「何だい やぶから棒だな「いーえ壁からクギです」 |
「トラがないては たいへんだー」 |
「ああつらい… キトリちゃんの面影が 頭からはなれない 花ビンを見ても カーテンを見ても 床の間の掛字の ダルマさんまで キトリちゃんに 見えてくる そして熊さん お前の顔も」「やめてください 若だんな 気色の悪い 「崇徳院」やってる 場合か」 |
「オナラでローソクの火を消す 「戦争ゲーム」とゆーのもある」「オナラで火を消して どうして戦争ゲーム なんです」「互いに ヘー力を 争う」 |
「時間があれば手みやげに 佃煮でも買ってくるん ですが」 |
「こちら様とは初めての商いで 今後のことものございますから 大まけにまけてせいいっぱい 勉強してカーネギーホールの 舞台から飛び降りたつもりに なって」「二千万ドル」「いい値段ですね」「それはもう これ以上はない お買い得の品で ございます」「それではわたしと 初めての商いでなく 今後のことは一切なく 大まけにまけずに せいいっぱい勉強せず カーネギーホールの舞台から 飛び降りずにこれ以上はない お買い得にしなかったら いくらなんです」「えーと やっぱり二千万ドル」 |
「パイライフだ――っ!!」「えっ!?」「恐怖の使者! 闇と混乱の申し子にして 限りなき腐敗の王! あのパイライフが とうとうわが国にも!」 |
幸「別嬪(べっぴん)やで、えぇ、なんであんな子がでけたんやろな、ほんまに、えぇ。わしゃこんな顔やし、お前はそんなパイライフみたいな顔や」女「パイライフてなんや」幸「そんな顔のことを言うねん。どう間違うてあんな別嬪の娘ができたんかいな。……」 |
「なんです やぶから棒に「いーや 壁からクギだ」「また始まった 落語ネタはやめて くださいってば」「代は?」「樫です!」「金は?」「鉄です!」「値は!?」「ズドーン」 |
「一貫三百どうでもいい アジャラカモクレン キューライス テケレッツの パー!」 |
「生まれた時は別々でも 死ぬ時は別々だとゆー 大親友だ」 |
「ブンシー公国の首都 カツラサン市」 |
「命令されれば目でエンドウ豆をかみます」 |
パタリロに、先祖パタリロ6世の主人である魔界の大公爵アスタロトから電話があり、話があるからちょっと来いと言われる。 天界が「血脈(けちみゃく)」というものを作った。これはお札の一種で、血脈をいただいて額に押しあてると、どんな悪人も極楽往生できるというものである。 この血脈のために、魔界に魂が来なくなってしまった。そこでアスタロトはパタリロ6世に血脈を盗ませることにした。パタリロ6世は盗み出すことに成功したが、喜びのあまり自分の額に血脈を押し当てて昇天してしまった。パタリロを呼びつけたのは、いなくなった先祖の代わりに下僕を務めさせるためだったのだ。 |