[お礼状]
このたびは、「1999 PHOTO DIMENSION 〜写真の広がり〜」展に
ご協力、ご紹介下さいましてありがとうございました。
おかげさまで、大盛況のうちに無事終了することができました。
これも、いつもご協力下さいます方々あってのことだと思っております。
ありがとうございました。
1997年から3ヵ年計画で行ってきた「写真タワープロジェクト」も、3年間
続けたことにより、年々来場者が増え、特に20代30代の比較的若い年齢層が
足を運んでくださいましたことは、「写真のマチ 東川町」を宣言して15年の
町としても新しい出来事だと、町の写真担当者も言っておりました。
そもそもこの計画は(と言う程、大それたことではないのですが)、
谷口雅彦個人の思いから端を発しています。今から9年前に、私が写真について
雑記している1990年9月の「写真ノート」に「いずれは、私と同年代の写真家が
集まって展覧会ができたらなと思っている」という一条を書き記してあったのを
先日偶然にも、私自身が見つけ、「そういえば初心がここにあった」と再認識した
次第です。何事も思い続けていればきっと叶うものですね。
いやいやこれはまだ一歩足を踏み込んだだけの状態です。本番はこれからの
人生で行うつもりです。
前述のとうり、この計画は、3年計画ということで、東川町文化ギャラリーの
前館長の坪川博明さんに承諾していただいた計画です。ということで今年が
最後の年となった訳ですが、ここで少し、朗報があります。
初心、「北海道の東川町が、日本で唯一の写真の町というのなら、20代〜30代の
若手といわれる写真家自らが、その町に対してできることはないだろうか」という
思い、それがマスコミの皆さん、足を運んでくださる皆さんの有形無形のご支援、
ご協力のおかげさまにより、東川町が少し動きを見せてくださいました。
「来年も続けていってほしい」と。