豚の生革でコサージュを作ります。
典型的なコサージュの形で、これを変形させるといろいろなパターンのコサージュ
が出来るので、覚えると便利です。
用意するものは生革と柔らかい豚革、それにピンと針金だけです。
接着剤には合成ゴム系ボンドを使います。
No1
材料はこれぐらいです。
黒いのは豚革で、これが花の芯の材料です。
生革はあらかじめ花びらの形に切っておきます。
大、中、小の3通りの花びらに切っておきます。
No2
花びらに染色します。
生革は普通の革のようには染色出来ませんから、ちょうどいい訳です。
これは染色して、すぐに水洗いしてしまいます。
すると半透明な生革が出来ます。
染料は塩基性を使ってもアルコール系の染料を使ってもいいです。
勿論、染料の違いから感じは違って来ますけど、これは個人の好みですね。
No3
豚革をふたつにたたみます。
たたんだところはボンドで接着してあります。
次に切り込みを入れ、革の端の切り込みに針金をさし、針金を巻くようにして革を巻きます。
巻き終わったところはボンドで接着し、芯の形にしておきます。
これは画像を参考にして下さい。
No4
水洗いして塗れた状態の生皮を立体的にします。
これは画像のようになるように工夫して下さい。と書くしかないので、ごめんなさい。
ただ、濡れた状態の生革はとてもソフトで、タンニンなめしの革よりは
可塑が楽なので、想像するよりは簡単です。
これで材料が揃いました。
No5
3枚の花びらを重ねます。
必ず中心はボンドで接着しておきます。
No6
花びらの中心に一本菱目打ちで穴をあけ、出来上がった芯の針金を通します。
No7
見にくいのですが、張金は1cmを残し切って曲げておきます。
ピンはボンドで接着します。画像のようにして下さい。
ピンの位置は中心から外します。
No8
ソフトな豚革でピンと針金を覆います。当然、ボンドで接着します。
これで、針金とピンは固定出来ます。
No9
出来あがり。