第1話「日本は自分が守ります!」 ダイジェスト版
脚本:黒田洋介 絵コンテ:岩崎良明 演出:岩崎良明・高橋順 作画監督:柳沢まさひで
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。小学校の体育の授業。まおは跳び箱3段に挑戦していたが、まだ飛べずにいた。
◆放課後、みそらと下校するまおに、綜合防衛隊指揮官のかごめからの出動命令の連絡が入る。
陸の防衛隊まおは第二種陸上装備を実装して、戦車のみーくんと共にエイリアン上陸予定の横浜に向かう。
◆国会は小学生防衛隊にまた予算を出したことで荒れていたが、まおの祖父の陸の防衛隊幕僚長・陸士郎が場を収める。
◆横浜に飛来したのは、パラシュートを付けた巨大な猫型のエイリアンだった。
まおは防衛しようとするが、エイリアンが風に飛ばされて遠ざかってしまったので、防衛優先権を失ってしまう。
◆そこに、戦闘機のはやてに乗った空の防衛隊みそらが助けに来た。
喜ぶまおだったが、エイリアンは海に落ちて、再び防衛優先権を失ってしまう。
◆でも海中には、潜水艇のなーちゃんに乗った海の防衛隊シルヴィアがいた。彼女はエイリアンを地上に押し戻す。
◆しかし、まお達にはどうすることもできず、エイリアンは街の方へ進んで行く。
◆自分達の無力さに泣き崩れる三人。その姿を見た内閣から、1回3億円かかる防衛結界の使用認可がおりる。
◆エイリアンに仕掛ける三人だったが、まおのミスで地上に大爆発をもたらすことになり、作戦は失敗する。
だが、内閣支持率は89%に急騰した。
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第2話「初出動のまおちゃん!」 ここから物語が始まる
脚本:黒田洋介 絵コンテ:岩崎良明 演出:岩崎良明・高橋順 作画監督:梶浦紳一郎
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆4月○日。まおは8歳になった。祖父であり陸の防衛隊幕僚長でもある陸士郎は、
地球に飛来した宇宙人から接収したクローバーのバッジを誕生日プレゼントとして渡す。
それを胸に付けて押すと、まおの防衛精神が宇宙力と同調して、まおを鼓笛隊風の第二種装備に変身させた。
◆その姿を見て陸士郎は、まおを特別二等陸士として防衛隊に入隊させ、
その世話を IQ250の天才で防衛隊のプリンセスと呼ばれる三島かごめ一等陸佐に命じた。
◆陸士郎は、まおの入隊をマスコミに発表し、まお専用のメカの開発も開始させた。
◆まおは国家的な人気者になり、防衛隊のイメージアップに貢献した。
◆そんなある日、可愛いエイリアンの飛来が観測される。
この事態を予期していた陸士郎は、まおの出撃を命令する。
まおは降下予測ポイントの東京の有明に赴く。
◆飛来したのは、小ウサギのようなエイリアンだった。
まおがバトンで軽く叩くと、エイリアンは気絶し、防衛は完了する。
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第3話「空の防衛隊みそらちゃん」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:石山タカ明 演出:鈴木吉男 作画監督:田中誠輝
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アバンタイトル:みそら「空の防衛隊 築島みそら!日本の空は私が守るであります!!」
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◆4月×日。まおの勇姿をテレビで見ていたみそらは、日本を防衛することに憧れを持ち始めていた。
その様子を祖父であり空の防衛隊幕僚長でもある空次郎がこっそり見ていた。
◆まおの身辺警護および非常事態発令における早期対応のため、
かごめが嫌々まおの小学校に赴任し、クラス担任になる。
◆防衛隊本部では、戦車型の専用支援メカがまおに渡され、まおにより「みーくん」と名付けられる。
◆そんなとき、前回と同じルートで、コーモリ型のエイリアンがやって来る。
出動したまおは、みーくんの協力を得て防衛するが、空に逃げられてしまう。
◆そこに駆けつけたのは、空の防衛隊に入隊したばかりのみそらだった。
みそらは愛機「はやて」と共にエイリアンを追い詰めた後、エイリアンに説教し、たしなめてしまう。
◆防衛隊の活躍で、内閣の支持率はさらに上昇する。
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第4話「空と陸は一つです」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:紅優 演出:鈴木吉男 作画監督:梶浦紳一郎
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆5月×日。空の防衛隊本部を陸の防衛隊本部の敷地に建てたことで、
陸の防衛隊幕僚長の陸士郎と空の防衛隊幕僚長の空次郎がケンカを始めてしまった。
◆学校では、生徒会長の宙ゆり子がまおと接触する。
応援の言葉をかけるゆり子だったが、その行動は書記の宇ちなみに非難される。
◆陸士郎と空次郎の命令により、まおとみそらは一緒に防衛することを禁じられてしまう。
二人はそれぞれ悩む。
◆そんなとき、トリ型のエイリアンが飛来する。
まおより先に出動したみそらだったが、エイリアンに追われて逃げ惑うことになる。
◆まおが現場に到着すると、みそらはまおに助けを求める。
まおは一緒に防衛することを提案し、みそらと協同防衛を始める。
すると、二人の合わせたバトンから光が溢れ、エイリアンを気絶させてしまう。
ゆり子とちなみはつぶやく。「あれは草薙の光?」「純潔の地球人が?」
◆現場に駆けつけた陸士郎と空次郎は、張り合いながらも、まおとみそらが一緒に防衛することを許す。
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第5話「海の防衛隊シルヴィア」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:平岡正幸 演出:高橋順 作画監督:山岡信一
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アバンタイトル:シルヴィア「海の防衛隊 丸山シルヴィア!日本の海は本官の海やで!!」
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◆5月×日。クラスのホームルームで、まおが
「かわいいエイリアンはなぜ日本に来るのか?」と提議したことをきっかけに、
防衛隊本部でかごめが経緯を説明することになる。
◆2年前、地球人は空飛ぶカメ型エイリアンとファーストコンタクトを果たした。
「宇宙タマちゃん」と名付けられたこのエイリアンは、陸の防衛隊特別班に大事に保護された。
数ヶ月後、タマちゃんは4つの卵を産み落とした。
そのうちの三つにはクローバー型の宇宙物体、残る一つには「日本は、狙われている。」と書かれた手紙が入っていた。
そのために防衛隊が組織されたのだった。
◆そんなとき、金魚型のエイリアンが飛来する。
だが、このエイリアンは海に落ちてしまう。
◆その頃、陸士郎は極秘保管室でエイリアンから接収した3つ目のクローバーを探していた。
行方は空次郎も知らなかった。
だがそこに、不敵に笑う海の防衛隊幕僚長のアーダルベルト・フォン・丸山が現れた。
◆防衛できずに困っていたまおとみそらの前に、クローバーのバッジを付けた少女が現れた。
海の防衛隊幕僚長の孫娘、丸山シルヴィアだった。
海の防衛隊員の彼女は第二種装備に変身して、バトンに念じ始めた。
するとバトンから一筋の光が海に放射されて、エイリアンを気絶させて海面に浮かび上がらせた。
第三の小学生防衛隊員の誕生であった。
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第6話「とりあえずメシ食うか」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:早乙女有作 演出:高橋順 作画監督:内野明雄
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆6月×日。アーダルベルトは海の防衛隊本部を陸と空の防衛隊本部の敷地内に増設して、陸士郎と空次郎の怒りを買った。
◆シルヴィアはまお達のクラスに転入して来た。帰り道、まおとみそらは、防衛隊本部内にあるシルヴィアの家に寄ることになった。
◆案内されたのは、窓から海の中が見える狭い部屋だった。実はそこは、シルヴィアのサポートメカ「なーちゃん」のコックピットの中だった。
三人が乗ると、なーちゃんは勝手に海中を移動し始めた。
◆そんなとき、海に落ちたエイリアンが観測された。シルヴィアは防衛の前に食事しようと、なーちゃんに魚を捕まえさせる。
しかし、捕まえたのはカプセルに入ったイルカ型のエイリアンだった。
岩に当ててカプセルを開けると、エイリアンは既に気絶していた。
◆戦わずにエイリアンを捕獲したシルヴィアは、首相から表彰された。
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第7話「アメンボだって防衛です」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:大庭秀昭 演出:鈴木吉男 作画監督:石川健朝
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アバンタイトル:ゆり子「生徒会長 宙ゆり子、日本の侵略に加担させていただきます‥‥」
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◆7月×日。ゆり子は子供の頃の夢を見ていた。
彼女の母親が宇宙人であるため、婿養子で立場の弱い父親から、
宇宙人として生きていくことを言い付けられている夢だった。
◆体育の授業をしているまお達に対して、ゆり子とちなみは諜報活動を行っていた。
映像資料が必要となったので、ゆり子はまお達に頼んで写真を撮らせてもらう。
そのあまりにスパイらしくない行動は、ちなみにとがめられることになる。
◆ちょうどそこに、ネズミ型のエイリアン(隠密行動タイプの次郎長)が現れたので、
データと写真を本部に運ばせることになった。
◆しかし、このエイリアンは実際のネズミと同サイズだったので、移動途中、猫に襲われそうになった。
それを見つけたまおは、ネズミを防衛するために、第二種装備の実装を本部に願い出る。
陸士郎は、まおに特別訓練としての実装の許可を出す。
◆実装したまおだったが、猫を追い払えないで困っていた。
◆かごめは、自分の知らない間に学校で第二種装備になったまおを見つけて、慌てて駆け寄る。
その剣幕に猫は逃げて行き、防衛は成功する。
◆まお達の写真は、月面基地にいる敵のボス・銀河大王の手に渡った。
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第8話「プロジェクト防衛結界」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:ムトウユージ 演出:鈴木吉男 作画監督:梶浦紳一郎
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆7月×日。まおは防衛隊本部で、バトンに念じて宇宙光線を発射させるための秘密訓練を受けていた。
だが、光は真っ直ぐに飛ばずに失敗ばかりしていた。
◆みそらとシルヴィアの訓練の方は順調であった。
◆かごめは、防衛作戦「プロジェクト防衛結界」を発案する。
宇宙光線をエイリアンに直接放てば、いじめに見え、国民の感情を刺激してしまうため、
まお・みそら・シルヴィアがエイリアンを取り囲み、各々の宇宙光線を張り巡らせて、エイリアンを拘束し捕獲する手段である。
内閣の支持も受けた作戦であったが、各防衛隊幕僚長は自分の孫が一人で活躍できないことを不満として反対する。
◆まおは、自分が防衛結界を作るときの足手まといにならないように訓練を重ねる。
◆そんなとき、いままでの125倍、直径47mの巨大なエイリアンカプセルが地球に向かっていることが観測される。
かごめは他の防衛隊への協力要請を進言するが、陸士郎は承諾しない。
まおは一人で出撃しようとするが、みそらとシルヴィアは自分たちの祖父を説得して、まおの元に駆け付け、一緒に防衛をしようとする。
◆ところが、カプセルの軌道がずれ、地球圏を離脱したため、防衛作戦が中止になった旨の連絡が入る。
三人は何もせずに防衛することができた。
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第9話「結成、綜合防衛隊」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:石山タカ明 演出:広嶋秀樹 作画監督:内野明雄
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆7月×日。かわいいエイリアンのために陸海空の3つの防衛隊が連携する「かわいい防衛法案」が可決され、綜合防衛隊の結成式が行われていた。
そして綜合防衛隊の指揮官には、強制的にかごめが任命された。
◆かごめは、防衛結界の演習指導、学校の授業、マスコミの取材対応、まお達の生活面の管理、作戦の検討と
毎日多忙で睡眠不足気味な日々を過ごすことになり、
疲れ果てた彼女は、とうとう仮病で学校を休んでしまう。
◆まお達は心配して、かごめの自宅へ見舞いに訪れるが、
家を壊したり、食事を横取りしたりで、余計にかごめを悩ませることになる。
◆そんなとき、エイリアン接近の連絡が入る。
まお達は給食の残りのパンと牛乳とプリンを置いて、防衛隊本部に出頭する。
残された食べ物を見て、かごめは呆然とする。
◆指揮を取っていた陸士郎の元にかごめが駆けつけ指揮を引き継ぐ。
「ごめんね、みんな。」
まお達のお見舞い品を口にしながら、かごめはポツリと謝った。
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第10話「日本収集作戦」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:岩崎良明 演出:広嶋秀樹 作画監督:平岡正幸
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆7月×日。綜合防衛隊結成後の初めての防衛作戦が始まった。
◆神奈川県沖30km地点に着水したのは、全長18mのヒツジ型の巨大エイリアンだった。
その大きさに、まお達は恐怖のあまりすくんでしまった。
◆エイリアンは新横浜駅に向かった。
まお達が動けないので、その後を「みーくん」と「はやて」が追い、身を挺して進攻を止めようとした。
◆駆けつけたまお達は、防衛結界を使うが、シルヴィアのミスで囲み損ねてしまう。
◆エイリアンは新幹線を奪って、空に消えていってしまう。
作戦は失敗したが、まお達は2機が無事だったことを喜んだ。
◆新幹線は、銀河大王の浴場前に飾られた。
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第11話「それはさておき運動会」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:葛谷直行 演出:いとがしんたろー 作画監督:梶浦紳一郎
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。防衛作戦に失敗したまお達だったが、防衛隊の人々は励ましの言葉を投げかけ、内閣支持率も急上昇した。
◆翌日、まお達の小学校で運動会が行われた。
各防衛隊幕僚長や首相、マスコミまでやって来て全国中継された。
◆まお達の赤組は、みそら・シルヴィアの大活躍で健闘したが、まおのドジが足を引っ張っていた。
◆見かねた陸士郎は、高級ホテルのディナー招待を条件にして、まおが活躍できるようにかごめに裏工作を頼む。
かごめは同僚教師に、借り物競争の借り物を簡単にするように手を回す。
◆借り物競争が始まった。
「キレイな女の子」を引いたみそらはゆり子を、「メガネッこ」を引いたシルヴィアはちなみを連れて、ゴールに向かった。
ところがまおは「おかあさん」と書かれた借り物を見て動けなくなってしまった。
まおには母親がいなかったのだ。
◆かごめは、泣いているまおの前にやって来て、いまだけのお母さんになってあげた。
まおは観衆の拍手の中、かごめとゴールし、赤組を勝利に導いた。
◆約束通り、かごめは陸士郎のディナーに招待された。
だが、その席にはまおもいた。
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第12話「寝ても覚めても防衛です」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:平岡正幸 演出:いとがしんたろー 作画監督:田中誠輝
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アバンタイトル:シルヴィア「海の防衛隊 丸山シルヴィア!日本の海は本官の海やで!!」
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◆○月×日。綜合防衛隊は失敗を続けていた。
ヒツジ型エイリアンが、金閣寺・日本武道館・東照宮の神厩舎を次々と盗んでいったのだ。
◆そして、次は沖縄のシーサーを盗むことを記した予告状が防衛隊に届く。
防衛隊は沖縄に待機するが、まお達はかごめの引率の元、作戦まで海で遊ぶことになった。
◆そこに、変装したゆり子とちなみが眠り薬入りの食事を運んで来た。
まお達は海岸で眠り込んでしまう。
◆やがて、ヘビ型エイリアンが海中から現れる。
まお達は寝ぼけながら、第二種装備に変身し、防衛結界を初めて成功させる。
寝ぼけてる方が優秀なまお達に、ちなみや銀河大王は悔しがった。
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第13話「お母様が来たであります」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:石山タカ明 演出:高橋順 作画監督:石川健朝
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アバンタイトル:みそら「空の防衛隊 築島みそら!日本の空は私が守るであります!!」
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◆○月×日。毎日外国を飛び回っていて、しばらくみそらとは会っていなかった外交官の母・築島空子が帰国した。
みそらが防衛隊に入ったことに反対な彼女は、みそらを外国に連れて行くために迎えに来たのだった。
◆空子は、授業を受けていたみそらを強引に連れ去って行った。
シルヴィアは綜合防衛隊がなくなることを心配したが、まおはみそらが母親と一緒に暮らせることを寂しそうに喜んだ。
◆みそらは外国に行くことを嫌がっていたが、父親も心配していることを告げられると、渋々承諾するのだった。
◆そんなとき、ウシ型エイリアンが東京築地の高級寿司を求めて出現したという連絡が入る。
空子に制されたみそらだったが、防衛隊の面々のことが頭をよぎると、母親から離れて現場に向かうのだった。
「日本はお母様とお父様の故郷であります。私はそれを守りたいであります。いつ帰って来てもいいように。」
◆防衛結界でエイリアンを退けたみそらの姿を見て、空子はみそらの防衛隊入りを認める。
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第14話「防衛隊本部危機一髪」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:富永恒雄 演出:高橋順 作画監督:石川健朝
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アバンタイトル:かごめ「陸の防衛隊 三島かごめ!日本の防衛は私の作戦にかかっています!!」
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◆○月×日。まおへのプレゼントとして、防衛隊本部に届いた荷物の中から、可愛いエイリアンが現れた。
エイリアンはそのあまりの可愛さで、防衛隊員を次々に悩殺しながら、ゲートから本部内に進攻して行った。
◆陸海空の幕僚長が会議で不在であったため、かごめは指揮に立つが、エイリアンの進攻を食い止めることはできなかった。
まお達にも連絡を取るが、プールで遊んでいてバッジを外していたため連絡が不能であった。
◆諦めかけたとき、まお達が本部に帰って来た。
直ちに、エイリアンを見ないように目隠しをさせて現場に向かわせたが要領を得なかった。
◆そんなとき、みーくんがエイリアンに体当たりをして、進攻を食い止めた。
その様子が映像で流れた瞬間、防衛隊内の全員が悩殺されてしまった。
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第15話「菊一文字参号登場です」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:石山タカ明 演出:鈴木吉男 作画監督:柳沢まさひで
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。今月に入って、東京ドーム、東京ビッグサイト、瀬戸大橋と日本の名所が予告状なしで次々と盗まれたため、
地方都市にエイリアンが現れたときの防衛隊員の派遣時間が問題になっていた。
◆このことを予見していた陸士郎は、地球にあるどんな観測装置よりも先にエイリアンを察知する
防衛隊最新鋭索敵装置「菊一文字参号」を密かに開発していた。
◆菊一文字参号はまお達に渡されるが、犬の姿をしていたため、彼女達はペット扱いして街に連れ出してしまう。
◆ゆり子とちなみは、催しで展示されている時価50億円の「日本最小の壷」を狙っていた。
場所が防衛隊本部近くだったので、隠密行動タイプのネズミ型のエイリアンを潜入させていた。
ところが、その様子を菊一文字参号に見つかってしまうのだった。
◆訝しげなまお達に慌てたゆり子達は、潜入しているエイリアンのことをバラして事なきを得る。
防衛結界でエイリアンを捕獲したまお達だったが、壷は割れてしまった。
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第16話「みーくんが家出です」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:平岡正幸 演出:鈴木吉男 作画監督:梶浦紳一郎
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。菊一文字参号ことキクちゃんがまお達のクラスでペットとして飼われることになり、生徒たちの人気者になった。
また、本部の整備隊員の間でも、TVのニュースでも人気があった。
そして、まお達もキクちゃんにベッタリであった。
そんな様子を見ていた「みーくん」は、嫉妬して家出をしてしまった。
◆そんなとき、カニ型エイリアンが東京のお台場に現れた。
はやてと共に現場に出動したまお達だったが、エイリアンの出す泡で、はやてもまお達も動けなくなってしまった。
◆その頃、「みーくん」は河原で佇んでいたが、ゆり子からまお達のピンチを知らされる。
「できることがあるっていいよね」と彼女に言われた「みーくん」は、現場に向かうのだった。
◆「みーくん」に助けられたまお達は、防衛結界でエイリアンを捕獲する。
まおにお礼を言われた「みーくん」は一緒に本部に帰還するのだった。
◆だが、今度は現場に置き去りにされた「はやて」が家出してしまった。
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第17話「芸の道はきびしいでー」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:鈴木吉男 演出:広嶋秀樹 作画監督:内野明雄
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アバンタイトル:シルヴィア「海の防衛隊 丸山シルヴィア!日本の海は本官の海やで!!」
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◆○月×日。まお・みそら・シルヴィアは、防衛隊の活動をもっと知ってもらうために、クラス会の出し物で防衛隊の劇をやることにした。
◆本番を明日に控えて、三人は体育館でリハーサルをやっていたが、本物の第二種装備を23回もダウンロードしたために、かごめに怒られてしまう。
◆まお達は、かごめやゆり子やちなみにも一緒に劇に出てくれるように頼む。
◆そして決まった配役は、
【防衛隊員】まお・みそら・シルヴィア、【防衛隊の隊長】かごめ、【エイリアンに捕われたお姫様】ゆり子、【エイリアン】ちなみ
であった。
◆ちなみは演じている振りをして、まお達から胸のバッジを奪おうと画策するが、
迫真の演技でうまくいきかけた瞬間、
みーくん、はやて、そして大勢の防衛隊員たちが体育館に踏み込んで来て、捕捉されてしまう。
かごめが劇中に発した「全防衛隊員出動」のセリフが本部に届いていたのだった。
◆エイリアンと間違えられたちなみは、本部で尋問を受けていた。
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第18話「雪祭りでわっしょい」
脚本:上江州誠・黒田洋介 絵コンテ:石山タカ明 演出:広嶋秀樹 作画監督:藤田宗克
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。防衛隊は雪像造りをするために札幌雪祭りにやって来た。まお達の作った雪だるまも展示されて好評を博していた。
◆ゆり子とちなみは雪像を盗むために、吹雪の山で派遣されたエイリアンと待ち合わせていたが、
やって来たクマ型エイリアンと一緒に遭難してしまう。
◆シルヴィアとみそらから、山での遭難の恐ろしさを聞いたまおは、会場から見える山に遭難者がいると思い込み、一人で救助に向かう。
◆まおはゆり子達の近くまでやって来るが、はやてに乗って探しに来たみそらに連れ戻される。
ゆり子達は飛び立つはやての風圧を浴びて、雪だるまとなって麓まで転げ落ちてしまう。
◆麓ではまお達が、迎えに来た防衛隊の人々と合流していた。
そこに現れた巨大な雪だまるに菊一文字参号が反応したため、まお達は防衛結界を仕掛ける。
結果的に、ゆり子とちなみは助かる。
◆雪像の奪取に失敗したゆり子達は、代わりに小さな雪だるまを作って本部に送る。
だが、銀河大王が手にした途端、雪だるまは解けてしまう。
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第19話「リンゴ・ミカン・メロン」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:富永恒雄 演出:いとがしんたろー 作画監督:梶浦紳一郎
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。青森のリンゴ、愛媛のミカン、熊本のメロンをエイリアンが同時に狙って来た。
各現場には、リンゴ好きのまお、ミカン好きのシルヴィア、メロン好きのみそらが向かった。
◆飛来したのは小型のリス型エイリアンだったため、それぞれあっさり彼女たちに捕獲された。
◆でもこれは陽動作戦だった。
手薄になった防衛隊本部を観測史上最大の竜型エイリアンが襲って来たのだった。
◆まお達がいないため、防衛隊本部はパニックになった。
かごめは単身、未完成品の防衛隊最終メカ「青竜」に乗って立ち向かうが、威嚇しかできないことがすぐにバレてしまう。
◆だが危機一髪というところで、まお達が各現場から戻って来た。
竜型エイリアンは防衛結界によって倒される。
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第20話「東大に受かる温泉にいこう」
脚本:中村寛之・黒田洋介 絵コンテ:岩崎良明 演出:いとがしんたろー 作画監督:石川健朝
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。まお・みそら・シルヴィア・かごめ・各幕僚長の7人は、「ひなた旅館」という格安の宿に慰安旅行に来た。
この旅館には「入ると東大に合格できる」という霊験あらたかな温泉があった。
現れた女将がかごめそっくりだったのでみんな驚くが、なぜかシルヴィアは女将の正体を隠そうとする。
◆女将の亭主は浮気性のようであった。
そのため、旅館は女将の破壊力のせいでボロボロであった。
しかも女将は客をほったらかしで、旅館は今にもつぶれそうであった。
まお達は旅館を防衛するために、従業員として働き出す。
◆ところがやって来た客はサル型エイリアンだった。
予約してあったので、まお達は平然と客として対応するが、
かごめは、東大に入って日本を内部から支配するために、この旅館の温泉を盗みに来たのではないかと怪しむ。
◆かごめの懸念通り、温泉はエイリアンと共に忽然と消えてしまった。
かごめは、温泉が地下から湧いていることに気づき、シルヴィアになーちゃんを呼ばせる。
なーちゃんは地下から海に逃げようとしていたエイリアンを連れて現れた。
エイリアンは防衛結界によって捕獲される。
◆だが温泉がなくなってしまったので、旅館の防衛には失敗する。
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第21話「防衛少女アメリカン」
脚本:上江洲誠・黒田洋介 絵コンテ:石山タカ明 演出:高橋順 作画監督:田中誠輝
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。日本の防衛隊が開発したサポートメカの受け取りのために、アメリカの防衛隊員キャロル・キャメロンがやって来た。
彼女は目的のパワードスーツを装着し性能を確かめると、その出来栄えに満足した。
◆まお達と親しくなったキャロルは、まお達のクラスに学校見学にやって来た。
キャロルは、まお達と同じ8歳であった。
勉強もスポーツも優秀な彼女にみんなは目を見張る。
◆そんなとき、学校の校庭にアルマジロ型エイリアンが現れた。
キャロルは新装備を実戦で試そうとエイリアンに攻撃を仕掛ける。
だが、彼女の新装備が目的だったエイリアンは、彼女ごと包み込んで球形となり、転がりながら連れ去って行った。
◆まお達は第二種装備になって追いかけるが、エイリアンには追いつけなかった。
キャロルは自分ごとエイリアンを倒せと頼むが、まおは「倒す」のではなく「防衛する」ことが防衛隊の目的であることを主張してそれを拒む。
すると、草薙の力によってまおの靴に新たにローラーブレードが生まれた。
高速で移動するまおの体当たりでエイリアンは気絶し、キャロルの救助に成功する。
エイリアンは防衛結界で捕獲される。
◆まお達から防衛精神を学んだキャロルはアメリカに帰って行った。
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第22話「幸せを防衛しよう」
脚本:白根秀樹 絵コンテ:富永恒雄 演出:岩崎良明・高橋順 作画監督:藤田宗克
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アバンタイトル:かごめ「陸の防衛隊 三島かごめ!日本の防衛は私の作戦にかかっています!!」
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◆○月×日。かごめは陸士郎に呼び出されて見合いを勧められる。
陸士郎の告白を期待していたかごめは、混乱のうちについ了解してしまう。
◆見合い当日。かごめは陸士郎に付き添われて泣く泣く会場である料亭に連れて行かれる。
だがこの料亭に、鹿おどしを盗みに来たカンガルー型エイリアンが飛来する。
◆様子を見に来たまお達はエイリアンを発見するが、騒ぎを大きくして見合いを中止させないために、
こっそり第二種装備に変身して、料亭内を逃げ回るエイリアンを追う。
◆そんなこととは知らない見合い会場の離れでは、かごめ以外の者たちで盛り上がっていた。
そして状況に流されたかごめは婚姻届に判まで押してしまう。我に帰ったかごめは慌てる。
◆そんなとき、まお達に追い詰められたエイリアンが離れに逃げ込んだ。
中にかごめ達がいるとも知らずに、まお達は離れを防衛結界で囲む。
◆結界光線は離れを破壊しながら放たれたが、エイリアンには逃げられた。
しかし、かごめの見合い相手も逃げ出し、婚姻届もなくなったために、見合いは御和算になる。
◆カンガルー型エイリアンは、銀河大王の前で鹿おどしの実演をしていた。
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第23話「ごめんね、みーくん」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:石山タカ明 演出:広嶋秀樹 作画監督:梶浦紳一郎
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。第2種装備のローラーブレードの力で高速移動できるようになったまおは、みーくんとスピード競争をしていた。
◆そんなとき、菊一文字参号が太平洋沖に現れたエイリアンを探知する。
まお達は、なーちゃんに乗って現場に向かう。
◆だが、まお達が接触したのは、犬吠埼灯台を狙う巨大な鯨型エイリアンだった。
なーちゃんはエイリアンの潮吹きによって海上まで押し上げられ、まお達も海に放り出される。
さらにエイリアンは、まお達を食べるために追って来た。
絶体絶命のピンチに、まおは祖父やみーくんや母親に助けを求める。
◆すると、まおのバッジが輝き出し、共鳴するかのように本部で待機していたみーくんも輝き出す。
光に包まれたみーくんは、規定値の50倍のスピードで空を飛び、
今にもまお達を食べようとしていたエイリアンに捨て身の体当たりをした。
◆まお達は助かった‥‥エイリアンも気絶して倒れた‥‥だが、みーくんは壊れて動かなくなってしまった‥‥
まおはみーくんとの思い出を噛み締めて謝る。「ごめんなさい、ごめんなさい‥‥みーくん‥‥」。
◆数日後。みーくんは修理されて甦った。
「これからもよろしくお願いします」と言うまおに、みーくんが「ドウイタシマシテ」と返事をした。
まおの気持ちを察して、こっそりと行ったかごめの代弁であった。
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第24話「紫のユリのひと」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:中津環 演出:広嶋秀樹 作画監督:柳沢まさひで
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アバンタイトル:ゆり子「生徒会長 宙ゆり子、日本の侵略に加担させていただきます‥‥」
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◆○月×日。いつも通り遅刻ギリギリで登校して来たまおは、校門で転んだ拍子に胸のクローバーバッジを紛失してしまう。
防衛隊本部では大騒ぎになり、全隊員によるバッジの捜索が開始された。
第二種装備に変身できなくなったまおは自宅で待機することになった。
◆バッジはゆり子が拾っていた。
ゆり子はスパイである自分の立場を考え、バッジを返すべきかどうか迷っていた。
◆そんなとき、タツノコ型エイリアンが飛来する。
みそらとシルヴィアは二人だけで出動するが、エイリアンが口から吐き出す粘着液によって拘束されてしまう。
◆TVで見ていたまおは、迎えに来たみーくんに乗って現場に駆け付けるが、やはり粘着液によって身動きが取れなくなってしまう。
◆そんな様子をこっそり見ていたゆり子にバッジが語りかける。
「まおを助けてあげて。あの子はみんなの笑顔を守りたいだけなの。」
◆エイリアンが接近し、まお達はいよいよピンチになった。
そのとき、第二種装備を実装したゆり子が現れる。
正体を尋ねるまおに、ゆり子は「紫のユリの人」と名乗り、エイリアンを草薙の光で囲むと、防衛転送によってエイリアンを銀河大王の元に送り返した。
◆翌日、唯一正体に気づいたちなみに咎められるが、笑顔が戻ったまおを見てゆり子は喜ぶのであった。
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第25話「おもひでぼうえい」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:鈴木吉男 演出:高橋順 作画監督:石川健朝
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。まお・みそら・シルヴィアは、それぞれの宝物を持ち寄って遊んでいた。
まおの宝物は小さい頃から大事にしていた「クニちゃん」という人形であった。
◆そこに突然、イノシシ型エイリアンが現れて、まおの人形だけを奪って逃げて行った。
すぐに取り戻そうと、まおは第二種装備に変身しようとするが、かごめに止められる。
防衛隊は守るために存在するため、進んで戦いに行くような行為はできなかったのだ。
◆説得されたまおは平静を装って人形を諦めた振りをするが、翌日学校を休むほどに落ち込んでいた。
人形との想い出が次々と甦り、「防衛隊員をやめれば取り戻しに行ける」と考えて、本部に向かって駆け出して行く。
◆だが、その行く手をみーくんが遮った。
そして、第二種装備のみそらとシルヴィアも駆けつける。
空次郎とアーダルベルトが「まおの笑顔を防衛せよ」と命令を出したのだった。
かごめと陸士郎も現れ、「自分の想い出を防衛せよ」とまおに第二種装備の許可を出した。
町の人々も集まって来て、まおの応援を始めた。
すべては、まおのことを心配をしたゆり子が陰で尽力した結果だった。
◆第二種装備に変身したまおは、みそらとシルヴィアとともにエイリアンの元に行く決意を固める。
しかし、エイリアンがどこにいるのか誰も知らなかった。
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第26話「今日もゆるゆる防衛です」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:岩崎良明 演出:岩崎良明 作画監督:石川健朝
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アバンタイトル:まお「陸の防衛隊 鬼瓦まお!日本の平和は自分が守ります!!」
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◆○月×日。エイリアンの本拠地がどこにあるのかわからず、まお達は困っていた。
そこに、ゆり子が「紫のユリの人」になって現われる。
彼女はまおのバトンを借りると、小学生防衛隊員3人を転送結界で囲んで本拠地へ移動させた。
◆月面基地に到着したまお達は、そこに今まで日本から盗まれた日本の名所を発見する。
そして、露天風呂に入浴中だった銀河大王と接触する。
◆銀河大王の姿に脅えながら、まおは人形を返してくれるように頼むが、銀河大王は拒む。
◆人形は銀河大王の子供の小大王が持っていた。
みそらとシルヴィアが返すように詰め寄るが、小大王は泣いて離そうしなかった。
その様子を見ていたまおは、
「エイリアンさんだからって泣かせていいわけないよね。だって、みんなの笑顔を守るのが防衛隊なんだから。」
と言って、人形を小大王に譲ってあげた。
まおの優しさに、銀河大王は感激して頭を下げる。
◆まお達からの連絡を待っていた綜合防衛隊は、本部に向かって飛来するカプセルを観測する。
かごめはエイリアンを捕獲してまお達の情報を聞き出そうと防衛態勢を取るが、カプセルの中に入っていたのはまお達だった。
銀河大王が送り帰してくれたのだった。
人々はまお達の帰還を喜んだ。
◆1ヶ月後。
かわいいエイリアンと楽しく遊べるかわいい動物園がオープンした。
人々とエイリアンは仲良く触れ合っていた。
その動物園に接近中の降下物体が観測される。
まお達は、いつものように防衛行動を開始した。
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