5 25

ひとつのイベントが終わると解放感がある。

夏と変わらぬ天候の中で行われた「ものづくり文化再発見!ウオーキング」という企画の立ち寄りスポットに僕の工房があって、
その参加者が500人を超えた。
主催者からは事前に参加者は500人ほどと聞いていたけど現実には500人の応対は無理で成り行きに任せるしかないなと考えていて、
実際そうしたけれど、当然のように混雑した。
なんてったって狭い工房なんだから。
このイベントは中日新聞が後援していたので事前に記事になり事後にも記事になった。

気温は33度で参加者のみなさんは8キロのウオークをして、僕は冷房の効いた工房にいた。
お疲れ様でしたというしかなかった。

5 18

深夜に散歩をしていて火球を見た。
それは突然北の空に現れ西の空に流れ消えた。
5秒ほどの出来事だった。
きれいというよりは不気味な印象がした。
午前1時半頃のこと。

その話をしたら、火球よりそんな時間に散歩をしてたことに驚かれた。
そうかも知れない。


5 8

平成が終わる日になんだかどきどきしている自分がいた。
生涯に何度もある日ではない。
テレビで天皇陛下を眺め、お疲れ様でしたと思わず声が出てお辞儀さえしした。
平成の30年間を思う時、家族が無事に平穏に生きて、そう思う時、いい時代であったなと思う。


5 6

10連休の最後の日に海を見たくなって出かけようとしてたらHさんが来た。
そんな気はなかったのだけど、海を見に行こうとしてるんだけど一緒に行こうかと提案したら、行きます。と言うので、
ふたりで駅まで歩き切符を買い一緒に電車に乗った。
すでに夕方だった。
10連休のせいなのかそもそもその町には人がいないのか・・・・という雰囲気のする路地を歩いて浜辺に着いた。
海を眺めれば海の上には大きな雨雲が漂いすぐに雨が降りそうだった。
雨ですよ。とHさんが言う。
なるほど雨だろうな。
などと会話をしていると雨が降り出した。
それで小雨を浴びながら駅に戻り駅前のエビせんべいやさんでエビせんべいを買いホームのベンチに座り電車を待った。
電車に乗った。

連休最後の日をそんなことで過ごした。
そんな短い旅でも気は晴れるらしい。


2週間ほど前に琵琶湖を眺めたくて彦根へ行き、今日は海に沈む夕日を眺めたくて海に出かけたけど、どちらも果たせないことになった。
事前に調べることは調べた方がいいという教訓だけど、それなりに楽しいものだった。