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桐生が１００を９．９８で走ってから１週間ほどが過ぎた。
これはすごいことだった。
大袈裟な表現かも知れないけど、彼は歴史上の人物になった。
実際、１００年後にもこの快挙は語り継がれるはずだ。

記録が出た瞬間の競技場の風景動画を飽きるほど眺めた。
誰かが１０秒の壁を破るというのは時間の問題だったけど、さすが桐生だな。と思う。
彼で良かったとも思う。

動画サイトで桐生とボルトの対談を聞いた。
桐生の質問にボルトは真摯な返答をし、その印象と違い彼がとても真摯な生き方をしているのが分かる。
人は真摯であれ！

９　１１

用事があって車を走らせた。
２０分ほど運転して、うんっ？と気になりポケットを弄ったけど、なかった。
財布がなかった。
用事には支払いが含まれているので財布がなければ用事が果たせない。
がっくりしたけど、さらに気になったのは免許証は財布に入っているので免許証不携帯ってことになる。
まずい。まずいと車をＵターンさせた。
これ、生涯初めてのこと。