10 29

「カルテット」というドラマを観ていたらこんなシーンがあった。
マンションの一室で夜明けの頃に女が起きて携帯を触っている。
同じ部屋には男が寝ていてその気配で起きる。
起こした?と女は聞いて、なんかおなかすいたね。と言って棚からインスタントラーメンの袋を取り出し調理を始める。
次の場面はベランダに変わって男と女はラーメンを食べてる。
ベランダは夜明けの明りに包まれ夜明けの街並みがふたりの背景にある。

そのインスタントラーメンが「サッポロ一番」だった。

思うのだけど、そんな場面で食べるインスタントラーメンは「サッポロ一番」だな。
他のラーメンとなると、どうも、そういう場面に似合わない。
夜明けのベランダで珈琲を飲んだり紅茶を飲んだりは似合わなくてラーメンを食べながら別れる話をするというのは印象的で、
そのラーメンが「サッポロ一番」でそんなふうに場面の一瞬に作者のこだわりをみせる。
「カルテット」というドラマはそんなドラマ。

去年のドラマ。

10 15

昨日、庄内緑地に到着して、まずいな。と思ったのは駐車場が満車だったということ。
第1が満車で第2が満車、第3も満車で第4が空いてたけど、第4から僕のブースまでは1キロ近くある。
その距離を荷物いっぱいのカートを引いて歩くというのもな。
結局、歩いたけど。

未明までの雨は止んで曇天の午前と晴天の午後があった。
相変わらず人出は多かった。
庄内緑地はとても広いけどおまつりに来る人以外にも人は来るので駐車場と同じに満員状態になる。
西区民は他に出かけるところがないのかよ。などと僕のスタッフが言ってたけど、本当にそんな感じがした。

5時間のイベントが終わるとさすがに疲れる。
疲れた身体で荷物いっぱいのカートを運び渋滞の駐車場から40分の時間を使い会場外へ出ると解放感さえ感じた。
予定では来月もイベントがあり来年早々にもイベントがある。
年々しんどいなと感じるのは年齢のせいだけど、いつまで参加できるんだろうな。
加速度的に疲労感がフル稼働してるんだ。

10 7

夢を見ていた。
夢の中にはFとRがいてふたりを留守番に僕は煙草を買いに家を出た。
それから、僕は道に迷った。
よくそんな夢を見る。
突然風景が違ってしまう。正しくは時代が違ってしまう。
時代が違えば風景も違う。これはデジャブなのかな?
そして、煙草を売る店がないと気が付く。
家に帰れるんだろうかと焦っていたら夢から覚めた。
地震だった。
地震がなければ夢から覚めず僕はどこをうろついていたんだろう?


10 2

中日の浅尾が引退する。
それを聞いてまだまだやれるのになと思ったものだけど、浅尾自身がもう潮時かと・・・・・・と考えたんだろう。
彼にはとても爽やかな印象がある。
いつだったか中日新聞の記者さんと知り合いになって、その時彼は社会部の記者さんをしてたけどその前はスポーツ部の記者さんをしていて、
浅尾が学生の頃から取材していたらしく、彼の人柄を褒めちぎっていた。
浅尾は好青年だった。
青年という年齢ではなくなった今でもそんな印象で彼を眺めると彼の会見がよく分かる。
お疲れ様としか彼には言いようがない。