★極私的長文レビュー★

ときめきメモリアル

PCエンジンスーパーCD−ROM2
コナミ/94年5月27日発売/恋愛シミュレーション/8,800円

 今や説明不要とも言える恋愛シュミレーションの金字塔。
「私立きらめき高校」を舞台に高校3年間を通じて自らをスキルアップさせ、
卒業式の日に「伝説の樹」の下で気になるあの娘の告白を待つのだ!

こんな所がナイス君
   真の意味でのマルチフロー、マルチエンディングを実現させた恋愛シュミレーションという枠に囚われずに語られるべき革命的ゲーム。
どんな進め方をしても、納得の行くエンディングを迎える事が出来るという、10年は遊べるゲーム。
 実際私は発売後6年経った今でもたまに遊びます(^-^;;;
「八方美人ゲーム」とかよく言われておりますがハッキリ言ってそれはたいしてやり込んでないヤツの発言。
目当ての女の子のみとデートをするというプレイでもちゃ〜んと告白エンディングを迎える事ができますよ!
 八方美人な人間が八方美人プレイをして自滅してるんでしょう。

とにかくこのゲームに触れずに人生終わらせるというのは「ゲームが好き」という人間にとっては人生の何分の一かを無駄に過したも同等。

ここがガックシガクゾー
   詩織がムカつく(笑)
貴様のようなタカビー女ではなくてひかりんのような性格良い娘が
幼なじみの方が俺は嬉しかったぞ(爆)

ときめきメモリアル2

プレイステーションCD−ROM
コナミ/99年11月25日発売/恋愛シミュレーション/6,800円

   大ヒットした恋愛シュミレーションの続編。
「私立ひびきの高校」を舞台に高校3年間を通じて自らをスキルアップさせ、
卒業式の日に「伝説の樹」の下で気になるあの娘の告白を待つのだ!

こんな所がナイス君
   新採用の、ギャルがプレイヤーを名前で呼んでくれるというエモーショナルボイスシステムはなかなか良好。
初めて名前を呼んでくれるのを聞いた時はちょっとドキッとしました(^-^;
   イベントも増え隠れイベントもあるしボリューム満点。

ここがガックシガクゾー
   完全な意味でのマルチフロー、マルチエンディングを実現させた正に革命とも言える前作と違い、
ギャルゲー好きにはおおむね好評だと見受けられる
「フラグを立てて特定のシナリオを進める」という事をしないと落とせないキャラが居るのは
個人的には違和感が有る。

 もはや絶対的な存在であった「ときメモ1」とは別物の
「良く出来たギャルゲーの内の一つ。ちょっとときメモに似てる。確かに面白いけど一度遊んだらもういいや」
に成り下がってしまった。
 ちょっと残念。

レビュアー:K.HAGINO

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