ペンケースを作ります。
材料には1.5ミリ厚の牛革を使います。
他に必要なものに革の裏処理に使う化学のり、染料、菱目打ち、
手縫い針、麻糸などがあります。

 

まず、いつものように型紙を作ります。型紙に合わせた牛革も用意します。

 

革に型紙を置き中心線を軽く付け、その線に合わせ刻印でスタンピングをします。
模様は付けなくても構わないです。

 

スタンピングがすんだら、全体を刷毛で染めます。
使う染料はアルコール系の染料でも塩基性の染料でも構わないです。
色斑が恐いので大急ぎで染色を済ませます。するとこんな感じになります。
画像ではWA染料(商品名)の茶色を使って染色してあります。
ちなみに革の裏面(床面)も染色します。
床面は染色がすんだら、化学のりで繊維質(毛の事)を始末します。
あとは自然乾燥です。

 

綿の布を用意して布を丸めます。
大きさは10cm四方の大きさの布が適当な大きさになります。
この丸めた布に染料を染み込ませ、模様の部分を軽く叩くように色を付けると、
模様の凹んだ部分に色は付かないで、模様が鮮明に現われて来ます。
これをタンポ染めといいます。ちなみに使った染料はWA染料のこげ茶です。

 

タンポ染めはこんな風です。

 

革が乾いたら、型紙を当て、型紙どおりに正確に裁断します。

 

ペンケースの前胴に当たる部分は、こんなふうに型を付けておくと、後の作業が楽になります。

 

型を付けた前胴を本体にボンドで接着します。ついでに帯も接着します。

 

接着した部分を菱目打ちで穴を開け、麻糸で縫います。
(縫い方は別のページを参照して下さい。)

 

10

エッジをサンドペーパーで磨き、エッジコートで仕上げると、こうなります。
エッジコートはこげ茶色を使用。

 

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革にオイルを染み込ませ、空拭きしたら完成です。

 


(注意)画像等の無断使用をお断りします。
革工房うえすと