7 31

土日は毎年恒例の「円頓寺なつまつり」でイベントをした。
体験ブースで手縫い作業が出来るようにしたのは好評だった。
イベントの打ち上げは「一心」だったけど新人が3人いた。
僕のイベントは僕の生徒が講師を勤めるけど顔ぶれが変わりつつあるなとそんな印象。

日曜日にYがある画像を見せてくれた。
僕の体験ブースと全く同じことをしているブースの画像だ。
「なつまつり」の会場に同じことをしているブースがふたつあるという事態だったらしい。
違ってるのは料金ぐらいであとはほとんど同じだという話題が少し出た。
困る話でもないけど気分のいい話でもない。
この詳細はこれ以上書かないけどそういうことをする人もいる。


7 23

2年ほど前に近所にネパールカレーやさんが開店して、昨日、知ったんだけどもうすぐ閉店する。
そうなると最後にもう一度出かけたくなり、Eがいたので誘って出かけた。
Eはチーズカレーセットを頼み僕はビールとチキンを頼んだ。
閉店まじかの店内には数組のお客さんがいた。
カレーやさんの前は喫茶店だったお店でその喫茶店が閉店する時も出かけてバーガーサンドを食べた記憶がある。
この辺りは人がいないので飲食店の経営はなかなか難しいらしく、これでこの辺りに飲食店は以前と同じように無になった。
コンビニで済ませってことなんだろう。
そういうせいか、昼食を食べることが面倒で昼食を抜いてしまう日が多くなった。
週に二日ぐらいは食べないでいるかも知れない。

7 18

NHKの番組に「ブラタモリ」がある。
タモリは一月前の放送で名古屋に来て名古屋城と熱田周辺をぶらぶら歩き堀川を上がり那古野に着いた。
那古野の堀川には五条橋がかかりその橋から堀川の水を汲んだりして堀川の水の塩分調査をしていた。
それを眺めながら、その橋を西に下ると円頓寺商店街があるなと。
そこで、今度、僕はレザークラフトの体験教室をイベントする。
7月が終わる頃で、毎年、尋常な暑さではない。
そういえば、名古屋城でもイベントをしていた。
これは「名古屋城宵まつり」に合わせたイベントでこれも尋常な暑さではなかった。
そんな夏が来た。

7 13

1週間ほど前に実家にいた。
その日は父の命日なので仏壇の前に座り住職の読経を聞いた。
読経のあとに住職と話をした。
住職が弟の家に出かけ読経をするようになったという話だ。
僕の甥が突然に交通事故で死んだ。
つい2か月前のことですよ。と住職に言われて、まだ2か月しか過ぎていないのかと不思議な気がした。
何故だか随分と昔の出来事のように思えて仕方がなかった。
その事故の瞬間に命が絶たれた甥は35歳だった。
元気にいて突然にその35年の生涯に終止符が打たれるという運命は受け入れられるものでもない。
人が死ぬとはその人がいなくなるということだ。とある詩人がある詩に書いていて、よくそれを思うことがある。
そう、彼はもういない。
運命が受け入れられるものであれそうでないものであれ、彼はもういない。

甥が死ぬ3か月前に母が死んだ。
母の死から半年も過ぎていないのに、ものすごく時間が過ぎているように思えて仕方がないのは何故だろう。
長寿の母は、もう息をするののは大儀なことだという感じで呼吸を止めた。
看取られることもなく寝ている最中に息をするのを止めて、さよならも言わずに彼岸へ行った。
深夜、まだ暖かい母の髪を撫で、朝、冷たくなった母の額に手を置いた。
予想していた母の死と違ったけれど、そんな別れをした。
そう、母はもういない。