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2004鼻ゲリラ レポート  '04/01/03 新規アップ

 ▼プロローグ
 今回で4回目になる鼻ゲリラ。
 元はと言えば2001年をサンシャインシティでうだうだ過ごした後、中野が見知らぬ人に
 「いやあ、あけましておめでとうございます」
 って、言った瞬間

 こ れ だ !

 ここから鼻ゲリラが始まったわけなんです。 

 ▼大晦日〜始まりまで
 自分は、22時30分に池袋入りしました。
 モアイに行けば誰かしらいるだろうと思ったらいました。が。

 最初に会った参加者が札幌人かよ。
 で、次に会ったのが、ばあにん☆さん。

 札幌→京都の2hitCOMBO炸裂です。
 なんか今年は縁起良さそうです(深い理由は無し)
 
 適当にDDRで遊んだ後、ばあにん☆さんと一緒にサンシャインシティへ。
 23:20くらいだったのだが、既に70人近くいました。

 おいおい、何人集まるんだよこれ。

 新年のカウントダウンが始まったと同時に一行は外へ
 「あけましておめでとうございます」の大合唱が始まります。

 ▼池袋駅まで
  最初の最初は前方の集団にいました。
 サンシャイン通りに入ってからは多くの人たちから「おめでとう」という返事が多く返ってきました。
 さすがに4回目となると知っている人もいるようで
 「これ、去年もやってましたよね?」という声もありました。
 
 途中、与作が道路の中央で待機していました。
 こいつ、帰さないように誰か捕まえておけ。と言っておきましたが、結局逃げられた模様です。くそぉ。
 
 池袋駅からは後方集団に回りました。
 駅構内を縦横無尽に歩く鼻ゲリラの軍団。
 構内だけあって、声が響く響く(笑

 すれ違う人は笑っているか驚いているかの2択です。
 普通の表情をする人はほとんどいませんでした。

 ここから新宿まで山手線に乗車をする為、先発隊のA班と後発隊のB班に分かれます。
 俺はB班を選択。
 この待機中、粒やらいでんまる君たちと作戦会議を。

 今回の人数は非常に多い。隊列も非常に長くなってしまうようだ。
 これではいけない。
 看板みたいなものが必要かもしれない。


 ということで、新宿のドンキホーテでマジックやら紙やらを購入することになったようです。
 この時点で俺は後方集団(しんがり)を勤めようと決心しました。

 ▼池袋〜新宿(山手線内)
 最後尾車輌のドア3つ分から綺麗に3列に並ぶゲリラ集団。
 鼻ゲリラ恒例の車内の端から端までおめでとうといいまくるのだ。
 自分は最後の最後から暖かく見守ることにしたが、靴のひもが思い切りほぐれてしまったことにより、置いてかれることに。

 のこのこと歩いてくると何故かみんな俺を注目します(汗

 で、いきなり他の乗客から
 「あ・あけましておめでとうございます」

 うわーーー、先に言われちゃったよぉぉぉ。負けたよ俺。

 ちなみにここで聞いた会話が
 「あーゆー、挨拶集団もありかなぁ」(10代っぽい女性集団)
 「今、不況だからねぇ。みんなに幸せを運んでいるのよ」(50代くらいの主婦軍団)
 「最近、挨拶しなくなったからねぇ、いいことだよ。うん」(70代くらいの男性)
 「これ、なんかの宗教ですか?」(20代っぽい男性)

 こんな挨拶だけする宗教、イヤです(笑)
 でも、この後いろいろ質問される訳ですが、宗教と聞かれたことがとても多かったです。
 
 ▼新宿
 東南口が閉鎖されていたので、急遽南口から出ることに。
 そこで、A班と合流。再び160人近い行列になり、一行は日本最大の歓楽街、歌舞伎町へ。

 挨拶される側は相変わらずノリが良い人ばかりです。
 後方集団としてよく聞かれたことは

 「これ、一緒に参加していいですか?」

 こう、聞かれたら「どうぞ、どうぞ」というしかありません。
 こんな感じで、どんどん新たな参加者を吸い込んでいきました。

 途中、東口の交番で色々と質問されてきました
 
 「これ、学生の集団の集まり?」

 やったー、俺、学生に見えるらしいです(。_・☆\ ベキバキ
 
 一応、ここでは「新年あけましておめでとう」と挨拶をしているだけです。といつもの回答をしておきました。
 それと、あまり歩行者の迷惑にならないように整理部隊が10人以上はいるってことと、メンバーの半分以上は知っている人。
 他はインターネットで告知したこととこれから歌舞伎町に行くことを伝えて我々は去りました。
 でも、驚いたことは・・・

 「インターネットって、2ちゃんねる?」

 そこ、はっきり言いましたね(笑)
 否定できねぇじゃん(更笑)

 歌舞伎町の休憩中にらいでんまる君が看板をパワーアップ中。
 自分と葵崎君が最後尾の看板を持ち歩きました。
 あと汚。が「自由参加自由離脱OK」という看板を持っていて、これが結構良い目印になり、途中参加の人をいっぱい連れて行くことに成功したようです。

 ガード下をくぐり西口方面へ渡り、そこから南口へ。
 いよいよ部隊は代々木に移ります。

 ▼新宿〜代々木
 サザンテラスのイルミネーションが我々ゲリラ部隊を迎えてくれています(違うと思うけど
 遭遇する人数は少ないものの、おめでとうと返してくれる確率は非常に高いものだと思いました。
 なにやらビルの上の方に向って手を振る中間の集団が・・・

 うお、ビルにいる人、手ぇ振っているよ!すげぇ、すげぇよみんな。

 途中、階段で記念撮影をしようと思いきや、速攻で警備員に止められます。
 もぉそれはそれは最初から狙っていたような感じで素早く来ました(笑

 途中、スタバ等の店にいる人たちにも手を振って挨拶をしました。
 最初は手を振ってくれていたようですが、我々後方部隊からは、

 「え、まだいるのーーー??」という絶叫ばかりでした。
 これは代々木に限ったことではなく、全体であったことでしたが・・・。

 ▼代々木〜原宿竹下通り
 今回は山手線を使わず、歩いて行くとのこと。
 代々木駅の交番でも色々説明をしておきました。
 「なんか交通整理する人がいるみたいだね。安心したよ。気を付けて」

 警察の人も歓心? しているようです。

 ここから吹き矢・・・じゃなかった、破魔矢を持った人たちが多く見受けられます。
 明治神宮からの帰りですね。一部は混雑を避けて代々木まで歩いてくるんですねぇぇ。

 2ちゃんスレ555=569の方と遭遇したのはここですね。
 家に帰ってから気づきました(。、ヾ
 ありがとうございます。我々は頑張りました。
 
 ここで、大ハプニングが起きました。
 我々後方部隊20人くらいが本体とはぐれていた模様。
 はぐれた一行と本体とは後日訂正版にて地図を付けて追加アップしたいと思います。
 仕方ないので、我々は明治通りをまっすぐ歩き竹下通り経由で原宿経由で向いました。
 竹下通りを7割くらい歩くと、なにやらにぎやかな団体が(笑
 
 ▼竹下通りから明治通り、赤坂通り経由で原宿駅まで
 無事再会を果たし、再び合流へ。
 竹下通りは若者が多いだけあって、相変わらずノリが良いです。
 第1回からコースに入れてるだけあって、知っている人も結構いたようです。
 それだけではなく、ここから合流した人は10人くらいいたと思います。
 明治通りは工事中の為、相当狭くなっています。
 1列で歩かなきゃいけない訳ですから、列も相当長くなるわけで、ゆうに300mくらいはあるとのこと。

 こりゃ、はぐれたりするわけですねぇ・・・。

 赤坂通りは歩行者天国になっています。
 ここも若者が多いので、ノリが良い人がたくさんいます。
 ココで印象に残った会話は

 「これってもしかして2ちゃんオフ?」
 「ええ、大規模オフ板に告知させて頂きました」
 「よっしゃーーー」

 ここで、一気に7人増加です。

 「うわぁ、なにこの集団、おもしれえ(しばらくして看板を見て) え、参加していいの?」
 「どうぞどうぞ、遠慮無く。これから渋谷まで歩いていきますよ」
 「よっしゃー、行くぜ渋谷ぁぁぁぁ」
 
 ここで確か6人増加(笑

 「俺、こういう馬鹿なノリ大好きだよ。イノキボンバイエより最高」

 そういって頂けるととても嬉しいです。
 元気があれば何でも出来るんです。みんなで。
 
 さて、赤坂通りは警察屋さんがたくさんいました。機動隊のバスもいっぱいありました。
 我々後方部隊はおなじみ、このゲリラの説明を警察屋さんにしました。
 もう何回目の説明でしょう。でもここまで来ると話し慣れてきます。
 そしたら一緒についてきてくれていました。

 ある意味、警察に守られています(笑
 
 ただ、あまりの人数にびっくりした模様で機動隊の一部にも説明しなくてはならなくなりました(苦笑
 注意された内容は
 「宗教色を出さないこと」(挨拶しかしていないから出しようが無いってば)
 「政治色を出さないこと」(鼻党とか作りますか(笑))
 
 これくらいでしょうかね? やはりここでも交通整理部隊がいることを歓心してくれました。
 スタッフ万々歳です。

 ▼原宿駅から代々木体育館、そして渋谷公会堂付近まで
 YUKIMIとやなぞーを拉致して、一行はいよいよ渋谷へと向います。
 途中、代々木体育館で行われているキダムの準備スタッフにも挨拶をしまくります。
 ここで、いつもの通り一旦ストップをして中野が注意事項を話します。
 
 渋谷センター街はとても恐いです。皆さん列を崩さず固まっていきましょう。


 特に第1回の時、17人くらいで歩いた時は恐かったですね。
 この時も私は後方にいたのですが、あんまり良い返事がなかったんですよ。 
 もちろんフレンドリーに返してくれる方もたくさんいましたけど。
 回を重ねるに連れて、数の暴力でなんとか圧倒してきましたが、それでも恐いですね。

 ▼渋谷センター街〜渋谷駅
 たくさんピアスをした人や凄いメイクをした人たちにもおめでとうと言いまくります。
 結構反応が良くホッとしているところでしたが、なにやら中間部隊で酔っぱらいといざこざがあったらしいです。
 我々は即警察に通報して、2人程残って貰い、酔っぱらいを引き取ってもらうことになりました。
 ここでは、フジテレビとテレビ朝日の取材を受けることに!!!
 ついにTV取材キターーーー
 
 俺、質問もたくさん答えましたし結構カメラ撮られてました。さて、これ映るのでしょうか!?!?!?
 フジもテレ朝も熱心に聞いてくれまして
 「これ、少し一緒について行っていいですか?」
 断る必要などどこにあるのでしょうか!
 
 ということで、センター街から道玄坂まで一緒に行動することになりました。
 センター街途中から渋谷駅くらいまでは最前列を経験したかったので、最後尾看板をYUKIMIに渡し、先頭集団に入ります。
 
 駅に着いたとき、酒瓶が飛んできました。
 こういうことしてくるのはほんと渋谷の人だけですね。不思議です。
 
 ▼渋谷〜山手線移動〜池袋
 4:44発の電車に乗る我々一行。とっても縁起がいい数字が並ぶ時間の電車に乗りますのです。
 4は幸せの4です。OK?
 決して不幸な数字ではありません。

 さて、電車内では崩れる人がちらほら出てきます。
 仕方ありません。新宿からノンストップで歩いたのですから。
 でも、鼻ゲリラは非情なるイベントなのです。

 「寝た人間は放置」
 
 鼻ゲリラの隠れた鉄則です。

 どうやらここで1人置いてかれたようです。

 ▼池袋〜芸術劇場噴水〜サンシャイン公園
 池袋に戻ってきた我々は、今度は西口を目指します。
 目指すは芸術劇場にある噴水。
 ここで噴水を囲み、UFO呼びます。嘘です。
 俺がUFOを呼びますとアホなことを言ってしまったので、元から噴水にいた若者4人が、
 ええええ、マジーーー? よし、やろうぜーーやろうぜーーー

 どこまで本気なのかわかりません(汗

 西口の繁華街を経由して東口のサンシャイン公園に向います。
 ここに来てもまだまだ人数を増やすことに成功しています。

 サンシャイン公園に着いて終了し、最後に主催中野から一言

 「あけましておめでとう」

 毎回、決まったオチと記念撮影をして解散します。

 この時点で時間は6時近くになりました。
 今年は時間がかかったようです。ま、いいか。新年だし。

 ▼エピローグ
 解散後はまた、集合場所に戻った人が大勢いたようですが、自分は戻らず、池袋駅に向いました。
 さて、帰る途中、待機中の車からいきなりニョキっと拡声器が

 「あけましておめでとう」

 !!!

 先に言われるとはなんたる不覚。山手線内同様にここでも敗北感を味わいました。
 やはり、家に帰るまでが鼻ゲリラなのです。油断しました。

 ▼後書き
 今回は、行程のほとんどを後方部隊、しかもしんがりを勤めさせて頂きました。
 後方部隊の役割は、後ろの人を置いてけぼりにならないようにすることがメインですが、
 次回は前方の部隊との隊列をあまり長くならないようにすることを課題にしなきゃいけないと思いました。
 それ以外で特に多かったことは周りの人に説明をしまくったことです。いわゆる説明要員となっていたことです。
 特に今回は警察・警備関係が多かったですね。
 あけましておめでとう以外にも言うことが多かったので喉に結構負担がかかりました。
 喉飴持ってきてホントに良かったです(笑

 後方部隊のメリットは、すれ違う人の反応をしっかり見届けることが出来ることです。
 人間ウォッチングが出来る反面、「うるせえ」とかなんとかブツブツ言われて萎えることもあります。
 言うなら最初からハッキリ言えばいいのにねぇぇぇと思いまーす。

 高年層の人は結構返してくれる分、若年層はハッキリと分かれる傾向にあります。
 飛びついてきてくる人、ハイタッチをしてくれる人などなど。
 非常に嬉しいですね。ハイタッチする人は最後にお疲れ様ってなんか言いたくなっちゃいます(笑)
 去年から「疲れたー、すげー人数」とか言われちゃいましたからね(笑
 その反面うるせえとかなんとかブツブツ言ってる人。これが何故か渋谷だけなんですよ。ホントニ。
 池袋、新宿、原宿では全くって良いほどないんです。
 本当に不思議です。渋谷にはきっと魔物が住み着いているんです。キングベヒーモスとか。
 また、挨拶を返してくれる人が世間ではいわゆるヤンキーと言われている人に多く、冷たい反応なのが普通に見える人たちです。
 これも今の日本を物語っているのではないでしょうか。大げさですかそうですか。
 馬鹿騒ぎが嫌いだからって言うのは仕方ないと思いますし、俺たちに合わせろって言うのも無理がありますけど。
 2回目の時に、何あの馬鹿集団、とか言ってた人もいましたね。
 そのときばかりは一緒に参加してくれた東大卒業生を差し出したかったです。
 その後は煮るなり焼くなり・・・嘘です。ごめんなさい。

 第1回鼻ゲリラを通して、自分は挨拶というものに対して考え直しました。
 人とのコミュニケーションで一番大切なものは挨拶だということを。
 アホなイベントではありますが、得るものはいっぱいあると思います。
 挨拶による人と人のコミュニケーション
 長時間歩行による運動不足の解消及びダイエット
 後方部隊であれば、警察や機動隊への会話力も試されます(笑)
 先頭集団であれば、見ず知らずの人にいきなり会話する度胸が試されます。
 ここを見た方でまだ鼻ゲリラに参加したことのない方、
 今年の大晦日に、サンシャインシティにて是非お待ちしております。

 
 とりあえず、レポートはこれにて終了です。
 個人的見解についてはなんかとりまとめが無いっぽいので後ほど加えていくかもしれません。
 
 

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