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朝5時にシャッターをあげた。
散歩しようかと思ったんだ。
猫がいた。
我が家の玄関の10メートルほど先にいて、シャッターをあげる音に気づいて僕を見た。
おいでよと僕が言う。
猫は考えこんでいるようだった。
そうだと僕。猫のおやつがあった。
それを取りに我が家に入り探しそれを手に取り玄関から外に出た。
猫は隣の駐車場から僕を伺っていた。
おやつを猫に見せ、おいでと我が家の駐車場に置いて、僕は少し離れた。
野良猫の警戒心の強さは知っている。
でも、猫は簡単におやつを食べた。
追加を置いた。
食べた。

かわいい子猫だった。
おやつを食べると我が家の駐車場で寝そべり毛繕いをして寝そべる。
警戒心がうすいのかな。
呼ぶと1メートルほどの距離まで寄って来る。
来ておやつを食べてる。
食べ終わると少し離れて僕を眺める。
そうやってしばらく遊んでいた。
それが終わったのは、犬の散歩する人が通り過ぎた時だった。
猫はいなくなった。
犬の散歩する人がいなくなっても猫は戻ってこなかった。
早朝の僕の遊びの時間も終わった。