魚を入れる(2)

 さて、「最初の10匹」パイロットフィッシュが生き残ること1ヶ月。たぶん、水槽の中にもバクテリアが発生してそれなりの食物連鎖が生じていることだろう(←水質計ったらそういう兆候があったし、そもそも、水槽の中に魚の糞が見られなくなった)。
 そうすると、いよいよ他の魚達を入れる、すなわち「インテリアとしての完成形(笑)」にしなくてはいけない。こういう時の「どういう魚入れよーかなー」というあーでもないこーでもないという考えをめぐらしている時間が結構楽しいのは熱帯魚に限らずなんにでもそう。

 さて、新たな導入魚を考えるときに浮かび上がってきた条件はこれ。

・価格が安いこと(←結局これか(^^;))
・飼育が「超」簡単であること
・ぱっと見きれい(ぱっと見がグロテスクでないこと)
妙な餌を必要としないこと

 こんな感じだろうか。やっぱ価格が先頭に出てしまう。やはりパイロットフィッシュでなくてもン千円もする魚に死なれてはかなわない(死なせないように頑張ろう、という思考はないらしい、自信がないから(^^;))。さらに、熱帯魚屋で常に思うのは、ちんた、デザイン感覚がお子ちゃまなのか、ン千円の値札が貼ってあるような高級魚が、一匹100円もしないネオンテトラよりどこがどう綺麗なのかよくわからない。昔、友達と川で釣っていたような姿形の魚がン千円もしていたりすることもある。あーゆー魚って飼ってて嬉しいのだろうか?と思わなくもない(^^;)。

 また、飼育が簡単なことは、ちんた家で魚が生き抜いていく上での最低条件でもある(^^;)。正直、毎日水換えを要求されるような水質に敏感な魚なんかは、つきあいきれない。そういう意味もあって、「熱帯魚図鑑」で飼育が「易しい」と書かれているモノだけを対象にすることに決めた。

 また、グロテスクな魚も出来れば避けたい。いや、いずれ、そういう魚にひかれていく時期も来るかも知れないが、なにしろ狭い部屋に一人暮らしだ。ベッドと水槽が目の前にある状態で、夜中に大きなナマズに「ギョロ」とかにらまれるのは、ちょっと遠慮していただきたいという感じだ。  それと、あまりこういう考え方をする人はいないのかも知れないが、グロテスクな魚はたぶん「死ぬともっとグロテスク」なのではないかと思う。これはサイズが大きな魚にも言えるかもしれない。夜中に帰宅して、部屋の灯りをつけたら、水槽の中には体長30cmのナマズが「ぷか〜」と浮いていた・・・とか言うのはあまりに光景として凄いような気がする。んでもって現実問題として死体処理がものすごく困るんではないだろうか?

 そんなコトを考えつつ、「グロでない魚」「できれば小さい魚」を選ぶことにした。消極的といえば消極的な選び方と言えなくもない。

 それと「餌」。これは「飼育:易しい」とも関わってくるのだけど、やはりあまり手間をかけたくない。かなり一般的な方の熱帯魚の餌としてブラインシュリンプという小さな小さなエビの一種のようなモノがあるらしいが、これなんかは魚が食べられるようにするために、餌やりの前に「ブラインを沸かす」という作業が必要になるらしい。らしい、というのはちんたが一回もやったことがないせいでもあるけど、とにかく、その手の面倒なコトは避けたい(^^;)。なんでもとにかく「手間」とか「面倒」とか言う言葉とは無縁なアクアライフを送りたいのだ(笑)。さらに、ピラニアとか飼っちゃって「餌が金魚」とかいうと、さらに一個水槽を立ち上げなくてはいけなくなってしまう。そんなスペースも財力もどこにもないので、やっぱ餌は「何でも食べる」「安い餌も食べる」魚にしたい。

 だいたい、こんなコトを考えて、「第二次導入魚」を決めたのだけれど、考えてみれば、この条件、今でもほとんど変化していない。以下にアクアリストとして成長していないかがよくわかる話だ(笑)。



トラブル

99年初頭、ちんたは熱帯魚を飼い始めてから、1年と数ヶ月というコトになります。この間、水草の崩壊やコケの発生等の植物系のトラブルを除けば、概ね派手な生き死にもなく推移してきたと思います。
 といいつつ、一度だけありました。でかいトラブル。

 熱帯魚を飼い始めて半年くらい経った頃、その頃、水槽の中で暮らしていたのはネオンテトラ20、ブラックネオンテトラ3、ブラックテトラ2、レモンテトラ2、ダイヤモンドテトラ2という陣容でした。ちんた、この陣容には結構満足していたんです。

 で、ある日、もう一種、水槽に投入することにしました。モンクホーシャ2匹。このモンホーシャという魚、ピーシーズの「熱帯魚・水草1400種図鑑」にはこんなふうに解説されています。

●モンクホーシャ
 古くから親しまれているテトラで、養殖魚がコンスタント
 に輸入されている。柔らかい水草は食べる傾向があり、
 質もやや強い
。同種を多数泳がせると赤い眼と尾柄の黒い
 バンドが眼を引き、おもしろい魚だ。

 とのこと。
 銀色の魚体に赤い眼。これがアクセントとなってシンプルな中にもきりりとした綺麗さのある魚です。で、これを熱帯魚屋で見つけて、ついつい買ってしまいました(安かったしさ(^^;))
 ところが、この魚を水槽に入れてから(というか最初は全く何の因果関係も思い浮かばなかった)、魚たちがバタバタ死に始めました。今まで1匹/日以上に死んだことの無い水槽が2〜3匹/日、多いときには5匹くらい死んでいるのが見つかるのです。もともと、それほど多くの魚を入れている水槽ではありませんから、水槽の住人は見る見るうちに半減以下。見るも無惨な状況になってしまいました。しかし、水質にも変わりなし、換水ペースも変わったところ無し。さらに死んだ魚や残った魚にどんなに眼を懲らしても病気の兆候一つ見られないのです。正直、この時には完全に手詰まりでした。

 あまりにわからないので、Niftyserveの熱帯魚フォーラムで聞いてみました。もともと、この手のことはどちらかというと原因は掴みにくい・・・ということもあるようで、はっきりとはわかりませんが、というような注釈付きながら次のようなコトを指摘してくれた方がいました。

「水槽のメンバーの中ではモンクホーシャが怪しくないですか?」

 とのこと。何でも、気質の荒いモンクホーシャが弱い魚をいじめ、いわゆるストレスで魚たちが参ってしまっているのではないか。とのこと。言われてみれば、死んでいるのはネオンテトラとかレモンテトラ、ブラックテトラなど、どちらかというと水槽の中ではよわぞう達(逆にブラックテトラとかの強い種はびくともしないんですね)。おまけによく見ると尾鰭なんかがいくらかかじられた跡のあるネオンテトラがちらほら。さらにじーっと見ているとモンクホーシャが他の魚を追い回し追い回ししている姿が二度三度。とにかく原因が分からないうちはわらにもすがってみよう・・・ということで、ペットボトルで魚取りを作りエサを入れて水槽に沈めました。待つこと30分でうまいこと2匹のうちの1匹のモンクホーシャが入りました。こちらはしばらく、ペットボトルを改造して作った隔離水槽にいてもらうことにします。

 すると、この日を境にぴたっと、魚が落ちるのが止まるんですね。いや、もう一匹のモンクホーシャは水槽に残っていますし、本当は隔離したモンクホーシャをもう一度水槽に戻して再度バタバタ死んで行くところを確認するしか無いのですが、それはちょっとごめんです。かわいそうですが、隔離したモンクホーシャはしばらく隔離生活を送ってもらうこととなりました。

 結局、この処置でぴたっと収まったこのトラブル。たぶん原因はそう言うことなんだろうとちんたは半ば決めつけています。しかし、図鑑に「性質もやや強い」されている魚がこんなに「強い」とはちょっと勉強になりました。これを機に元々あまり手広く魚を入れなかったちんたがますます限られた魚しか入れなくなってしまったのであります。


餌をやる

 餌をやる。この時ほど、「飼ってる〜」という気がするときもないのではないか?多くの人がそんなことを言うような気がする。また、魚の場合、餌を介してのやりとりはほとんど唯一の飼い主と魚のコミュニケーションだったりもする。

 本を読むと、「餌やりは1日2〜3回」と書いてある。が、ちんたは1日1回。何も兵糧攻めをかけているわけではない、最初は朝と夜、1日2回あげていたのだ。ところが、朝の部はともかく、2回目の夜の部の餌の食いがどうにも悪い。朝は「餌じゃ餌じゃ餌じゃ餌じゃ」とばかりにうわーっと寄ってくるのだけど、夜は半分くらいは知らんぷり。残りの半分も目の前に餌がひらひらしてきたら初めてパクつく・・・・といった感じだった。「ちくしょー、ありがたみを感じない奴らめ(^^;)」と少々意地になってしまったちんたはある日から餌を1日1回にした。最初のうちは「まじーかなー」と思って心配していたが、1日1食で全然平気な様子だし、むしろ、こちらの方が体調が良さそうなくらいだ。なんでだろう?

 ちなみに。餌は「テトラミン」というフレーク状の餌をあげている。水槽の中にいるのはフレークフードを食べる魚たちばかりだし、底に沈まないと食べない魚(コリドラスとか)もいないので、テトラミン1種類だけの給餌ですんでいる。らくちん。見落としやすいことだけど、こういう餌やりの楽ちんさって結構重要だと思うんだけどな、1回とはいえ毎日の話だから(^^;)。
 テトラミンが良いのは何よりも「安いこと」そして「どこでも売っていること」。熱帯魚屋ならばほぼ100%置いてあるし、東急ハンズとかDIYショップとかでも置いてある。「忙しくて熱帯魚屋まで行ってる暇ねーよー」という人でも少しは助かるかも知れない。もちろん、ちんたは(忙しいからだけではないけど)大助かり。ハンズなら渋谷にも新宿にもあるしね。さらに安くて粗末な餌の良いところを主張するのもなんだが、これの良いところは冷蔵保存とかそういうことをしなくて済むこと。常温で本棚にでもおいとけば十分、そんな取り扱いの楽さはやはり重要(俺はアクアリストとしてこれでいいのか?(^^;))。

 さて、飼い始めて1年以上経っている、ちんた家の水槽住人たち。こいつらは餌やりに関してはすっかり飼い慣らされてしまっている。いつもの餌やりの手順はこう、

  ・「コンコンコン」と水槽のガラスを軽く叩く
  ・水槽の蓋を開ける
  ・餌を投入

 こんな風にやっている。この手順が魚たちに「ものども、餌だ〜」と伝えている合図(のつもり)なのである。要は「音響訓知」を図っているわけですね(←大学で少し勉強した言葉)。実際、この手順にちゃんと反応しているようで、こーすると、がーっと一斉に寄ってくるのである(庭池の鯉みたいな感じです)。で、水替えの時なんかにガラスを叩かないまま蓋を開けても、魚たちは底の方にじっとしているだけで知らんぷり。・・・なので、うまいこと教育できてんじゃないかな〜と飼い主様は思っているわけだ。このある種、「ちんた家水槽の秩序」となっている、餌やり前のガラスたたき。特に新規導入魚なんかは最初のうちはなんのこっちゃかよくわからないようで、餌食いにも遅れを取ることが多い。が、三日も経てば他の魚の振る舞いを見習うのだろうか、もうどれが古株でどれが新参者なのかわからないくらい、合図と共にアタックをかけてくる。結構順応性高いんだな・・・と思う。

 フレークフードは本来、水に浮く餌で、魚たちはこの浮いてる餌をめがけて水槽上層に来るわけだけれども、うちの魚たちはどちらかと言うと表層より少しだけ沈めた方が食いが良いので、餌やりの時は水面の上から蒔く・・・のではなく、ひとつまみ摘んで指ごと水深3cmくらいまで沈め、そこで投下している。こうすると、いくらかは沈んでいき、上層〜中層に餌が行き渡るので、ネオンテトラなんかの水槽の中のよわぞうたちもさほど苦労なく餌にありつけるようだ。

 餌をやるとき、うちの水槽で一番食いつきの良い奴はダイヤモンドテトラ。もともと俊敏な彼らは餌に対するガッツも抜群。サッカーなんかで言えばラインを割るまで全力でボールを追いかけていくような奴が多分彼なんだろう。最も上層に来てあっちゃこっちゃで餌を飲み込んでいる。同じく上層にはブラックテトラやモンクホーシャなどの気が強く、少々身体が大きめな魚がポジションを取っているが、いかんせん彼らはダイヤモンドテトラに比べるとアグレッシブさに欠ける。やはり最後は食に対する執念が大事なようだ。
 中層でおこぼれっぽい餌をパク付くのはネオンテトラ軍団。・・・・まぁ彼らは彼らなりに幸せなんだろうな。おこぼれ中心の食べ方をしているせいか、一番最後までぱくぱく食べているのもネオンテトラ軍団である。

 さて、ちんたはたまに仕事で泊まり込みが続くと何日か家を空けることがあります(遊びで家を空けることがあるのも、まぁ否定はしない(^^;))。そういった時は、我が家で一番とばっちりを食らうのは、やはり水槽の魚達なわけで、その日はメシ抜きとなる。まぁ、熱帯魚は一日か二日、下手すれば1週間くらいはメシ抜きが続いても生き抜いてしまうらしいのですが(タロとジロを思い出しますね(^^;))、まぁ一日か二日のメシ抜きが即、魚達の危機に繋がるということも無いようです。ただ、まぁ、一日二日餌をやらなかった次の日の餌やりはすごいっす、水槽の中の20〜30匹全部がセンタリングに反応するゴン中山のごとく餌に向かってきます。こ、これは・・・結構な迫力です。やっぱり飢えてることは飢えてるのね(^^;)。



水換え

 熱帯魚を飼っていると「換水」という作業とは切っても切れない仲となります。まぁ読んで字のごとく、水槽の中の水を新鮮な水と入れ替える作業です。

 実はこの水替え、ちんたにとっては熱帯魚飼育をはじめるにあたって、一番のネックでもありました。果たして、そんなめんどくさそうなことをちんたが続けることができるのか?不安はほぼその一点に集中です。が、結構続いちゃうもんなんですね。逆にたまーに換水がおろそかになっても今いる魚達はそう簡単には死にませんしね(^^;)

 さて、この水替え、実際にはどんな作業をしているのか_(ちんたがどんなふうにしているか)をちょっとご紹介。

 まず最初に、水を抜き取る作業を前に、水槽のガラス面に生えたコケ類を落とします。コケを落とすと当然、水槽の中にはこそげ落としたコケがたくさんふわふわと浮遊することになるのですが、まぁこういうモノは、水替えをやった後よりは、水替えの前にやって、吸い出す水と共にこけも吸い出してしまおうという算段です。このガラス面に付いたコケを取る作業はプラスチック製の平たいモノですーっとガラス面をなぞると簡単にとれます。よく、使う道具には三角定規がいいなんて言いますね。大きさといい、材質といい、そんな感じがちょうどいいのではないでしょうか。ちなみにちんたは期限切れのクレジットカードでコケを落としていたりします(または、同じようなプラスチックカードの会員証とか。ちなみに今使っているのは、パチンコエスパス渋谷店の会員カード。ばりばり会員期間内だけどあまりに玉が出ないので会員証をコケ取り用具に格下げいたしました)。

 さて、コケをそげ落としてほどよく(?)コケの舞っている水槽から水を抜き取ります。抜き取るときは熱帯魚飼育独特の「換水ホース」みたいなのを使って、水を抜き取ります。この時水槽側のホースを底砂の中に突っ込むと食べ残しの餌とか、分解された糞とかがまとめて巻き上げられて吸い取られていきます。まぁ、水替えの目的の半分は、それを吸い上げることなんですけどね。なので、水槽の底砂全体にまんべんなくホースの先を当てていってみたりします。最初は、この水を吸い取る作業がうまくいかなくって、う〜んもっとうまくやる方法が実はあるんじゃないかな〜などと思っていたのですが、先日喫茶店でほげーっとしていると、偶然ディスプレイ用の水槽に専門の熱帯魚業者が水替えをやっているところを見ることができました。なんか見てるとプロの作業も道具も同じやり方も同じ。やっぱ地道にやるしかないってことですね。

 ちんたの場合、一回の換水量は前回の換水から何日経っているかにもよるんですが、概ね8リットル〜18リットルくらいの量ですね。平たく言えば、10リットルの小バケツ1、2杯というところです。だいたい水槽の水の1/3〜1/2を交換するという感じでしょうか。このバケツの中に吸い出した水(含む残餌その他きちゃないものもろもろ)をトイレに捨てます。うち、ワンルームマンションで狭いんで水槽からトイレまで2mも無いんですね、だからそこに捨てるのが一番良いかな・・・と。

 魚を飼い始めの頃は、この換水作業の間、ホースをあっちゃこっちゃ動かしてるときは魚達はびびりまくっておろおろしていたのですが、さすがに半年以上も在籍するとなれるんでしょうかね、やはりずいぶん落ち着いてきたように思います。

 さて、水を捨てたら水を入れます(あたりまえだって(^^;))

 水を入れるときにも使うのは小バケツ。なんだかんだこれが一番便利だと思うんですよね。入れる水はよく「バケツに一日おいといて日に当てる」とかいう話もあって、たぶん、それが魚を大事にするアクアリストのまっとうな道だと思うんですが、ちんた、ほぼ水道水をダイレクトに入れています。換水のショックで死んだ魚は今のところ見受けられないように思う(たぶん(^^;))ので、まぁそれで良いのかなぁと思っています。ちなみに東京都港区のうちにくる水道水のphはほぼ7ジャスト。ph的にはそのまま水槽に放り込んでもほぼ問題ないハズです。で、その水道水をバスルーム(トイレと同じ場所(^^;))のシャワーを使って27度くらい(←水槽の水温くらい)に暖めた水をバケツに入れます。27度くらいとえらそうなことを書きましたが、うちのシャワーは飼い主様のために41度にセットされていて、それをいちいち変えるのはめんどくさいので(おい)、手触りによる触感で水温を判断し、それをえいやっと投入しています。見た感じ、よっぽどずれた水温のものを放り込まない限り、水槽には元々2/3近くの水が残っているわけで、それらの水と混ぜて水温が大きく変わるということは無いように思いますし、ありませんです。で、まぁ、そんなふうにシャワーヘッドから直に汲んだ水に塩素消しのハイポという薬品を2、3粒ぽいぽいと放り込んで30秒ほど待つ、ハイポが溶けたなーと思った頃にいよいよ水を水槽に投入です。

 この換水時、特に水を入れる時のノウハウは本当にアクアリストによって千差万別のようですね。というのも、バケツなんかの水を不用意にどしゃーっと放り込むと、その水の勢いで底砂が派手に巻き上げられ、水槽の中の地形が大きく変わってしまうことがあるのです。まぁ、うちなんかは多少の地形が変化してもぜんぜんどうでも良いようなレイアウトをしているのですが、やはりあまり強すぎると水草周りの底砂が無くなっちゃって水草が浮いてきたりする・・・なんてことにもなりかねないわけです。そんなわけで、水を投入するときには皆さんいろいろなアイデアがあるよう何ですけれども、ちんたは水槽にベニヤ板を浮かべ、その上に水を落としていくようにしています。こうするととりあえず、底砂直撃は避けられます。そーっとそーっと・・・入れるわけです。また、ここで変に勢い良くやると入れた分と同じ分だけの水が実は水槽外の床に滴り落ちていた、なんてことにもなりかねないので注意して行います。

 これで、一応、水換え完了。この間約20分。しばらくは、いろんな細かいゴミとかが思いっきり浮遊しているのですが、一時間も経つと綺麗な水になります。いちおう労働したのでその分は水換え前よりは水が綺麗になっているような気がします(^^;)。で、これも労働したからそう思えるのかも知れませんが、魚達、少し機嫌がいいというか元気になっているようです。

 こういう水替えを、だいたい、1週間〜2週間に1回、やっています。

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