北海道ツーリング・3日目
佐呂間〜紋別〜猿払・220km('99.8.23)


朝もやの中サロマ湖畔
佐呂間から湧別へ
オホーツクを眺め・・・
オホーツク海道
旅、人それぞれ
「ライダーハウスやませ」の夜


佐呂間から湧別へ

 起きたら朝の4時半だった。他の二人はまだ寝ている。夜のうちに雨が降ったようだが、もう雨もあがっている。

 寝ている人を起こさないようにそ〜っと準備を整える。結構がさごそと音のするモノが多いんだよね。シュラフとか着替えとか。ライダーハウスにいるとおおむね朝が早いのはチャリダーである。ライダーは遅くまで寝ていることが多い。なので、こうやってできるだけ音をさせないようにそ〜っとそ〜っと用意して出ていくことは北海道旅行中何度となくあった。

 そっと建物を抜け出し、自転車の用意を始める。用意はシュラフを畳んだり、着替えをリュックに詰め込んだりすることだけではない。まずはその荷物をキャリアにがっちり固定しなくてはいけないし、次はタイヤの空気のチェックと調整である。これはホントに大仕事だ。かといってただでさえ空気圧にシビアでかつ空気が抜けて行きやすいロードレーサーのタイヤ、パンクを防ぐ意味でも絶対に欠かせないお仕事だ。ま、そんなに空気圧の重要性を説きつつも持っている空気ポンプが自転車に付いているなんの変哲も無い空気ポンプだけというのが結構泣ける。おまけに空気圧計も持っていない。よくこれで空気圧がどうのと言えたもんだとも思うが、とりあえずはタイヤを指で弾いた時の音、タイヤを押してみたときの感触、そしてそもそもこの空気ポンプとちんたの力では適性圧の9気圧以上を送り込むことはできないだろう、との根拠でとりあえず毎日毎日「これでもか!」というくらいポンプを押して入りきるところまで入れた。おそらく、ふつうに走る空気圧としてはこれで十分だろうと思うが、今はずいぶん思い荷物を積載しているだけに確信もできない。結局、自転車周りを点検して空気圧やキャリアへの積み込みを終えるまでに40分近くかかる。旅の最後のあたりでは10分短縮したがそれでも準備には30分かかっていた。

 もう、なんか、それだけで疲れちゃってるんだよね(^^;)。

 自転車をいじっているうちにさすがに物音に気付いて同宿のねえちゃんが起き出してきたようである。

 「んあ〜おはようございまふ〜もぉ行くんですかぁ?」

 まだ起きてないね、あなたは。ええ、まぁそろそろ出ようかと。今日は宗谷の方まで結構ロングランですしね。

 「ね〜行っちゃうんだってさ〜」

 わざわざ寝ている兄ちゃんの方を揺り起こしている。いや、そうまでしなくても〜(^^;)。

 「気を付けて」「そちらも」

 朝もやの中、お互いの無事を祈ることを挨拶代わりに、ライダーハウスを出た。朝5時半である。


朝もやの中の一枚。まだ車の通りも全くありません(^^;)
ここからしばらくはこういう感じの丘を登ったり下ったりです。

 もともと出発地点がサロマ湖の近くなのですが、サロマ湖が見えてきたのは今日になってからです。ようやく湖畔を走るようになってきました。朝もやの中のサロマ湖です。さすがにサロマ湖はでかいです。しばらくこの湖とおつきあいしていくことになります。しかし、湖のほとりを走る割にはアップダウンが多いんですよねぇ・・・。まだ朝飯食っていない(おまけに前夜の晩飯トウキビ(^^;))の腹には丘登りはちょっとくるちいです。

 ひとしきり丘を登ったり下ったりし終えると芭露という地区に着きます。このあたりになると今度はひたすら真っ平らです。真っ平らなところまで来て初めて気が付きましたがどうやら緩い追い風のようです(^^)v。どうやら「北海道の風左回り説」は今のところ本当のようです。聞くところによると北海道は夏の間はオホーツク海側は南よりの風、日本海側は北よりの風になりがちらしいです。もちろん例外な年もあったりするのですが、渡道してこの3日間を見る限り、おおむね南風です。らっきー。このまま今日は追い風で終えたいモノです。

 ひたすらまっすぐの道を走っている頃はちょうど時間も7時くらいになってくるわけですが、このころになると、自転車で通学する高校生や中学生によくすれ違います。どこにも学校が見あたらなかったのにどこへ・・・むー、ずいぶん遠いところまで自転車通学のようです。たいへんだなぁ。そういえば北海道はもう学校が始まってる時期なわけで。そんなコトに改めて気が付く。高校生でさえ学校に行っているのに、お休みをとって「観光」でうろうろしている自分がちょっと申し訳ないです。旅行者とは、その地の人にとってみれば本質的に闖入者であることを免れ得ないのだなぁ、なんてコトを思います。旅行者である我々はそこの人々の生活をそっと覗かせてもらっている・・・ようなものだな、と。

 ライダーハウスを出てから20kmほど。ここまでずっと道なりに走っています。ま、国道沿いに走っているのでそうなっているわけですが、もう20km以上走っているのに朝食を買えそうな店がいっこも見あたりません。途中、「カニ激安!」とかいう店は見あたるのですが、朝食からカニというわけにも行かず、そもそもまだ朝早いので開いていません。北海道、油断していると食事に関しては大変な目に遭うところらしいです。

 そんなふうに店を探しながら走っていると、後ろから二台のバイクに追い抜かれます、おや?あれはライダーハウスで同宿した人達ではないか。おそらく僕より1時間後くらいにライダーハウスを後にしたのでしょう。それでもさくっと抜かれていきます(^^;)。後ろを走る姉ちゃんの方が、身体ごと後ろを向かんばかりにぶんぶんこちらに腕を振っています(^^;)。ちんたも腕を上げてご挨拶。

 ちょうど、その二人に抜かされて1kmほど進んだところに待望のコンビニを見つけました。セイコーマート。この北海道一帯にチェーンを持つ偉大なコンビニはここでもちんたを助けてくれたのでした。ここの肉入り焼きうどん(270円)は安くてボリュームもあって、ちんたのしばらくのマイブームになります(帰京後同じような焼きうどんを東京のコンビニで探したら350円くらいした)。

 でも、まだ走り初めて30km弱。まだこの先は200km近くも残っています(^^;)。



オホーツク海道

 さて上湧別のコンビニで腹もくちたし(どうでもいいけど、最近、コンビニの前で座っている若い者がとてもけしからんとかいう話をよく聞く。その伝でいけばちんた、渡道中かなりけしからんである、というかほとんど毎日三食けしからん(^^;))、走るかね、と。ここまでも国道238号線だったがここから先もずっと238号線だ。今日は238で始まり238で終わる一日

 上湧別から先はいよいよオホーツク海に寄り添って走ることになる。朝から走っている佐呂間〜上湧別も100万分の1くらいのおおらかな地図を薄目で見ればオホーツク海沿いに見えるかも知れないが、走った印象としては平野の中を走っていた感じである。ここから先は、実際にオホーツク海が見え隠れしながら北上、北上。相変わらず細かいアップダウンはあるのですが(感触としておおらかなR246@横浜市緑区といった感じ)、なんかもうこの頃になると、多少のアップダウンにはかなり無感情・無関心になっている自分。目の前にぐれいとな坂が視界に入ってきても「はいはい登りゃあいいんでしょ、登りゃあ」と、かなりなげやりになっている。

 オホーツク海沿いにぼへーっと進んでいるとたまに街というか集落が現れます。だいたい20kmおきくらいでしょうか?逆に言えば、その間何にもありません。あるのは牧草地とか農地、海。。。くらい。最初のうちは「おー北海道だなぁ」と思いながら喜んでいたんですが、何度か規則正しく続くサイクル(集落〜20km〜集落〜・・・)が続くうち、「やばいな」との思いも。一度補給地点を逃すと次が完全に20km先(マジ自販機もない)のでちょっとやばそうだ。ここら辺は気をつけねば気をつけねば・・・と多少注意して走る。


緑の牧草地の向こうは海。
わざわざバイクを止めてこの海をバックに写真を撮る人もいました。


こちらは牧草地に牛がいるバージョン。
・・・・な写真のハズなんですが、牛がほとんど点ですね、こりゃ。

 が、まぁ、そんな注意はまぁ瑣末なモノでもあって、ひたすら続く、丘と海。幹線国道なので車はそこそこ通るのですが、歩いていたり素のままで居る人の影がさっぱり見あたりません。牛の方がはるかに多いくらいです。なんというのでしょう、車の音以外の「音」がさっぱり聞こえないわけですよ。静か。オホーツク海道を走っていて一番印象に残っているのはこの静かさでしょうか。

あと印象に残っているのは、天気がいまいちだったせいもあるのか、いかにも「さいはて」を思わせるような強烈な寂寥感でしょうか。なんだかもうド演歌の世界です、ちんた、漕ぎ続けてひまだったこともあって「オホーツク慕情」なる演歌を勝手に作曲して歌いまくそです(情けないので即興の歌詞はナイショ)。まぁ、なんだかそれくらいにさいはてっぽいということですわ。そうそう、たまにすれ違う自衛隊の車がトラックとかジープとかだけではなくマジで戦車がすれ違っていくのにも多少さいはて感を感じたりして。そういえばそういう土地柄だよなぁと改めて思い知ったり。

 いけどもいけども牧草地です。牛はおそらくいつものように草をはんでいます。いいねぇ、君たちは食って寝て食って寝て。いいお肉になってね(^^;)。もう北海道に入ってからずいぶんと牧場を目にしたけれども、牧場って、牛の数に比べてこんなに広くとらなくてはいけないモノなんだろうか?とにかく無駄に広いと思えるほど広い。東京ドーム5個分くらいの広さの牧草地に牛が5頭・・・なんてところもある。いいなぁ北海道。

 街と街の間がダイナミックに離れていることは先にも書いたけど、その代わりと言ってはなんだが、北海道には「道の駅」が多い。特にオホーツク海道沿線には多い。これが結構便利なモノで、無料で地図が置いてあったり(←当然、道の駅なので道の駅が全部地図上にプロットしてある。サイズも小さく軽く、超便利)、ドリンクボトルに水を入れてもらったり。ちんた、だんだんこのあたりからドリンクボトルに詰める中身をわざわざ買うのがばかばかしくなり、また、北海道の水は水道水でも冷たくおいしいので、行く先々で「すいません水いただけませんか」攻撃で攻めまくるようになった。北海道の人はみんな笑顔で水を詰めてくれる。うれしいよ〜(^^;)。道の駅にはライダーも休憩地点としてたくさんいる。で、結構ライダーにも声をかけられる。だいたいどこから来たのかを聞かれるのだけど、150km近く離れている場所(本日の場合は「サロマ湖」)を言うと、みんながみんな実に心からびっくりしてくれる(^^;)。悪い気分もしないが、そんなにびっくりすることも無かろう・・・という気分もある。

 もちろんチャリダーにはほとんどと言っていいくらい声をかけられる。こちらからも結構声をかけたりする。この日も浜頓別のセイコーマートでチャリダーとしばし談笑。彼はこの近くのクッチャロ湖近くのキャンプ場でもう5泊目なんだそうな。自転車をみればベトナムのように後ろに荷物を満載。ちんたとは対照的なチャリダーライフだ。

 浜頓別を過ぎると、本日のラストスパート、猿払村に向けて30kmである。さすがに200km近く漕ぐとなにやら膝のあたりに違和感が走る。いたいと言うほどではないけど、これで無理をするとこの次は痛くなるぞ・・・と言う感じ。それもあるのでさくっと宿に着こうとしゃきしゃきと漕ぐ。途中雨なんかも降ってきて、ありゃまぁ、ではあったが、雨が降り始めたところからほど近いところにライダーハウスがあった。今日はここまで〜。



「ライダーハウスやませ」の夜

 今日の宿はこのライダーハウスやませである。

 オホーツク海道のただひたすらにつづく道にぽつんと立っているライダーハウス。国道を挟んだ反対側はどこまでもどこまでも牧草地が広がり、またすぐ裏はオホーツク海が広がっていたりして、景色はこれ以上無いほどに良いところに立つライダーハウスです。

 このライダーハウスは漁師のオーナーさんが、行き倒れ寸前のライダーを自分ちに泊めたことをきっかけに自分でライダーハウスを作ろうと思い立ち、施工からなにからすべてオーナーさん手作りで作り上げたらしい(以上、置いてあった新聞の切り抜きより)。それも単なる一軒家ではない。本館(といっていいのか?)に加えバンガローが3棟ほど、そして食堂まで作って営業しているのだから、もう恐れ入るという他ありません。ちなみに宿泊費は1000円。

 なんと言っても築3年です。もう何から何まできれいなこときれいなこと。きれいなお風呂に入れるのは、雨もかぶってぐちょぐちょになったちんたにはとても嬉しい。ついでに書けば、表にある水道も使わせて貰えて、どろどろになった自転車の汚れも落とすことができました。この水道と相まって屋根付のガレージはライダーにも評判がいいようです。

 中に入ると、先着していたのは千葉から来たサラリーマン。とりあえず夕方までに食事取らないと店が閉まっちゃうらしいのでいきましょか、ということで連れだって、敷地内の食堂でとりあえず「乾杯〜!」。この人もちんたと同じく左回りで動いているらしく、今日は網走から走ってきたとのこと。前夜はユースホステルだったとか、ライダーハウスは初めてだとか。む〜ちんたもライダーハウスは3泊目ですけど、ここ超当たりですよ〜。「初」がここって言うのはいいですね〜。

 本日の夕食は、ちょっと頑張ってホタテ定食(\1000)。ビールがさらにおいしいよお。ここはご飯のお代わりもサービスだそうです。嬉しすぎ。ホタテはボイルしたのと、煮たのと、刺身。それ以外にも小鉢にも細々とホタテの和え物があったりする。ま、本来、財布事情からして、こういう「他には一軒もありません」的なところでないとこういう値段のモノには手を出さなかったかもしれないが、前夜のトウキビ2本に比べれば、そりゃ、1000円もはらわさせていただきます・・・という感じである。

 腹ごなしにちょっとオホーツク海の海辺を散歩。もう陽もとっぷり暮れて暗くなってきたオホーツク海。8月も20日をすぎて、この辺りは海辺ももう秋モード。人影はまったくありません。

 今日、このライダーハウスになだれ込んできたのはちんたも含めて総勢6人。千葉のサラリーマン氏以外には、広島から来た大学生3人組、そして、このライダーハウスやませで4泊目だという「タカハシくん」がいた。

 このタカハシくんの話がなかなか面白かった。彼は車で北海道を回っていて、今は金が無くなったので、このライダーハウスで連泊しながら近くの漁協でアルバイトをしているのだか。仕事の中身は主にホタテの相手

 「いやぁ、もう一日中ホタテむいてるんですよ。」

 はじめは時間がかかったが今は一個7、8秒でむけるようになったとか。

 「でも地元のおばちゃんは2秒くらいでむきますからね。」

 う〜ん、やっぱそこは熟練の技ってやつっすか?お昼なんかには「これ食え」とか言ってホタテやらおばちゃん達が作ってくれた弁当やらの食事責めにあうそうだ(^^;)。タカハシくんはかれこれ一ヶ月近く北海道にいるようで、金が無くなる度に近くの農協やら漁協やらで働いているらしい。

 「前は十勝の牧場で乳搾りやってました。」

 あらまー(^^;)。そういう旅もいいよね。なんかそういう話を聞くと、ちんたもっと若いうちにそういう旅もやっておけばよかったなぁと思うコトしきり。なんかすごく大きな忘れ物を過去にしてきてしまった気分。旅打ち(行った先々でパチンコ、競馬などのギャンブルに走って資金を作る旅)なんかしてる場合じゃなかったよね(^^;)。

 そんな4日も前から泊まっているタカハシくん、彼の口からもまた、あの話題が出た。

 「昨日、トラクターの人がここの前を通っていきましたよ」

 ま、またトラクター!どこに泊まってもその話題だ、トラクターおそるべし。どうも海岸沿いに走っているのか?ちんたの行く先を先をと行かれているような気分である。タカハシくんはライダーハウスやませの前を通り過ぎていくトラクターを見つけて、そのトラクターの主と話をしたそうだ。それによると、諸説紛々であった「横に乗せている若い女性」というのは本当に娘さんなんだとか。ちなみにホントに犬も乗っけていて都合3人の旅らしい。なんでも実は埼玉から来ているんだそうで、埼玉から青森まで北上し、青森〜函館のみフェリーに乗せ(甲板員の人達もロックする時びびったろうな(^^;))、函館から北海道外周を左回りで行っているらしい。ひゃー、もう半分以上来ているわけだぁ。トラクターには最初、ナンバーが付いていなかったので公道を走れるようナンバー取得のために、自分のバイクからとったミラーをトラクターにくくりつけたりと、出発前から結構な苦労があったとのこと。

 そーかー。いいなぁタカハシくん、その人と話ししたんだぁ。ちんたなんだかアイドルとお話しした人を見るような羨望を覚える(^^;)。

 ふつうライダーハウスはどこでもラブホにあるような落書きノートがある。これをパラパラめくってみると、さすがすべての人がライダーハウス大絶賛。みんな綺麗さとホタテ定食に大喜びのよう。ウケたのは「お昼ご飯に寄ったのですが置いてある沈黙の艦隊を読むうちに日が暮れて泊まることになってしまいました」な、なにをやっているんだ(^^;)。たしかに沈黙の艦隊とか課長島耕作とか置いてあるとそこで過ごしてしまいそうである(^^;)。タカハシくんどこから手に入れたのかいつのまにかエロ本に熱中。それどっから手に入れたの?

 「昨日泊まってたライダーにもらいました」

 む〜助け合いの心ってやつですか。な、な〜にやってんだか(^^;)。

 広島から来た学生3人組は地図を広げて明日のプランニングに熱中。ちんたも首を突っ込む。地図は大きく広げられる一枚物の地図なんだけれども、見るとまぁ書き込みのすごいこと。「ここの店のホタテはうまい」とか「この温泉チェック」などなど。おそらくは旅行前に3,4冊くらいのガイドブックの情報を全部プロットしたのだろう、その執念はすごいよ(^^;)。「ここで速度取り締まり」って本当に今でもやっているのか?(^^;)。

 ちんたは朝が早いのでさくっと10時頃には寝に入る。この寝るところがまたすごい。先にも書いたようにオーナー自ら建てたこのライダーハウス、屋根裏やらなんやらやたら隠しスペースが多い。階段の裏とかね。そういったスペースにちょうどカプセルホテルのような蚕棚が作ってあって、一人一人そこで寝るという寸法になっている。この蚕棚がまたやたらたくさんあって「え?こんなところにも作ってるの?」と言うようなちょっとした忍者屋敷気分で蚕棚を見つけてみんなでウケる。でも蚕棚なんだけど、布団とか毛布もあって、それがまた超清潔な状態。すごいぞ、このライダーハウスは。

 久しぶりにちゃんとした夕食を食べてちゃんと寝られた。とてもうれしいライダーハウスやませの夜なのでした。

  =23日のお小遣い帳=
項目
金額
朝食(湧別・コンビニ、焼きうどん、牛乳)
給水(紋別・コンビニ、ミネラルウォーター)
昼食(雄武・スーパー、シャケ弁当、コーラ)
ライダーハウス宿泊費
夕食(猿払・ホタテ定食、ビール)
410円
120円
570円
1250円
1550円
本日の合計
3900円

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