- 「２０世紀の色」 11月 ：ランキング解説
（調査：2000.10.26-11.30）
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★ １位 赤■ （4票：21％）
★ ２位 灰■ 白
黄■
（3票：16％）
★ ３位 黒（モノトーン）■ （2票：11％）
- 「２０世紀の色」を選んだ理由をみてみると、戦争や環境破壊、人種や宗教の対立など歴史的な暗い出来事が、強烈な印象で記憶されているようで、日本ではバブル崩壊、不況の影響が尾を引いています。良い意味でも悪い意味でも物質文明が著しく発達した時代、ととらえています。
- １位の「赤」は、情熱や火、エネルギッシュな時代を象徴しています。
- ２位は、混沌とした、不透明で暗い世相を反映した「灰色」。「黄」は人類への警告色であり、お金やウランを表しています。
- ３位の「黒」は２位の「灰」「白」とセットで、「モノトーン」の中の一色として選ばれました。
- 少数意見として、「古い本の紙のような、くすみはじめた白」「コンピュータ社会のメタリックなシルバー」「世紀末にどっと出てきた人工的で元気なビビッドカラー」がありました。
- カラーマップをみると、全体に濃いめの色調で、「灰」「白」「黒」の「モノトーン」中で「赤」や「黄」がしっかり存在を主張しています。色は「無彩色」と鮮やかな暖色「赤〜黄」という特徴がはっきり出ました。「２１世紀の色」にある「緑〜青〜紫」は全く無く、少数意見にすら出てきませんでした。
- ２０世紀を長い目で見て、去り行く古き時代にはいろいろあったなあ、というノスタルジー感覚。これは大部分の人が感じているようです。もう一つは世紀末特有のにぎやかな感覚があり、２０世紀が完結する喜び、２１世紀を目前にしてふくらむ期待から、明るい色を選ぶ人がいました。
- 回答数[13] 年代[20代5名、30代5名、40代3名] 性別[男性2名、女性11名]
