたスペースには、業界の方達でしょうか、たくさんの人が立ってLIVEを見ていました。
アンコールでは、「まずいリズムでベルが鳴る」や、「CONFUSION」など、やはり懐かしい系の曲をやってくれました。
終わったのは21:20頃。

終わっても、「え、最後の最後なのにこれで終わりなの?」という思いはみんな一緒だったようで、アンコールの手拍子が鳴り止みませんでした。
終了のアナウンスも流れ、BGMが流れていたんだけど、そのBGMが大沢さんの歌に変わると、「えっ、また出てくれるかも!」っていう気持ちになり、ますます手拍子が大きくなりました。しかし大沢さんが出てくる気配は無く、私はもうそこで帰ることに。


う〜ん、これで本当にタイトル通り、「最後のシャウト」は終わってしまいました。もう歌手としては大沢さんは活動してくれないのです。何故今後はプロデュース業に専念してしまうのか、御本人の口から何かしら聞けるのでは、という期待があったのですが、特にMCでそのことを語ることもなく、ほとんどパフォーマンスだけで終わってしまいました。ちょっと残念です。


参加ミュージシャンは以下の通り

Computer Programming:Hideki Matsutake
Guitar:Kazuhiko Shibayama
Bass:Hajime Okano
Bass:Meckken
Drums:Atsunobu Yakabe
Keyboards:Hoppy Kamiyama
Keyboards:Takefumi Haketa
Sax:Hiroyasu Yaguchi
Percussion:Whacho



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