4 30

今日で4月が終わる。

突然、半年前にさだまさしのコンサート会場にいた時間を思い出し1年前に静岡市を散策していた時間を思い出した。
さだまさしと静岡市は関連がない。
ついでに書くと常滑の大野海岸から眺める夕陽が好きで半年前に名鉄電車に乗ってそこへ出かけたことを思い出したけど、
その前日がさだまさしのコンサートだった。
大野海岸とさだまさしも関連がない。

連休が目の前にある。
やはり、突然、何処かへ行こうとしてるらしい。

4 29

昼食を食べるのが面倒臭くなって食べないでいたら午後3時を過ぎるとさすがに空腹を感じたのでコンビニへ行きカップ麺を買った。
その帰宅途中に知った人が僕に向かって歩いていたので、何処へ行くのですか?と聞いたら僕の工房へ。と彼は答えた。
今日は休日で休みですよ。と僕。
そうか、今日は休日かと彼は驚いたように言った。

彼というのは僕がよく行く「一心」の板さんで散歩の途中に僕の家に寄ろうとしていたらしい。
散歩と書いても半端な散歩ではなく往復20キロは超えていそうな距離だった。
板さんはAさんと言うけど、時々我が家に来る。
来ておしゃべりをして帰る。
そのおしゃべりの時間は2時間ほどだったから彼が帰ると夕方になっていた。
僕はカップ麺を食べ損ねた。

彼がいる間にお客さんがひとり来てよく分からないじいさんが2度来た。
なんだかとても平穏な休日の午後のひとときを過ごした感じがした。

4 24

ものすごく天気がいい昼間にnakanoが来た。来月出産予定のおなかだったけれど相変わらずの様子は良かった。
nakanoのあとでmikiが出産するのでそういうこともラッシュのようだ。
孫が出来る気分がない訳でもない。

もうすぐGWがはじまるけれど、いつものようにどのような計画もない。
計画がなければ相変わらず工房にいることになりそうだし、工房にいれば何かしてることになる。
これも相変わらずだ。

4 19

カレンダーを眺めていたら今日は誰も来ない土曜日と気づいていっそ休日にしようかと考えていたら生徒さんが来た。
静かな土曜日の昼下がりを彼と一緒に作業をして彼が帰ると午後6時だった。
いつもより1時間早くシャッターを下ろしてジャケットを羽織って家を出た。
土曜日の夜のはじまる頃に駅前にいるのは珍しい。
何をしていたかを書くと味噌煮込みうどんが食べたくなったのでそれを買いに出かけたということだった。
時々、山本山本店の「味噌煮込むうどん」が食べたくなって「エスカ」まで歩いてそんなことをする。
それから名鉄4階にあるMの期間限定ショップに顔をだした。
Mがそういうことをしているのは知っていたので興味があった。
考えたら名鉄百貨店に入ッたのは何十年ぶりかで、だからものすごく珍しい。
明るい店内にMがいた。

時々妙なことをするらしく、Mと別れて帰宅しようと歩きながら僕は高島屋の地下2階にいて和菓子を買った。
これは家族へのお土産で駅前に出ると遠方に来た感じがしてそういうこともする。
たいていは和菓子になる。
いくつかの店でいくつか買ったので僕の手はいくつかの袋でいっぱいになった。
そのいっぱいの手で歩いて駅から帰宅した。
なんだか長い散歩をしていたような気がしたけど解放感は感じたものだ。


4 15

NHKにSさんが復帰したのは嬉しかった。
そのNHKで担当の職員さんから契約書にサインをお願いされた。
署名したのでNHKでの講習も2年間の延長になる。
すでに2回署名してるので4年間が過ぎた。
契約は2年間なので今後2年間の講習予定になったことになる。

署名のあとで職員さんから展示スペースが6月に空くので生徒さんの作品を並べてみませんか?と提案された。
ちょうどドラエモンバッグが出来たところだったのでそれもいいかと考えたけど、ふっとNHKでドラエモンはいいのかな?と疑問が浮かんで、
そんなことを言えば職員さんは深刻な表情になった。
NHKビルにドラエモンが飾られるのもどうかな。ということだ。

先日、革やさんに出かけたら使えそうな革があったので購入した。
今日、知り合いの家に行き使えそうな何枚かの革を購入した。
ついでと姫路に連絡を入れて使えそうな革を購入した。
購入は構わないけどオーダーを仕事にすれば購入した革を素材にオーダー制作するという事態はないような気がする。
だから、購入した革も保管するだけになりそうな気配なのだけど、よくこういうことになる。

4 11

最近、人の心というものを考える時がある。
そもそも心とは何か?という問いだ。


「風に立つライオン」は心というものを考えさせる映画だ。

人は死んだらその心も死ぬものなのか?
死んでしまえばなくなるものなのか?

映画はそうではないと言う。
そうではなく心とは生き続けるものだと言う。
ならば、生き続ける心を人は抱いていた方がいい。

4 10

昨日、岩村のMさんが来た。Mさんが来ればK市のMさんも来る。
僕の工房はふたりにはそんな位置づけらしくふたりはおしゃべりを続けて遊んでいた。
夜に近くなると「しゃしゃんぼ」へ行こうかという話になり作業していたNさんを誘って4人で出かけ僕はビールを飲んだ。
帰宅して寝てしまった僕は早朝に起きて余裕が出来た午前の時間を映画館で消費した。

僕には観たい映画があってその最終日が今日だった。
「風に立つライオン」

人には人を利用することで己が世俗を守ろうとするタイプの人がいる。
逆にその反対の人もいる。
この映画はその後者を描いた映画だ。
だから、とても感動する。
その感動する心がある人が僕は好きだ。

映画の中で主人公は「頑張れ!頑張れ!」とよく叫ぶ。
その叫びは自分への応援だ。
そう、「風に立つライオン」になれなくとも風に向かって立つライオンでありたいという心を持ちたい。


4 6

昨日、朝起きたら二日酔いの感覚があった。
これは珍しいので、そんなに飲んだのかな?と考えていたけど「しゃしゃんぼ」に5時間いたのだからそれなりに飲んだのだろう。
とても気安い13人が集まった夜だった。
実は、お花見の予定が天気のせいで近所の公園での桜の木の下での記念撮影になりそれから飲んだ。
解散したのは午前0時を過ぎていた。

昨日、制作時間がひとつきのトランクを納品した。
かなり期待されていたみたいだった。土曜日に納品した鞄もお客さんから想像以上と言ってくれて嬉しかった。
クラフトを仕事にすれば想像された品を渡していては駄目で想像以上でちょうどいい。
想像以上とは期待以上ということで、その期待があるので仕事があるし、期待以上のものにすればその仕事はあり続けるということになる。
これは厳しいものだけど、どんな仕事であれ仕事とはどの道険しいものだ。
先日、充実してる毎日でいいね。と誰かに言われた。
確かにこの歳で期待されて仕事をする毎日に生きているのはいい。