3 29

namaがシュークリームを10個差し入れしてくれた。
その10個が足らない数の生徒が来た。
何人来たんだろうな?
工房から人が溢れたんだから。

nakanoが6月に結婚する相手を連れて来た。
シュークリームを食べて紅茶を飲んで談笑した。
なんだか自分の娘が恋人を連れて来た感じがした。
嬉しいけど寂しい感じというかそんな感じ。

夜になると雨になった。
雨は降り続けるらしい。
花見は先だな。

3 28

仕事が終わる頃に朝刊が届く。
その届いた朝刊に折り込み雑誌が入っていて、それが「西区フリモ」だった。
その表紙を確認して、それから寝た。
寝てたら携帯が鳴った。
どうでもよさそうな要件を聞いて眠りを続けた。

シャッターを上げたら男性がひとり来た。
今日からここに通うという男性だった。
彼が作業を始めるとここに通い続けている女性が来た。
それからもうひとりの女性が来てTが来た。
晴天の春の昼間はのんびりしてる。

夕方、nakanoが来て1時間ほど作業をして帰るとひとりの女性が来た。
昨日も来て今日も来たのは今月中に終わらせたい作業があるからだ。
夜の8時を過ぎて完成の目途がついたので少しおしゃべりをした。
1週間後に結婚式を挙げると言う陽気な若い女性だ。
僕は彼女の名前を覚えてないし顔の半分以上はマスクをしてるのでどんな顔かを知らない。
町ですれ違うことがあっても分からないだろう。

不思議なことをしてるなとよく思う。
名前と顔を知らない女性と陽気におしゃべりをして共同作業をしているんだから。
とてもかわいい目をしてるというのが印象だ。
印象だけは残るのだろう。

nakanoが「西区フリモ」はサークルKにおいてあると言う。
それでサークルKに出かけ確かに置いてあるのを見た。
これ何部貰っていいかと聞いたらレジの若者は何部でもいいですよ。と答えた。
それで五部貰って来た。
生徒が二部持って帰ったので三部残り一部だけは大切に保存した。
これには訳がある。


3 22

昨日、寝てたら携帯が鳴り寝ぼけて着信したらNからだった。
そのまま起きて昼食を食べた。
それからカレンダーを眺め、今日は何人の生徒が来るかを調べたら6人だった。
そうしていると携帯が着信しTが行ってもいいかと聞いた。
今日は満員で無理だと答えて携帯を切ると電話が鳴りひとりの生徒からキャンセルが入った。
それでTに連絡を入れキャンセルがあったので大丈夫だと伝えた。
そんなことをしていたらポツンポツンと生徒が来た。

Tがこれまでの制作した作品のデータを持参した。
制作数は104でいくつかの画像が添えてあった。
それを眺めて1年半ほどでこれだけを制作したのには驚いた。
上達度はかなりのものだなと感心し、僕の素直な弟子だなとも感心した。
ここに来た時は何も出来なかったけれど、今では大抵のものは出来るようになったのは器用さの故なのだろう。

生徒が作業している時に今日は6時で終了です。と伝えた。
Nからの電話は食事のお誘いだった。

長い夜になったけど、パンクは回避された気分がした。

3 21

木曜日になると生徒が来る。
昼に3人の女性が作業をして夕方になるとひとりの女性が来た。
夜になり車でひとりの生徒が来た。
生徒が帰ったのは夜の8時に近かった。
僕は空腹を感じていた。

オーダーされていた品をふたりが取りに来て、ひとりの女性がある楽器のケースの相談に来た。
それからリメイクの相談を受け、メールでリメイクの相談の返事を書いた。
電話でオーダーの相談を受けてもいた。

多分、僕はパンクする。

3 20

最近、作業中は門倉有希の演歌を流しっぱなしにしている。
あんまりだろと妻は言うし、nakanoはカラオケルームかと呆れている。

門倉有希という演歌歌手を知っていた訳ではなく、ユーチューブで偶然聞いた時からハマってしまったからだけど、
演歌を聴いて続けて寺井尚子を聴き続けてショパンを聴く。
どういう感覚なのかと自分を思うのだけど、つまりは懐古なんだろ。

夕方、N君が来た。
2時間ほど遊んで我が家の夕食時刻になると帰った。
相変わらず、彼は元気で、時々、うんっ?と感じることを言う。

これは、いかにも彼らしい。

3 19

現品即売品を画像に撮りサイズを縮小してフォルダを作りサイトに更新する作業をしていた。
現品も15個となるとさすがに作業時間がかかる。
そうしているとY君が来た。
突然の訪問で驚いた。
彼は2時間ほど遊んで帰り僕は夕食を食べた。

懐かしい生徒が突然に来る。
懐かしいと書いてもそんなに昔の生徒でもなく去年も会った記憶がある。
Yちゃんが来てたよ。と彼に言えば嬉しそうな顔をした。
あの頃はYとかOとかAがよく一緒だった。
みんな元気らしい。
僕は彼の近況を聞きながら短く刈った彼の髪を眺めて、いつから?と聞いたりしていた。

小雨が降ったりやんだりの一日だった、
寒い日ではなく春は着々と近づいているように感じた。
10日もすれば桜が咲く。


3 18

昨日はなんだか慌ただしかった。

午前中は税務署に出かけた。
昼食を食べてメールをチェックして返信を書き、サイトを更新したら客が来た。
客と話し込んで客が帰り僕は郵便局に出かけて納税をした。
郵便局からの帰宅途中にドラッグストアーに寄って買い物をした。

休業日となると仕事をしようという気にもならず、歯医者さんのところに行こうと思いたった。
歯科医院は近所にある。
予約なしに出かけ予約を入れようとしたら今なら空きがあると言うのでそのまま椅子に座った。
虫歯があった訳でもないので治療というよりはケアになりクリーニングをして帰宅した。
床屋で散髪をした気分に似ていた。


そういえば、缶コーヒーを時々飲むようになった。

3 17

2週間前に見学者が来たのを思い出し、それに関連したことを書いてサイトをアップした。
それから、今日は月曜日で休業日だなと考えていると、外に車が停車した。
客かな?
休業日でも客は来る。
その客が先の見学者だった。
こういう偶然はよくある。

相談を受けた。
話し込んだ。
生徒が一人増えた。

3 17

先に見学者が来ていたと書いたけど、最初の質問は型紙を作るのは難しいんでしょうね?だった。
うんっ?って思った。
そういう質問は、多分、すごい。

ここではサンプルを作りサンプルをもとに型紙を作る。
型紙をもとに革を裁断する。
だから、型紙制作は必須みたいなもんだ。

先日、タブレットパソコンのケースを制作したいと女性が来た。
困ったことを書けば女性はそのタブレットパソコンを持参しなかったことだ。
ケースを作るに入れる品がなきゃケースは出来る筈がない。

仕方ないなと思う。
それでパソコンの型番を聞き、サイトでその大きさを調べた。
本当に仕方がないという感じで床革でそのパソコンの実物大の型を制作した。
当然ながらこれはミリ単位の仕事にった。
次にどんなデザインのケースがいいかとグーグルで画像を出した。
こんなのがいいと女性は言う。
それで画像をもとに実物大のサンプルを制作した。
以上は僕がした。
1時間を要した。

よく思うのだけど、以上のことは生徒がしなきゃいけないことだ。
クラフトをするって、実は以上の作業のことを言う。
だから、そのパソコンケースは僕の作品ってことにもなる。

こういことがなかなか分からないなと、最近、気が付いている。
伝え方を間違えてしまったんだろうか?

3 10

3月も10日になって雪が降った。
寒いなと言葉が出たら雪が降ってると妻が言うので外を見た。
風に舞った雪を見た。

休日だけど、オーダーの品を受け取りにお客さんが来た。
雪の中を歩いて来たとお客さんは言い、僕は恐縮した。
しばらくすると、雑誌社からふたりが来た。
僕は作成した革表紙を渡し、一仕事終えた気分になり、それから郵便局まで自転車で出かけた。
雪が舞っていたので寒く手袋をしてないのを悔んだ。

帰宅してメールを開けると雑誌の誌面がPDFで届いていた。
僕についての記事を僕が読んだ。
巻頭2ページの誌面には何枚もの写真とライターの書いた僕についての紹介記事が掲載されて興味深く読んだ。
自分について書かれた記事を興味深く読む機会はそうあるもんじゃないなと思う。
これは今月末近くに配布される。
どういう反響があるんだろな。

正直に書けば、僕は新聞にもテレビにも雑誌にも何度か紹介されている。
ただ、そういう媒体は世間に拡散するだけのもので地域とは無縁だった。
けど、今回は違って地域限定なので逆じゃないかと思っている。

だから、どういう反響があるんだろうな?

3 6

久しぶりに、突然に、Y君が来た。
お土産にエクレアを持参してくれたので作業している4人の生徒と僕が食べた。
4人の生徒の中の2人は初めての講習だった。
ここではお茶が出てエクレアが出てお茶菓子が出るということに驚いたんじゃないかと思う。

生徒が来る前に見学に来ていた人がいた。
教室の見学だったのだけど、生徒より早く来たので見学にはならずいろんな質問をしていた。

どうやって作るかなんて、そんなの好きにやってればいいんだ。
カービングは最も簡単な技法だし、こんなの10分あれば彫れるよ。
勉強ばっかしてればそれでいんだ。
ここ、何時間作業してても2,000円で打ち切りだ。
ほんと、ここでは好きなものを好きに作っていればいい。

僕は、そんな答え方をしていた。
見学者は驚いた顔というかそんな顔をして帰って行った。

僕は教室をしているけど、生徒が欲しいとあんまり思わない。
子弟関係のようになればいいと考えるだけだ。
ビジネスライクな関係を生徒が欲しいと考えたら、ここには来ない方がいい。
推薦出来る教室はないので独学がいいよと教えるだろうな。
僕は独学だ。

Y君は長居していた。
作業している生徒と談笑もしていた。
僕は彼の近況を聞きながら彼も変わったなと感じていた。
2年ほど会わないと人は変わるもんだと。

3 4

大きな封書が届いて、なんだろう?と開けたら色紙が入っていた。
色紙にはひとつき前にここで遊んでいった4人の中学生からのお礼が張り付いていた。
校外学習のことだ。
それとは違うけど、今日、電話があった。
半月前にmozoでクラフト体験をしたのだけど、それが良かったらしく、ある中学校のPTAの講習に来てくれないかという誘いだ。
PTAの講習会には時々出かけるので手順は分かるしPTAは営利と関係ないので了承の返事をした。
営利目的なら僕はお断りする。

現在、恵那市岩村というところで「ひなまつり」というイベントが開催されている。
そのイベントの中にクラフトフェアというのがあって、これは先の日曜日に開催された。
僕の工房も招待されていたので僕の生徒が7人出かけた。
これは二日がかりになった。
前夜祭があったのだ。
前夜祭と書いてもこれは個人的な前夜祭で、余程楽しかったらしく、その話を僕は日曜日の夜に7人から聞いた。
聞いてしまえば、行けば良かったと思ったけれど、土曜と日曜となると難しい。
岩村にはMさんという岩村の世話役のような人がいて、この人が僕の生徒だ。
生徒というか番外の生徒のような感じの人だけど、その繋がりからの参加だった。
人との繋がりは面白いもので、他人同士であった生徒はここに来てそんなように繋がりそんなような人間関係を作る。

今年は僕の4人の生徒が結婚式をあげる。
3人の女性と1人の男性だ。
最近、ふっと思ったんだけど、僕のNHKのアシスタントは3人いるけどその3人が結婚をする。
僕のアシスタントをすると結婚するというジンクスが出来るんだろうか?