平成13年2月4日、21世紀の最初の写真です。さすがに大寒になり葉は褐色になりました。洋種は一枚だけ緑の葉が残っています。今日は立春です。さて花芽が出てくれるでしょうか。
平成13年3月4日、新芽も大きくなり葉が開きました。野生種は2株、洋種は3株が元気です。
オキナグサの特徴的な産毛もはっきりあります。ただ、花は来年以降のようです。
平成13年3月18日、新芽は順調に成長しています。
以前に比べ葉も茎も格段にしっかりしています。野草の風格が出ています。
「オキナグサ産毛あれども茎太し」
平成13年3月24日、中央の新芽は実は花芽で昨日から膨らみ始め、野生種は一輪咲きました。とても嬉しいので、開きかけの花を
スライドショーにしました。雨の日には
花は閉じます。開花しきると花は俯きかげんになります。3月30日までの開花の様子を
ダイジェストにしました。洋種の一株も徐々に大きくなっています。洋種の二株は元気不足です。発芽した10株は4株になりました。これが自然でしょうか。開花して14日目の4月7日には
萼の一部が変色してきました。だんだん
茎が真っ直ぐになり、開花から17日目の4月10日に萼が散りました。
花のアップの変化をまとめてみました。さらに4月28日にはだんだん
翁の白髭のような感じになってきました。いつ採ったら良いか早速確認しました。
宮崎さん曰く「種の採取は羽毛状になり、軽く手でつまんで取れればOKです。写真を見ると下の方は取れるのではないでしょうか。そのまましておきますと風に吹かれて飛んで行きますので注意して下さい。植え替えは普通の草花と同じようでOKですが、多少深鉢とお考えください。なお、肥料は控えめの方がよいかと思います」
5月5日に
待望の種が採れました。5月6日に種蒔きと植え替えをしました。根は5mm以上の太さでした。さてまた大きく育ってくれますか。萼が散ってから
種になるまでをまとめてみました
「陽光に咲き誇る花オキナグサ」
<波乱万丈の生長記2に続く>
Copyright(C) 1999-2002 Tsuyoshi Hata, Japan. All Rights Reserved.