4 28

さすがに昨日は飲み過ぎた。
6時にはじめた同期会は11時に終了して参加者の半数はそのまま僕の家に来てお茶を飲んだ。
1時間ほどそうして休んでそれからみんなは帰った。
この日は40年ぶりに会った女性もいたけど、多分、街ですれ違っても分からないだろう。
不思議なんだけどそう思うのは瞬間的なことで、一緒に飲んでしまうとすぐに昔に戻り時間なんてすぐに過ぎてしまうもんだ。

還暦を過ぎた昔の仲間で仕事をしているのは少数だった。
仕事を止めてしまえば責任感が薄くなるせいか人は丸くなる。
仕事を続けていれば、その逆が少しあるような気もする。
僕はどうだったんだろう?

「しゃしゃんぼ」の個室を貸し切りにして好きな注文をして好きなお酒を飲んだ。
笑い声が絶えず続いたのはいいもんだ。

今度いつ会うかは不明の会合だけど、いつか、またやりましょう。

昨日がそうだったせいか今日は疲れた感覚で一日を過ごした。
こういうお酒を飲み続けるのは悪くはないけど翌日に響く年齢だ。
今日は4人の生徒が作業をしてたけど、僕は横で本などを読んでは時々生徒の作業を眺めていた。
天気のいい日曜日でGWの静けさが街に溢れていた。


4 23

NHKの講習の後にN野とmikiの3人で「一心」にいた。
忘年会以来の「一心」なので久しぶりだった。
久しぶりと書いてそもそも駅前にいたのが久しぶりだった。
多分、今年初めてのことだった気がする。
徒歩圏内であれ用事がなければ行くことがない。

午後10時を過ぎた駅前の雑踏を歩きたくなってN野を改札まで送りぶらぶらと歩いて帰宅した。
これも久しぶりで、本当に籠ってばかりの生活をしている。

駅前にいると駅構内に入りたくなる。
入って切符を買いたくなる。
その切符をポケットに入れて新幹線の改札を通りホームで列車を待ちたくなる。
そのまま東京へ行こうかと思う。
用事がなきゃ行くことのないところでも行きたいと思うことはある。

東京はそんなところだ。

4 21

いつも日曜日は人が溢れる寸前だけど、今日はとうとう人が溢れた。
ちょうどタルがナゴノスペースでワークショップを開いていたのでU君がそこへ移動した。

今日、Yさんの長財布というかセカンドバッグというか単純に大きなボックスタイプのコインケースというか
そんな作品が完成した。長い作業でお疲れ様でした。相当にいい感じがした。
Mさんのフライトケースも完成した。かなりの完成度で満足感はある。
Oさんが最初の作品を制作した。シンプルにストラップに挑戦して次の作品を考慮するらしい。
Sさんが苦戦している折財布は完成の手前に来てIさんは鞄の制作をはじめた。
Mさんの鞄も完成の手前に来て、U君は寅さんトランクをどう作ったらいいかと思案している。
みんな作品制作に頑張っている。
頑張りはそれなりの結果を出すもんだ。
ここではそれが保障される。

何人かが帰り、残ったのは男性3人女性3人でおしゃべりしてる風景は合コンの雰囲気に似ている。
実際、初対面にしては会話が弾み過ぎてる。
ここは出会いの場でもある。同じ作業をしてしまえば仲間の感覚になり仲間の感覚は続く性格がある。
ほんと、みんな何処へ走ろうとしてるんだろ?


4 19

金曜日はぽかんと空いた日になる。
こういう日は例によって休業中の小さな看板を出してシャッターは降ろしている。

久しぶりに革やに行って何かないかと物色した。何にもないので染料と糸を買って、
それからパイソンの在庫がないのに気が付いてその注文を入れた。
帰宅したら姫路の革やさんから電話があったので、ついでと白いヌメ革の注文を入れた。
どんな白ですかと相手は聞くので真っ白だよと答えた。
いつも送って来る白だよと言うけど、その白が分からないらしい。
それでサンプルをこっちから送ることにした。
白でこうなら茶色はどうなるんだろうな。

ぽかんと空いてると書いたけど、夕方になるとT君が来た。
来て、先の作業を続けた。
彼には特訓ばかりするけれど、これは作業に限ったことばかりではない。
先日、T君はU君の車で自宅まで送って貰ったそうだけど、多分、車中でT君はU君からアドバイスばかり受けていたろうなと想像出来た。
U君はここに来る生徒の誰もが好きらしくいろいろと世話を焼いてくれるけど、T君は高校生なのでその度合いが強くなる感じがする。
きっと、勉強しろとばかり言われたんだろう。

T君にある革製品のサイトを使っていろんな説明をした。
いろんな鞄を眺め、君は何年かすればここにある鞄のすべては出来るだろけどサイトの鞄と君の作る鞄に違いはあるよ。
その違いが君がクラフトをしていいという意味になるんだ。とそんな話をした。

4 17

水曜日は講習をしない日と決めていたけど、しばらく前から特別講習をするようになった。
特別講習なので特別の生徒が来る。
U君が来ていたしタルが来て作業をした。
Mさんが来た。U君とタルが作業をしているのを眺めてしまうとMさんはさかんにふたりに話しかける。
夕方になるとN君が来た。久しぶりだったし彼が明るい顔をしてるのに安心をした。
それからmikiが来てSさんが来た。
みんなが帰ったのは午後7時半を過ぎていた。
いよいよ、僕の教室も暴走をはじめたのかなと僕は思いはじめている。


4 16

昨日は休みだっけど今日は休みではない。
そうなんだけど、僕はシャッターを上げないで休業中の小さな看板を出している。
これはどこかに書いたけど、シャッターを降ろしていようが休業中の看板を出していようがそんなことはお客さんにはどうでもいいことで、
工房のドアを開ける。
今日もそうで突然に来たお客さんとバッグの打合せをしていた。
現在、オーダー数が多いので完成がいつかは言えないと言う僕にお客さんはクリスマスの頃でいいよと言う。
そう言われてしまえば受けるしかないなと思う。

今日、革の代金を送金しに郵便局まで出かけた。
送金額はヌメ革10枚分だった。
明日追加の5枚分の連絡を入れなくてはいけないけど、それはその金額を送金するということなので、
今月の支払額がいくらになるかと考えてそれからやり繰りをした。

昨日書いたことの続き。

僕の教室にはカリキュラムがないので、それぞれが思い思いの作品を作る。
たいていの場合、生徒はどこかのカタログを参考にデザインをする。
NHKでも同じ講習の方法を僕はしている。

カタログにある鞄が初心者に出来るかと聞かれると、当然ながら出来る筈はないと答える。
ブランドの鞄でさえ制作するけど、それが初心者に出来るかと聞かれると、当然ながら出来る筈がないと答える。
それで教える。
デザインを教え型紙の制作を教え染色を教え縫いを教え最後の仕上げを教える。
すると、それらしい作品が完成するので生徒は感激する。
感激して時々勘違いをする生徒もいる。
それを自分が制作したと勘違いをする生徒のことだ。
それ、僕が作ったんだよ。と僕は言い、僕の影が少なくなるようになればいいんだと付け加える。
実際に古い生徒の作業を僕は眺めもしない。

カタログに掲載されている革製品は製品なので職人が大量に製作している。
僕は職人ではないので大量に作るということをしない。
この違いを考えないと、かなりの間違いを犯す。
革製品と革工芸品の違いは歴然とあるけど、これを考えない生徒がいると困る。
何が歴然と違うかは書かないけれど、その違いが革工芸品の存在理由にもなる。
存在理由があれば存在していいということにもなる。故に工房はあっていい。


4 15

結局、自分の足元をじっと見つめることじゃないかと思うんだ。
工芸とは何であるか、だから、クラフトをするとは何であるのか。という問いをすることで自分を考えることがある。

社会の中でクラフトをするということを仕事にしてしまえば、または、クラフトをするという作業を仕事にすることがそもそも出来るかと考えて、
どうやらそれが僕には出来てしまったという事実は重要だけど、これを省いてさらに考えこんでしまう。
この考えてることを時々人に話す。

先日も長々と話したけれど、話した相手が理解したかどうかはわからない。
ただ、そう質問したというのは深い意味を考えているからだとはわかるので、長い説明になった。
好きなことを仕事にするにはどうしたらいいかというような無能な質問は無視していいけど、
好きを理由に仕事にしているという意味は考えた方がいい。
因みに、仕事の場合、好きということとそれが楽しいということは全く違うことだ。

先日、タルのブログでタルがデイサービスで何人かのお年寄りのためのレザークラフトの体験教室をしたと知って、
僕はタルを絶賛している。

4 14

同じ夢をよく見る。
辿り着こうとして辿り着けない夢だ。
さっきも見ていたけれど長い夢だった。
夢を見ながらこれは夢の中の出来事だと分っていた。
夢から覚めて、しなくてもいいだろうにその夢を反芻した。
なんでいつも辿り着けないんだろう?
たどりついてはいけないと分っているからだろうか?

今日、天白区の生徒さんがバイク(自転車)でここに来た。
まんじゅうをパイ生地で包んだお菓子で10個あった。
名古屋の名物らしいけど僕は知らなかった。
生徒さんは10個で足りるでしょうか?と聞いたけど、足らなくてなってもいいからとふたつ僕は食べた。
お菓子の中にあんこが入っていれば僕はむしゃむしゃ食べる。
なんだか今週はお菓子の差し入れが多かった。


4 13

日曜日の感覚で過ごした土曜日だった。

僕の工房では現品販売をしないのだけど、ある品に限って販売をしている。
昼、シャッターを上げたらひとりのお客さんが来てそれを購入してくれた。
お客さんが帰るとHさんが来て外で作業をはじめた。

今日、我が家の前に車が停まり運転席の女性がにこにこしてた僕を見た。
うん?と車中を覗いてみると子供が3人いた。
誰なんだろうと女性を見てkeiと気づくのに少し時間がかかった。
だから、突然にkeiと久しぶりに会うことになった。
喫茶店がないので道に迷いそうになったとkeiは言った。
それから、近所にハウジングセンターが出来たと知って子供を連れてそこへ出かけた。
土曜日のハウジングセンターは子供向けの小さなイベントを開催してるし駐車場にも困らない。
keiの3番目の子は女の子でkeiに似てかわいい子だったし、上のふたりの子供はあっという間に大きくなったなと思う。

keiがはじめてここに来たのは10年前ほど前になる。
高校生じゃないかと印象するほどに幼い感じがしていた女性だったけど、今では3人の母親をしている。
さすがに高校生には見えないけれど、あんまり変わってない気もした。

土曜日のせいか、ここには何人もの生徒が作業をしていた。
夕方にU君がスーツを着てここに来た。
彼は作業をしに来た訳ではないけれど、みんなが作業をしてるのを見てしまうと作業がしたくなるらしくスーツにエプロンをして作業をはじめた。

6時を過ぎるとナカノスペースから中野が帰宅した。
7時になると明日ナゴノスペースを使うAが来た。

今日も慌ただしく過ぎた。


4 11

水曜日の午前10時に携帯が鳴った。
僕はいつも徹夜をして朝に寝るので午前10時は熟睡中だ。
電話を受けて話してまた寝てしまい、起きて、そういえば携帯が鳴った筈だと着信を確認した。
夢を見てた訳でなかった。
夢ではないなら話した内容は処理しなくてはいけない。

昨日、U君がいて大型トランクの制作作業をしていた。
そこへタルが来て大型ランドセルの制作をはじめた。
ふたりは大きな作品を制作している。
ふたりの材料を合わせると革一枚分では足らない。
すると、これは力仕事になり力仕事は体力もいるけど気力もいる。
夕方、そのふたりを残して僕は歯科医院まで出かけた。
突然に出かける気になったので、これは突然のことだった。
時々、僕は留守番を生徒に頼む時がある。

今日、生徒さんが4人来てる時に区役所からふたりが来た。
今日の生徒さんはお土産をいくつも持って来てくれたので、それを食べながら遠慮なしの会話を始めた。
区役所のふたりは新任なのでふたりは僕に少し遠慮してるというか丁寧に応対してる感じがしたけど、
お茶を飲んでまんじゅうを一緒に食べてしまえば友達の感覚になる。
ふたりとも僕の子供みたいな年齢だけど、今後2年間ばかりは一緒の仕事をすることになるので、当然ながらビジネスライクは省いてしまう。

昨夜も徹夜をしてたけど、作品を完成させたのは午前5時だった。
もうふたつの作品の仕上げをしようかと時計を眺めながら考えた。
考えていた時間で仕上げは出来てしまう感じもしたけれど、結局僕は仕上げをしないでシャワーを浴びた。
現在、僕はシャレにならないほどの仕事を抱えている。

4 9

NHKで講習をするようになって2年近くが過ぎた。
今日、契約書にサインをして提出した。
契約は2年契約なので今後2年は継続ということになる。
このままだという条件は付く。

春の夕方、栄を車で走りながら春だなと感じた。
前の講習は2週間前に過ぎないのだけど夕暮れの街は暗く今日は明るい夕暮れの日差しがあった。
助手席にAがいてそんな話をしてた。

新しいクールがはじまったので生徒も3人が新しく入って来た。
のんびりと講習をして帰宅して「しゃしゃんぼ」へ出かけた。
Aは帰ってしまったのでひとりで出かけお店の玄関で女将さんと今度の同期会の打合せをした。
それからふたりの同期に連絡を入れた。
これで予定のとおりの同期会になる筈で、ほんとに久しぶりにみんなと会うことになる。
考えたら、集まる連中は40年以上前に一緒にいたことになり、部活の同期なのだけどまだその部はあるので伝統のある部という感じもする。

4 8

昨日はさすがにまずいなと思った。
ここで作業をする人数のことだ。
それで工房からひとつのボックスを外に出し空間を少し広くして椅子を変えた。
カレンダーに書き忘れた生徒さんがいて、ついでと言うかU君とI君が来て作業をしたせいだ。
本当にもう少し工夫をした方がいい事態になっている。

僕は講習を営利でしていない。
工房を持続させる唯一の方法は営利を外しビジネスライクを外すのが一番いいと考えているのでそうしている。
他の工房がどうしているかは知らないけど、僕の工房での教室はそうだ。
信じないかも知れないけれど、生徒によっては無料で講習してるし、
書いてしまえば、何時間ここで作業をしても2,000円で打ち切りなんてこともしている。
これは薄利ということではなく、技術の伝達という作業はそれでいいと考えるからだ。
そもそも工芸がビジネスを前提に成立する筈がないという思考がこれからも僕の工房は続くだろうという予測にもなる。

書いてしまうことを書いてしまえば、僕は生徒から講習料を受け取りそれをレジスターに入れるということをしない。
それぞれの生徒がレジスターを開けてそこに講習料を入れて帰ってゆく。
面食らう生徒もいるけど、こうなるとお布施のようなもので、教室はお布施で成立するんじゃないかとさえ考えている。

先月、起業についていろいろ考えていた。
起業して10年間を黒字で続けるケースは5%しかない。
これを現実として考えれば、収入を得るという単純な作業は単純な思考で成立させた方がいい。

4 6

朝、イシカワさんから電話があったと配偶者が言った。
先生と言ってたので生徒さんでしょ?と配偶者は言うけどイシカワという名前の生徒はいない。
誰かな?と考えて、かなりの時間の後で、あっ彼だな。と合点した。
僕の生徒にトシカワという生徒がいる。
彼の電話を受けるたびに僕にはいつもトシカワとは聞こえずホシカワとかオシカワと聞こえる。
配偶者がイシカワと聞いてしまっても変じゃない。
昼、彼から再度電話があった。
でも、彼はトシカワではなかった。電話の向こうの男性はイシハラと名乗った。
確かにイシハラという名前の生徒はいるし、イシカワと聞こえても変ではない。
それを聞いて何だか無駄な時間を過ごしていた感じがしたものだった。

昼に来た新しい生徒さんはHさんと言うけど、彼女は朝電話をしてきて、なんだか言いにくそうな口調で別の教室に通いたいようなことを配偶者に言った。
例えば、娘さんの教室はありませんか?と聞いたらしい。
僕の娘は教室をしてない。
なんで?と聞くと、これが煙草のせいだった。
極端に煙草が駄目らしい。
昨日、彼女のマスクを花粉症のせいと思い込んでそう書いたけど、そうではなく煙草のせいだった。
仕方ないので彼女のいる時間は禁煙にした。
煙草が吸いたきゃ外で吸う。
だから、今日は灰皿を外に置いて外で煙草を吸う回数が何度かあった。
外は雨だった。

夕方、U君が来てパンを差し入れてくれた。
パンは近所のパン屋さんのパンでお店の名前を「ドンチャバラ」という。
そこのパンを僕はよく食べる。
食べながら、そういえばと思う。
タルは「ドンチャバラ」じゃなくて「ドンガバチョ」という名前のお店と思い込んでいたのを思い出した。
時々、僕はどうでもいいことを思い出す。

今日は納品する作品の最終の仕事を10分した。
その後その作品を画像にした。
お客さんは時間のとおりに来て、ひどく喜んでくれた。
すごい。と言ってくれた。
これは苦戦をした作品だったので、嬉しいというよりはほっとした。
いつも納品をする時はこのほっとした感覚を抱く。
ほっとするとは開放感を繋がるので、今日は少しのんびり出来た。


4 5

僕の教室は木金土日と開催している。
NHKは第2第4火曜日の夜間になる。
木は満員で空きがないのが多く土日も同様になるけど、何故か金曜日は閑散としている。
その金曜日の今日に体験したいと女性が来た。
ひとりだけの体験者に講習をしたのでかなり濃い内容の講習になった。
この女性がマスクをして眼鏡をしていた。どうやら花粉症らしかった。
マスクは顔の半分以上を占めていたので、どういう顔をしてるかが分らなかった。
未だに思い出せないでいる。
女性は近所に住んでいるらしいのでどこかで会うかも知れないけれど、多分、挨拶されても分らない。

実は、僕は人の名前も覚えないけど顔も覚えない癖がある。
僕は近眼なので眼鏡をかけているけど、昔は眼鏡をかけない場合が多かった。
それでは人の顔が見れないのだけど、それでいいやと考えていたので顔を覚えることをしなかった。
今は違うけどそういう名残はあるらしい。

何年か前に、高校時代の友人の配偶者と区役所で会ったことがある。
相手は当然ながら僕を覚えているので声をかけてくれるんだけど、僕には誰かが分らずこれは大変に失礼だった。
それを思い出すたびに恥ずかしい思いを感じている。

4 4

昨日書いた高校の友人というのは弓道部の仲間のことで10人ほどが集まる。
高校の頃となると40年を超えてしまう過去になる。
遠い過去だけど付き合いが続いているのはなんだかすごい。

新年度と関係するのか知らないけど、昨日、区役所から「ものづくり文化の道」の会議資料が送られて来た。
読んでいつも感じることは、もうこの団体から抜けようかということだ。
40%ぐらいはその気分になるし、半分を超えたら本当に止めるんだろうな。
ただ、と続くけど、僕の工房は僕ひとりって訳ではない。
イベントに関してはかなりそれが大きく関係している。
そういう事情から半分にならないところで自制しているというのが正直なところ。


4 3

去年の秋に治療した歯が壊れた。壊れたというか被せた金属が取れた。
取れたので口の中に空間がある感じがしている。
簡単に取れてしまったのは歯科医のせいか自分の年齢のせいかとどうでもいいことを考えたけど、
長く放置している。
不便な筈だけど慣れてしまうとそうでもなくなりこのままでもいいかということにもなる。

先日、高校時代の友人から電話があった。
20年ぶりぐらいじゃないかな?
彼女はもう何があってもおかしくない年齢になったので久しぶりに会おうよ。と提案した。
それもそうかと友達に連絡を入れて集まることにした。
高校以来の友人となると友人関係にあるにしても10年とか20年会ってないという現実もある。

彼女は「しゃしゃんぼ」と突然言い出した。
誰も読まないと信じている僕のブログのようなサイトを読んでいたらしい。
そこに僕は「しゃしゃんぼ」のことを時々書く。
読んでいるのかよ。と驚いてしまう。
そこでしようよと友人は言う。
それって、突然、友人たちが我が家に集まる感覚に似ていた。