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Ｓが来たのは４か月ぶりぐらいで随分と久しかった。
彼は以前あるＮＰＯ法人の活動について話しはじめたことがあってそれに驚いたことがあった。。
何故なら僕はそのＮＰＯ法人の関係者と会う約束をしていたからだった。
去年の１０月のことで、今日、Ｓが来たので整頓した棚からそのＮＰＯ法人の会報誌を探して彼に渡した。
Ｓの父親がはひどくそのＮＰＯの活動に興味があるらしかった。
Ｓはそういう偶然に驚いていたけどさらに驚いていたのは、なんでそういう人と知り合いかということで何故と聞かれた。
４０年以上の知り合いだよ。と僕は答えてそれ以上は答えようがないので何も答えなかった。
人との関係には説明が無理だろうと思う関係もある。
もう少し続けて書くと、
Ｓは「嫌われる勇気」を読んでいてそれを僕に伝えたけど、偶然にも僕の机の上にあった本がその本だった。
「アドラー心理学」の解説書のような本で僕は再読中だった。
再読なので時々仕事の合間に好きな頁を開けては読んでいた。
「嫌われる勇気」とは人生はとてもシンプルなものだと。まあ、そんなことが書いてある本だ。
僕は幸福なので幸福になる努力をしないけど、幸福には誰でもなれるとそんなことが書いてある。

さて、今日は２８日で今月ももうすぐ終わる。
つい先日はお正月だった。という気分になって、なんと時間は早いのだろうかとあきれている。

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先日、生徒からサイトを１６年も続けてるってことに老舗だね。と言われた。
個人サイトをそれだけ更新続けることも珍しいらしい。
そういえば、サイトをはじめた頃に相互リンクをしたサイトがいくつもあった。
調べてみるとその３分の２ぐらいはリンク先不明になっていたのでそれは削除した。
そうなると確かに続かないものらしい。
つまりは、サイトを続けることも工房を続けることも難しいらしい。

現在、ネットが常識になっているのでネットがなければどうなるんだろうと思う人もいるらしいけれど、
そうなのかな？と個人的には考えている。
ネットがあってもこれだけ消滅してるんだから、あっても同じじゃないかという考えだ。
起業した個人企業を調べて３年先には不明になってるところが多いという報道を見たけれど、３年先でそうなら５年先はどうなんだろう？
ほぼ消えているってことだろうし１０年先だったらどうなんだろう？
同じことで、よくサイトを作成すればお店は繁盛するよねと言う人がいるけど、これはものすごく平和な感想。
つまりは有り得ない話なんだけど、ネット社会だとそういう幻想を抱く人も多いらしい。

僕の工房は３６年継続だけど、当然ながら前半の２０年はネット社会ではないのでサイトというものはない。
サイトなしの工房運営の時間の方がある時間よりも長いということになる。
それを不思議に思う人がいるらしく同じことをよく聞かれる。
考えてみればネット社会は近々のことでそれ以前も普通に社会はあったし僕の工房もあった。
不思議じゃないんだけどね。

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昼、サイレン音を鳴らして消防車が走り我が家の前に停まる。
何事かと外へ出れば１００メートル先から煙が出ている。
火事だった。
瞬く間に我が家の前の道路は規制された。
まずいな。と僕は区役所に電話を入れた。
ちょうど区役所から人が来る約束をしていた。
車で来られたら駐車する場がないので自転車で来てくれないと、まあ、そんな要件。
区役所からはふたりの男性が来たけど、さすがに消防車が２台我が家の前に停車していたので何ごとかと思ったらしい。
どこが火事なんですか？
と聞かれたけど火事場に出かけてないのでよく分からなかったけど、１時間ほどで消防車はいなくなったのでボヤだったんだろう。

区役所から人が来たのは仕事の打ち合わせ。
こういう仕事もあるんだな。というような仕事。
ちょっと楽しい仕事。

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２日前の火曜日が今年最初のＮＨＫだった。
新しい生徒さんが４人いたので随分と慌ただしかった。
今年もいろんな人と知り合うのだろうな。

今日は木曜日で僕の工房での教室がはじまり、生徒さんとは今年もよろしく。という挨拶を交わした。
ひとりの生徒さんは和菓子を持ってきてひとりの生徒さんは日本酒を持って来てくれた。
今年も僕は贅沢な気分を味わいそうだ。

昨日から急激に寒いけど、不思議と体調は悪くない。
悪くないままこの１年を過ごしたい。

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仕事はじめの日。
寒さがきびしい日だった。

正月休暇などすぐ終わってしまい今年も１週間が過ぎて明日から３連休がはじまる。
毎年そうだけど成人式まではなかなかエンジンがかからない。

元旦に初詣に出かけ家族だけでですき焼きを食べたのは家族がはじまってから初だ。
たいていは実家に寄り親戚と一緒をしていた。
今年は２日に親戚と一緒をし３日に墓参りをした。
４日は家に籠り５日は駅前に出た。

不思議な自分だと思う。
正月休暇はいつも作業をしているんだから。
元旦もしてそれからそれを続けた。
１日３時間ぐらいだけど鞄を制作することを続けた。
自分の鞄だ。
自分の鞄を作るという贅沢な作業は休暇中でなければしないもんだ。

今日、Ｉが作業をしていた。
Ｉが今年最初の生徒になった。
今年も去年と変わらずに過ぎる一年であることを願う。