新機能

  1. Windows98にスクリプト処理環境があるときいたのですが?
  2. Windows Updateがうまくできません。
  3. Windows Updateファイルをダウンロードして実行できますか?
  4. マイクロソフトへの登録をせずにWindows Update をしたいのですが?
  5. Windows98 を ACPI モードで使うには
  6. DHCP サーバーがなくても IPアドレスが自動構成されます
  7. FAT32 から FAT16には変換できますか?
  8. FAT16 から FAT32に変換したいのですが。
  9. FAT32 ドライブを NT や Linuxから使えますか?
  10. レジストリがおかしくなりました。もとに戻せますか?
  11. メンテナンスウィザードが毎回 FAT32 に変換するか聞いてきます
  12. システムファイルチェッカーでUSER.EXE が壊れていると報告されます
  13. システムファイルチェッカーで EXTRAC32.EXE や ADVPACK.DLLが壊れていると報告されます




Windows98にスクリプト処理環境があるときいたのですが?

Windows98 には Windows Scripting Host というスクリプト処理エンジンが組み込まれています。
これによって、Visual Basic などをお持ちでなくても、VB のスクリプトや JScript を作成/実行することが可能です。
プログラミングの手引きはマイクロソフト開発者ページで紹介されています。
わかりやすいレッスンがマイクロソフト サイトビルダーネットワークサイトに掲載されています。

また、Windows98 をセットアップすると、以下のサンプルスクリプトが Windows\Samples\Wsh にコピーされるので、参考にしてください。

Windows95 や Windows NT 4.0 も、開発者ページに登録されたスクリプトエンジンをインストールすることで同じ機能を持つことができます。

関連おすすめサイト
VB Script Sunago's VBA PageのWSH講座
Java Script AYAちゃんのページのWindows Scripting Host




WindowsUpdate がうまくできません。

Windows Update に関しては専用ページに以下の項目が掲載されています。
  1. Windows Update でページ違反が発生します
  2. Windows Update する時に止めたほうがいいソフトウェアは?
  3. Windows Update が日本語以外の言語で表示されます
  4. Windows Update に接続するとブランクページが表示されます (IE5)
  5. Windows Update に接続するとブランクページが表示されます
  6. Windows Update でコンポーネントを選択しても「ダウンロード」ボタンがグレーのままです
  7. Windows Update で製品カタログ更新中に Java Script エラーがでます
  8. Windows Update で特定のコンポーネントだけダウンロードできません
  9. Windows Update 基本的な確認事項はありますか?
  10. Windows Update ページで「コントロールがダウンロードできません」といわれます
  11. Second Edition で、[リンク] バーから Windows Update ページが表示されません




Windows Updateファイルをダウンロードして実行できますか?

Windows Update ではダウンロードファイルがわからないため、複数の PC をアップデートしたい場合や、Windows98 を再導入した場合にいちいち Widnows Update サイトに接続してアップデートする必要があります。

ダウンロードされたファイルを保管しておき、Windows Update サイトに接続しなくても再アップデートするためには、以下の作業を行なって下さい。

  1. ダウンロードされたファイルの特定
    事前に Temporary Internet Files フォルダーをクリアしておくと特定が容易になりますが、購読などがすべて消えてしまいます。
    1. [スタート]−[Windows Update] で Windows Update サイトに接続します。
    2. いずれかのコンポーネントを選択し、アップデートを行ないます。
    3. Windows の下の Temporary Internet Files フォルダーもしくは msdownld.tmp フォルダーにアップデートファイルがダウンロードされていることを確認します。
      最近は C:\Program Files\WindwsUpdate\Cabs\xxxx フォルダにダウンロードされることが多いようです。
      このフォルダにダウンロードされると Windows Update プロセス終了後に自動削除されるので、Windows Update 開始前にエクスプローラでこのフォルダを開いておき、ファイルがダウンロードされたらすかさず別フォルダにコピーしてください。
      (Thanks to 烏龍茶さん)
  2. ダウンロードされたファイルを使ってアップデート
    実行ファイル (*.exe) 形式であれば、ファイルを実行するだけでアップデートが実行されます。
    キャビネットファイル (*.cab) 形式の場合、任意の一時フォルダーに保管し解凍しておきます。
    1. エクスプローラで一時フォルダを作成します。
    2. ダウンロードされた Cab ファイルをダブルクリックし、ファイル一覧を一時フォルダーにドロップします。
    3. 必ずセットアップ情報ファイル (*.inf) があるので、inf ファイルを右クリックして[インストール]をクリックします。inf ファイルの中に AdvancedINF と書かれている場合は、以下のコマンドでインストールする必要があります。(LaunchINFSection は大文字小文字を区別します。)
      C:\tmp>Rundll32 Advpack.dll,LaunchINFSection infファイル名,infセクション
      例)
      C:\tmp>Rundll32 Advpack.dll,LaunchINFSection Java.inf




マイクロソフトへの登録作業をせずに Windows Update をしたいのですが?

Windows Update を行なうためにはマイクロソフトへの登録が必要ですが、Windows98 を再導入した場合、Windows Update を実行しようとすると再登録を求められてしまいます。
これを回避するには以下の作業でレジストリを変更して下さい。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion を開きます。
  3. 右エリアの RegDone をダブルクリックし、1 を設定します。
  4. HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Welcome \RegWiz を開きます。
  5. [編集]−[新規]−[文字列] をクリックし、作成された「新規値 #1」の名前を「@」にします。
  6. 「@」をダブルクリックし、値を 1 に設定します。
    (「@」のかぎ括弧は便宜的につけているもので、実際には @ 一文字です)




Windows98 を ACPI モードで使うには

Windows98 を ACPI モードで使うには、Windows98 セットアップのときにオプションを指定する必要があります。オプションを指定しないと ACPI BIOS の検出が行われないので APM モードで動作します。
セットアップでオプションを指定しなかった場合は、レジストリを変更して ACPI 検出モードで再起動することで、ACPI を検出し ACPI モードに設定することができます。
いずれの場合もコンピュータが ACPI BIOS を持っていることが前提なので、コンピュータメーカーまたはマザーボードメーカーやお店で確認して下さい。

セットアップで指定する場合

Windows98 セットアップコマンド Setup.exe を実行するときに、以下のように /p j オプションを指定します。
D:\Win98>setup /p j

あとから検出させる場合

  1. Windows98 CD-ROM の Win98 ディレクトリをハードディスクにコピーします。
    (ACPI 検出中は CD-ROM が使えなくなるので、必ず行ってください。)
  2. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Detect を開きます。
  4. [編集]−[新規作成]−[文字列] をクリックし、「新規値#1」を「ACPIOption」に変更します。
  5. ACPIOption をダブルクリックし、1 を設定して「OK」をクリックします。




DHCP サーバーがなくても IP アドレスが自動構成されます

Windows98 では DHCP クライアントが拡張され、DHCP サーバーが見つからない場合でも、自動的に IP アドレスを設定する機能 (IP Auto Configuration) がつきました。
このとき、169.254 で始まるネットワーク上で一意の IP アドレスが割り当てられます。
(以前 DHCP サーバーからアドレスを割り当てられたことがある場合は、そのアドレスを使用します。)

この機能が有効な場合、コンピューターを起動するときに行われる IP 自動構成に非常に長い時間がかかるため、起動がとてもおそくなります。
IP 自動構成を禁止する場合は以下の作業を行ってください。

  1. Windows98 CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。
  2. CD-ROM の Tools\MTSUtil フォルダーを開きます。
  3. ipac_off.inf ファイルを右クリックし、[インストール] をクリックします。
    (レジストリが変更され、IP 自動構成は OFF になります)

手動で IP アドレスを設定している場合や、正常に DHCP サーバーが稼動している場合は、IP 自動構成が行われないのでこの操作を行う必要はありません。




FAT32 から FAT16 には変換できますか?

パーティションマジックなどの市販ディスク管理ソフトウェアには FAT32 ドライブを FAT16 ドライブに変換する機能を持っているものがあります。

この種のソフトウェアを購入しない場合、Windows98 の FDISK コマンドで FAT32 のドライブを削除し、FAT16 でドライブを作り直す必要があります。(当然ドライブの中のデータはすべて消えます。)
FDISK を起動するときに「大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか(Y/N)」と聞かれますが、Y を選択すると、512MB 以上のドライブを作った場合にすべて FAT32 になるので、FAT16 のドライブを作りたい場合は N を選択してください。




FAT16 から FAT32 に変換したいのですが。

[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[システムツール] から「ドライブコンバータ」を起動して特定のドライブを FAT32 に変換することができます。

ドライブコンバータは FAT32 への変換を実行する前に ScanDisk でディスクに欠陥がないか調査しますが、基本メモリーが足りない場合、ScanDisk が実行できないため変換は行われません。




FAT32 ドライブを NT や Linux から使えますか?

Linux はカーネル 2.0.34 以降であれば、vfat ファイルシステムで FAT32 を読み書きできます。
Windows NT 5.0 (現在は Windows2000 とよばれています) は標準で FAT32 を読み書きできます。
NT4.0 は FAT32 for Windows NT 4.0 を追加することで読み書きできるようになります。




レジストリがおかしくなりました。もとに戻せますか?

Windows98 でレジストリ情報に不具合が発生した場合、バックアップされたレジストリを使って元にもどすことができます。
通常は5セットのバックアップが Windows\SysBckUp に rb***.cab として保管されています。バックアップセットの数は Windows\Scanreg.ini の MaxBackupCopies に記録されています。

このバックアップを復元するには、次の作業を行なって下さい。

  1. Windows98 を Safe mode command prompt only で起動します。
    (スタートアップメニューを表示させるにはこのトピックを参照して下さい。)
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\>Scanreg /restore
  3. 5つのバックアップセットが表示されるので、日付を参考に戻したいセットを選択します。




メンテナンスウィザードが毎回 FAT32 に変換するか聞いてきます

ドライブを FAT32 でフォーマットしていない場合、メンテナンスウィザードが実行されるたびに FAT32 に変換するかどうか聞いてくることがあります。
この場合は以下の操作でメッセージを止めることができます。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から tuneup /r を実行します。
  2. メンテナンスウィザードの必要な設定を行い、「完了」をクリックします。
  3. FAT32 へ変換するかたずねるメッセージが表示されるので「いいえ」をクリックします。




システムファイルチェッカーで USER.EXE が壊れていると報告されます

Windows98 OEM 版で、システムファイルチェッカーで、壊れていなくても「USER.EXE が壊れている」と表示される場合があります。これは ベースラインファイル (Default.sfc) が OEM 版用に変更されていないためで、USER.EXE がこわれているわけではありません。
このメッセージが表示された場合は、「検証情報を更新する」を選択してください。




システムファイルチェッカーで EXTRAC32.EXE や ADVPACK.DLL が壊れていると報告されます

IE5.0 導入後、システムファイルチェッカーで、「EXTRAC32.EXE が壊れている」「ADVPACK.DLL が壊れている」 と表示されることがあります。これは IE5.0 の障害であり、実際にファイルが破損しているわけではありません。
このメッセージが表示された場合は、「検証情報を更新する」を選択してください。