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三遊亭 新潟

新作でいま面白い人はと聞かれたら、 私は真っ先に新潟さんの名前を挙げる。 とにかく笑わせるという点において、 いま東京でこの人の右に出る噺家はいない(と、 あえて言い切ってしまおう。異論もあると思うが)。 彼の作る落語は、時代も場所も無視した反則ギャグや楽屋落ちでいっぱいだが、 意外に骨格がしっかりしていることは、 他の噺家が演じてもちゃんと面白いことでわかる。

新作落語は、 いろいろな噺家が演じるようになったとき古典になるのだという説がある。 50年後、100年後の落語ファンも 「プチ・フランソワ2号」で笑っているかもしれない。 (2001-05-23)

関連ページ: 「三遊亭新潟公式ホームページ」


寄席芸人似顔絵集