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実銃のPSG1
H&K社のフラッグシップセミオートスナイパーライフル。本名Prazions Schutzen Gewehr-1。その頭文字からPSG1と呼ばれる。
開発への流れミュンヘンオリンピックの際、イスラエルの選手9人が人質にされて、全員が命を落とすという大事件が起こってしまう。警察はボルトアクションライフルを使用していたのだが、次弾発射までのタイムラグが問題となったのである。
そこで銃器メーカー各社は高精度のセミオートライフルの開発に着手。
世界での採用
ドイツやイギリス、韓国などの特殊部隊で採用されている。日本でも、SATなどで採用されているといわれているが、定かではない。
いずれにしても、1丁あたりの価格が約77万円と高額なためにどこもあまり手が出せないというのが現状のようだ。
トイガンのPSG1実銃でも知名度のある銃だったため、東京マルイからトイガン化された。価格は約55000円という当時としては高級だが、付属品のスコープなどを考慮すれば、それほど高額ではないだろう。
電動スナイパーライフルという新たなジャンルでこの世に出たが、第二弾は今の所発表されていない。
また発売と同時にアームズマガジンによるレポートで、脅威の命中精度のグルーピングが紹介されたが、実際にはそれほど性能は高くない。 |