鉄筋コンクリート(RC造)の地下室との違いは・・・・
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■二重壁、排水ピット RCの宿命的な漏水のリスクを回避する為に壁、床 とも二重構造となっている。二重壁のため、部屋の 有効面積がかなり縮小される。揚水の設備も必要。 ■防水 基本的には内防水で二重構造で本格的だが、 ここまでしなければRC造の地下室は漏水から逃げ られないことを示す、地下室と漏水の基本的関係。 ■コスト 排水ピットの深さ分だけ山留、土工事そして躯体の コストが高く、深ければ地下水位の問題も出てくる。 ■ 工期が長い・・3ヶ月以上 排水ピットのため2層分の工程となり工期が長い。 地下水位の高い所では、工期が長い分、釜場や揚水に十分注意が必要。 |
■品質、性能 工場製作される鉄骨造なので、現場ごとのさまざまな条件下で作られるRC造より信頼性が高い。 ■防水 スチールパネル製ですから水も通さず湿気も出しません。パネルの組付工事だけで、 躯体と防水工事が同時に完成。 ■コスト 施工費も最近は一般のRC造の地下室とあまり変らず、性能は遥かに優れた地下室です。 ■工期が非常に短い・・10日間 ドライ工法で現場管理が一度で済み、工期が圧倒的に短く養生期間が不要。即に上家の着工が可能です。 工期の短い分、現場のリスクを小さく出来ます。(天候、安全対策、現場管理、諸経費) ■3t/uの地耐力でもOK 鋼製地下室は躯体が軽るく住宅規模なら地耐力 3.0t/uでも十分施工可能です。 地下水位が多少高くても施工が出来ます。 |
■品質、性能 現場施工は、十分な技術と綿密な現場管理が必要ですが、 完全を期すのはなかなか困難とされています。 ■防水 コンクリートは多量の水を使い施工,施工後は大部分が湿気として室内に放出され完全に乾燥 するにはかなり長い時間が必要です。コンクリートは透水性の材料で収縮して硬化します。外防水では 防水層の欠陥や収縮の影響による後の損傷は修理は困難です。 ■コスト 一般的にはコストは安いと言われていますが、それが地下室の用途から見て適切なグレードかどうかは 十分な判断が必要です。 ■ 工期が長い・・2ヶ月以上 工事も防水、配筋、型枠、コンクリート、打継ぎ、養生、型枠撤去と多種多様で完成には数ヶ月係る事も有ります。 また、地下水位の高い所では、防水工事が難しい。 |