4 29
GW最初の日は天候がすこぶるいい。
外に出て、誰もいない町内を眺めては静かだなと思う。
僕は工房を開けている。
何人かの生徒が来る。
昼来ていた生徒さんから夕方電話が入る。
「一色」のアサリがあるので、届けるよ。
しばらくすると、本当にアサリを届けてくれる。
一色とは三河の一色のこと。
アサリは大きいというか立派というか、早速酒蒸しにして食べる。
アサリの吸い物をすする。
GWは初日は、こんな日になる。
明後日の土曜日の夜は飲む約束があり、その翌日の夜には焼肉を食べる予定がある。
GWと書いても詰まっているのはそれぐらいで、他には約束も予定もない。
多分、相変わらずに僕は仕事をするんだろうな。
4 27
一日、雨が降っている。風も強い。
暖房を入れたGW直前も珍しい。
久しぶりにカービングベルトを制作した。
肩が少し痛くなる。
明後日から1週間のGWが始まる。
予定はないので、自宅に居続けることになるのだろう。
そういえば、「馬力屋」に行くよ。
4 26
先日から硬い話ばかりを書いている。
好きじゃないんだけどね。
今日、河村市長が新党を結成すると報道が流れる。呆れてその記事を読む。
昨日、地域委員会に出席して、ここにその議題を書いた。
議題は本当の話で、これを区役所が書類にまとめる。
議題をどうまとめるかは難しいだろうけど、これが市長の手元に届く。、
内容が愚かしいものであれ市長は決済するはずで、議会が承認すれば市税は老人の乗る電動自転車に変身する。
「地域委員会」とはそういうものらしい。
昨日、地域委員会で聞いたことを書いたけど、付け加えて書くと、
区長は10年をかけて、すべての学区に「地域委員会」を設け予算を組むと説明する。
予算は1億と簡単に言う。
絶句して聞く。
江西にも1億の税金が回ってくるか・・・・・・・・・。
江西の「地域委員会」は、昨日書いた議題を粛々と進行させるところ。
子供が極めて少ない地域だけど、老人は多い。
多い老人は老人の発想で地域の運営をする。
運営に携わる老人の中には、区政を20年以上しているなどという人もいる。
これはひとりふたりではない。
彼らは決まって同じことを言う。
「なり手がいないんでね。」
そういうものらしい。
「なり手がいないんでね。」という台詞が通用してしまうらしい。
江西の地域委員会には公募が4人いる。40代がふたりと50代がふたりになる。
江西ではこの年代は若手になる。
老人と書いているので若手と書くけど、本当に若手なのかなという気がしないでもない。
この学区には老人からの風が強すぎる気がしないでもない。
老人の発想が悪いのではなく、対等の形で若手の発想もあった方がいい。
僕はこの学区のいろいろな役をして、愛想が尽きてすべてを辞めた。
辞めた以上は、愚痴は書かなくてもいいけれど、「地域委員会」は市税を使って行政を動かす。
これには何かを書いてもいいだろう。
今日の朝刊に名古屋大学の某教授の簡易論文が掲載された。
読んで、そうだよなと思う。
抜粋する。
「経営者としての資質と関心がこれほど乏しい人が、市長をやってよいのかという根本的な疑問の一方で、
次の市長選では、それでも勝ってしまうだろうというのが困ったところである。」
4 25
地域委員会の追記。
地域委員会は地域のテーマを予算を組んで解決するを目的にしている。
予算は市税なので、議会の承認が必要になる。
説明を続ければ、住民が集まりテーマの細目を決める。それを区役所が具体化をし予算を組む。
組んだ予算は市長に届き決済される。それを議会が承認すれば予算が下りて事業が始まる。
つまり、最終決定は議会で市長ではない。
現在の名古屋では、市長と議会が対立しているので、最終までスムースに行くかが分らないので、
委員会の決めた事業が出来るかとなると不明というところだろう。
因みに、昨日の議題は防犯パトロールについて・・・になり、予算に関係することは自転車の購入と、まあ、そんなところ。
まあ、自転車を地域で欲しいが、その費用を出して欲しいと、まあ、そんなところ。
江西が特別地区なのかと書いてしまうと、かなり特別で、今年度の小学校への入学生は10人になる。
新入生が10人となると小学生の全員を集めても100人に満たない。これは親の世代が極めて少数だと理解出来る。
そこに防犯パトロール隊を結成するという。
パトロール隊へは100人ほどのボランティアを集めたいとの希望があるけど、実際は無理な話で現実には30名ほどを集めたい。
実際はそれも無理なのだけど、委員長はしたいと言い、結局はお年寄りの集団を形成し、それをパトロール隊と称しそれをする。
で、自転車が必要になる。お年寄りなので自転車は電動自転車が良く、数台が欲しい。
というのが昨日の議題だった。
これは本当の話で、粛々とその議題は進む。
途中で、参加者から、パトロールは怖いので警官を付けて欲しいとの要望が出る。
これも本当の話。
つまりは、電動自転車にお年寄りが乗り、警官付き添いで学区の見回りをするになる予定。
これをパトロールと呼ぶかは難しいところで、これに予算がつくかとなると、僕には疑問になる。
そんな議題が進んでいる中で、僕が発言をする。
これが先の新入生が10人と関係する話になる。
実は町内で問題が出ていて、これが「どんぐり広場」の問題。
「どんぐり広場」は市有地で、これを町が借りて子供の遊び場に開放している。
開放はいいけど、子供がいないので利用もなく、つまりは荒れる。
荒れると清掃が必要になるけど、たいていはうまくゆかず、どうしたらいいかと難しい話になる。
ならばと僕が言う。
地域委員会があるよ。地域委員会は「まちづくり」をテーマにご意見ご要望をよろしくと言っているよ。
で、僕が出かけて要望をする。
付け加えたのは、地域委員会だから来たと地域委員会の名称を強調して僕は言う。
なければ、要望などはしない。
蛇足を加えて僕は言う。
江西学区には4つの「どんぐり広場」がある。
これは「子育て支援」を名目に存在しているけれど、これだけ子供がいなくなれば、無駄な支援というもので、
実際に利用されず、されそうにもなければ、この4箇所の市有地の再利用について考えてみればいかがかと僕が言う。
無論、子育て支援から外れても困る。
反応したのは地域ではなく、区役所でした。
さすがに行政は反応が早く、民生局長が僕の名を呼んで回答をする。
この回答は悪いものではなく、これからの議論にするとのことで終わる。
因みに地域委員会の委員からの反応はない。
委員が何を感じたかは知らないけど、感じた対象は「どんぐり広場」ではなく、多分、僕にだろう。
4 24
土曜日の生徒が帰ると6時を過ぎている。
Iさんが風邪でキャンセルになり、I君ひとりの作業になる。
土曜日にひとりの教室は珍しい。
I君が帰ると、僕は出かける準備をする。
7時から江西小学校で地域委員会がある。
地域委員会についての感想はここに何度も書いた。
出席についての感想は初めて書く。
僕は委員ではないので一般席に座る。
ぎりぎりの時間に着いたせいで、席は最前列しかなく、座ると隣りの男性から声をかけられる。
S君でした。
会場には区長以下の役人が座っている。
これは予想を超えて多い。
役人の顔ぶれを眺めて何人かは知っていると気が付く。
役人の中には、去年の夏に「しゃしゃんぼ」で一緒に飲んだ某君もいる。
委員席の顔も眺める。区政委員長以下が地域委員長以下として並んで座っている。
人の顔を眺めていると、議題が始まる。
区長が黒板を使い、説明をはじまる。これは長い時間になる。
議題は予算と関係するらしく、今日はこの議題だと説明される。
聞いて、困ったと思う。
議題には興味はなく、議題を聞きに来た訳でもない。
こうなると、発言の機会はあるかと心配をする。
書いてしまうと、発言は出来た。
発言の前に議題とかなり外れるけどいいですか?と委員長に聞く。
いいと言うので、発言をする。
僕の発言は発言というよりは陳情に近く、陳情のあとで蛇足を加える。
これには役人が答える。
答えた人は知ってる人で、僕の名を呼んで返答をする。
返答は明確でした。
委員会のあとでS君と一緒に珈琲を飲む。
飲んで帰宅すると9時半を過ぎている。
そういえば、地域と没交渉の僕はS君とは話をする。
4 23
江西学区の役員の懇親会があり、午後5時半を過ぎて出かけてゆく。
その5時半にはここにAがいて、Aへの講習は中断される。
懇親会の出席とAへの講習を秤にかけて、どっちが有益かを考えた。
これは、どうにも意味がなさそうなことで、明るい夕方の日差しが少しまぶしい。
懇親会への出席は久しぶりで、僕は末席に座る。
末席も仕方なく、会場の顔ぶれを眺める。
久しぶりとなると、顔ぶれも半分ほどを知らない。
僕が知らないとは出席者の半分が僕を知らないということにもなる。
確かに時間は経過をしている。
隣に地域委員会の委員がいた。
話しかけてきたので、しばらく話す。
明日、江西小学校で地域委員会がある。
そうでしょ?と僕が聞く。
僕、出かけますよ、。そこへ。
多分、こんなふうに没交渉だった地域との関わりが始まる。
4 22
昼、電話をしていて、急に腹が立ってきた。
電話の相手は仕事の依頼主になる筈の人だったけれど、仕事をキャンセルする気分になった。
書いてしまうと、キャンセルとは客がキャンセルするのではなく、僕がする。
僕は時々仕事を請けない場合がある。
これは、気分が関係してくる。
気分で仕事をするか?と聞かれると、ものづくりは気分が重要だと書いていいと考えている。
時には、仕事は選んでいい。
夕方、Aが来ると、気分が紛れる。
紛れるけど、5月になると、Aの足もここから遠のくと気が付く。
遠のくかあ・・・・・・・・・・。
そんな話をAとする。
それに関係する話もする。
気がつけば、4月も下旬になっている。
話題を変える。
先日、「龍馬伝」を観ていたら、武市半平太が出ていた。平井収二郎がいて岡田以蔵がいた。
近藤長次郎がいて、坂本龍馬がいた。
これは勝邸が舞台になる。
考えてみれば、この5人は全員が死ぬ。
武市と平井、それに近藤は腹を切り、岡田は斬首され、坂本は暗殺される。
これは、すさまじい。
4 21
アナタ、変な女につきまとわれたこと、ない?
と年配の女性の生徒に聞かれた。
少し考えて、ないと答えた。
付きまとわれるとは、今で言うストーカーのことらしい。
それはないし、逆もない。
何だか女性関係が危ないとの印象が僕にあるかと気になった。
携帯にフォルダが10個あり、10個のうち男性はひとつで、残りは女性になる。
つまりは、9人の女性と僕はメールのやりとりをしていることになる。
この数は、多いか少ないかの基準がないのでどうとも書けない。
ただ、問題が起きそうな女性関係はフォルダの中にはない。
・・・・・・・筈だと思う。
ここに来て作業をする女性は、たいては男性をひきつける魅力のある女性だから、
僕も魅力を感じてしまう。
それが、いろいろな誤解を与えることになるらしい。
そうえば、はっきりとそれを言われたことが何度かある。
何度かとは何人かに言われたことがあるということで、やはり、そんな印象はあるらしい。
けれど、ないです。
ただ、完璧にないということではないのが、少し危ない。
4 20
夢を見て、これは悪い物語だったと思う目覚めがある。
夢の中に、人とも猿とも鬼とも見える妙な生き物がいた。
それは石垣に背もたれをしてぼんやりと佇んでいる。
僕を見ている訳ではないでの門番をしているのではないらしい。
そこは左右に低い石垣のある小さな広場で、その広場を抜けるとそこを出られる。
そことは夢の世界で、もういい加減にして欲しいと僕は考えている。
それは左手の石垣に背もたれて、声を出せば僕を見るだろうという距離にいる。
小さな広場には雑草が生い茂り、その向こうに大きな広場がある。
そこへ行けば、夢から覚める。
そんな気がしている。
ついでに書くと、そこに辿り着くまでの物語もあるけど、ここでは省く。
僕は、女の子を背負っている。
女の子は眠いと言い、本当に僕の背で眠っているかも知れず、この女の子の寝場所を探す旅をしているようなものだった。
いい加減、ここを出なくてはならない。
背の世界は無言の世界で、目の前の世界は賑やかな今だと考えている。
その今に辿り尽きたい。
人と猿と鬼を足した生き物を無視するつもりで、ぼくは小さな広場に足を出す。
そこで夢は覚める。
実際は覚めたのではなく、この小さな広場をどうやって抜けたかの記憶がない。
夢の中で気が付けば僕は女の子を背負い、大きな広場にいる。
夢は終わらない。
賑やかな筈の今は賑やかではなく、人はみな着物を来て、どこか人の波長と違う波長で生きてる気配がする。
これは今ではない。
誰も僕を見ない。
またかと思う。
また振り出しなのか・・・・・・・?
夢はさらに続くけど、書くのは止める。
ただ、夢の最後に僕は実家にいた。
今はない実家にいて、自分のふたりの娘とおしゃべりをしている。
半日の旅を僕はしていたらしい。
4 18
5人の生徒が作業をしに来て、ふたりの生徒が遊びに来る。
日曜日だな・・・・・・・・・。
新栄に「バイエルン」という珈琲ハウスがある。
僕には、ここに2年ほど通い続けた記憶がある。
通い続けた最初の日が思い出せなければ、最後の日も思い出せない。
青春を封印すれば、「バイエルン」も封印されるものかも知れない。
先日、Sの記憶を少し書いて気が付いたけど、「バイエルン」でSと一緒に珈琲を飲んだ時間を思い出した。
古い時代は、古いアルバム中にだけあればいいものかも知れない。
Sに会いたいと思わないように、バイエルンに出かける気分もない。
ひとつの時代の何かが、すごく濃い。
それでいて、記憶が曖昧なのが不思議で、けれど、そんなものかも知れない。
4 16
昨日、東京へ出かけていたAがお土産を持って来た。
ディズニーシーのお土産で、クッキーだった。
Aがものすごく可愛いと、最近、僕はよく言う。
最近、Aがものすごく可愛く感じていると、誰にともなく言う。
それを聞く人がどう感じるかは気にもしないで言うのは、多分、Aが子供だからだ。
子供を可愛いと感じても不思議ではない。
Aはもうすぐ工房を開こうとしている。
5月が予定なので、来月になる。
Aは、すごく僕に似ているともよく言うけど、本当は僕の思考法を知って、それをAの思考法にしたからだ。
だから、Aは僕が作るものを正直に作る。
作品をコピーしているのではなく、僕をコピーしている。
弟子になるとはそんなことかも知れず、それが可愛いに繋がる。
Aに似ている生徒は他にも何人かがいる。
誰とは書かないけれど、やはり、可愛いと思う。
先日、送り状を眺め、あっと思う。
そこ、知っているよ。その住所に、昔、よく手紙を書いた。
住所は番地まで同じって訳ではない。
ただ、至近であることは分る。
そこにSがいた。
携帯がない時代には手紙を書くしかなく、何通かを書いた。
住所の記憶はそのせいだろう。
Sと会わなくなって、36年が過ぎている。
その夜、Sの夢を見た。
いい夢ではなく、目覚めてから夢を反芻している自分に気付く。
これは、妻には内緒にしている。
4 13
髪がぼさぼさでうっとおしい。
髪に限らず、髭も毎日剃るでもないので無精髭が顔を包んでいる。
そういえば、着替えは毎日するけど、服装はたいていは決まっているので、何だか目立たない。
以上は僕のことだ。
男はそれでいいと思いこんでいるので、気にもしていない。
とは書いても、髪だけはうっとおしい。
で、散髪した。
これでも、時々は散髪をする。
床屋の主は消防団員をしている。
僕は消防団員をしていた。
つまりは知り合いで、散髪されながら、いろいろと話す。
いろいろと話すと、いろんな情報が入る。
消防団員は、あれでも地域活動をしているには違いがないので、地域の情報には詳しい。
詳しいとは、地域の役職の人の情報に詳しいということで、これには床屋の主の想像も入る。
これは想像だろうなというのは省いても、少しは真実が残る。
今月、地域のある会合に出席しようと考えていた。
散髪しながら、いよいよ出席する気分になって来た。
4 11
昨日の午前に救急車が近所にいたなと考えていたら、昼に近所の人の訃報が回覧される。
その通夜が営まれる。
以上は以前の僕に関係しない話だったけど、4月から町内の副会長になり会計になってしまうと、そうもいかない。
そうもいかないのは香典などが関わってくるからで、前会計のまとめた書類に目を通す。
夜、あそこに救急車が止まっているよと娘が言う。
昨日今日と同じ場所に救急車がいるらしい。
以上も以前の僕には関係しない話だったけれど、そうもいかずに様子を見に行く。
民生委員がいたので、様子を聞いて、会長宅を訪ねる。
この学区には独居老人が100人いる。
独居老人の担当は区役所で、具体的には学区の民生委員が担当になる。
そうはいっても、町内が黙っているのも理屈に合わないと思うので、いろいろと考える。
理屈には、町費を払っているという理屈も入る。
4月に入り、そんなことが続く。
明日はコミセンで町内の会合がある。
4 10
花見もタイミングだな。
今週、名古屋城まで花見に行こうとしていて都合で行けず、それが土曜の夜に花見をしている。
岩倉の五条川は桜の名所で、伊藤さんが僕を誘う。
伊藤さんは西春が地元なので、どうしても行きたいらしい。
講習が終わって、浅間町から地下鉄に乗る。
地下鉄は名鉄と乗り合いしているので、そのまま岩倉についてしまう。
駅から徒歩5分で五条川に出る。
岩倉はほとんど僕には初めてのところになる。
岩倉は桜の名所として有名で、桜まつりも最終日の土曜日になる。
人は多く、土産物店も賑わいを見せている。
桜満開の風景は幻想的でした。
夢の中の風景を歩いている錯覚がしたものだった。
帰りを名鉄に乗り、名古屋駅に出る。
土曜日の駅前は土曜日の様相を呈している。
どこか浮かれた感じがするのは、陽気のせいらしく、どこか明るい。
駅前をそのまま歩き、「一心」に入る。
実は、花見をしている時に屋台が出ていた。
「から揚げ」が目に止まり、それが食べたいなと食欲が湧いていた。
揚げ物ばかりを食べてビールを飲んで、最後に寿司でしめる。
タイミングで、土曜日の夜は楽しくもなる。
4 9
ものを作る作業は経験することで余裕が出る。
余裕があるとテストが出来る。
テストにミスをしても余裕があれば焦らないでいられる。
話を変える。
今日、ある生徒さんが携帯の息子さんの画像を見せてくれた。
かなりいい感じの若い男性で20歳の大学生と言う。
かなりいい感じとは今の言葉を使えば、イケメンになる。
何だか、モデルをしている感じさえした。
で、モテル?と聞けば、全然モテナイと答える。
イケメンだからモテルとは限らない。
・・・・・だろうか?
僕にも息子がいて、息子もかなりのイケメンとよく言われる。
スポーツが得意で以前からバンドを組んでいる。背は高く、ひとまず社会人で履歴は僕よりはずっとといい。
ところが、これが全然モテナイ。
そんな話を女性の生徒にすると、それは嘘だと言う。
実際に息子を見て、それは嘘だと言い、親は知らんだけだよと付け足す。
そう言われても・・・・・・・。
モテナイのではなく、女性に関心がないだけかも知れない。
生徒さんの息子もそうかも知れない。
関心がなければ、女性関係は成立しない。
僕の息子にも生徒の息子にもお姉さんがいる。
お姉さんがいてしまうと、どうにも女性に関心が薄くなる傾向があるかも知れない。
あくまで傾向で、この例外は多そうだけど。
4 8
2日前のセルビア戦はひどかった。
ついでに書けば、日本代表のひどさは続いているので、希望が抱けなくなっている。
もう、時間がないよ。
短時間で修正が効くほど力量があるって訳でもないのが深刻さをさらに増す。
この時期にテストはないだろう。
4 7
暖かいけど、風は強い。
近所の公園の桜は吹雪いている。
昼、区宅所から担当が来て、僕のまとめたファイルをパソコンから抜き出して、持ってゆく。
ついでと、今度の作品展の企画をを少し詰める。
生徒作品展なので、僕の作品は展示されない。
されないというよリは、僕はオーダーでの仕事しかしないので、在庫の作品は殆どない。
ないものは展示できないということになる。
先日、美味しいものを食べたり思わないと書いたけど、多分、年配の生徒の言う美味しいものの定義が違う。
美味しいものは、美味しく食べればよく、この場合の美味しく食べるは同伴する人によって決まってくる。
料金で決まるものではない。
つまりは、気の合う同伴者が多ければ、食事は豊かだろということで、重ねて書くけど料金ではない。
高級レストランで高級料理を食し、それを豊かと書く気分が僕にはない。
話は変わるけど、先日、Y君の円頓寺にある「N」という喫茶店での出来事を聞いていた。
「N」は某テレビ番組で紹介されたお店で、著名なタレントが来ての取材だったらしい。
Y君のそこでの体験談で、聞いていてよく暴動にならなかったものだと思う。
で、味も特にどうってことはなかったと言う。
価格も、うっ?という感じだったらしい。
つまりは、星を並べればひとつだろう。
これを書いていて思ったのだけど、円頓寺に感じのいい喫茶店があるを僕は知らない。
数年前に円頓寺のある喫茶店で、ひどく不快な経験をしたことがあるので、行かないことにしている。
だから知らないのだけど。
とても個人的な感想になるけど、そもそも円頓寺に気持ちのいいお店はない。
4 6
暑いという感じさえしていた。
桜も散るのだろうな・・・・・・・・・・。
昼、パソコンに向かっていると区役所から3人の役人が来る。
これは引継の挨拶で、区役所の担当も2名が新任になる。
O君も移動らしく、区役所にはもういないと言う。
それでかあ。と考える。
O君はここでキーケースの代金を払い、いまだに取りに来ていない。
きっと、忙しいせいだろう。
主査は随分と若いふたりを連れて来る。
ついでとばかりに、よろしくご指導お願いしますね。などと意味の分らんことも言う。
そういえば、5月の最終の1週間を使って、ここの生徒作品展を区役所で開催する。
新装西区役所は、ガラス張りのしゃれた建物になっている。
場所は地下鉄浄心駅から徒歩3分の距離にある。
1月に決めたイベントも、気が付けば来月に迫っている。
生徒作品展なので、生徒には張り切って欲しい。
4 5
昨日、教室が終わり生徒と一緒に「しゃしゃんぼ」へ飲みに行く。
突然、思い立った飲み会で、飲みに行くかと聞いたところにAがいてO君とY君がいた。
Aはバイトを入れていたので、帰るしかない時間になってしまって残念そうな顔をする。
男性が3人で「しゃしゃんぼ」で過ごす。
O君もY君も「しゃしゃんぼ」は初めてではないけれど、座敷で飲むのは初だった。
庭に「しゃしゃんぼ」の樹が照明に映えている。
何だか有意義な時間になる。
いろいろな話題が出る。
2時間は簡単に過ぎてしまい、少し酔う。
ここはやはり不思議な教室かも知れないと思う。
教室というよりは、同志の集合するところと考えてしまうと不思議ではないかも知れない。
先日、年配の生徒さんが帰り際に講習代を払う。
書いてしまえば代金は2,000円で、これでいいですか?と聞く。
いいも悪いも、代金はどうでも良さそうな感じがしているので、お布施でもいいよ。と僕が言う。
すると、年配の生徒さんはまじまじと僕の顔を見る。そして、言う。
先生のような人を初めて見たよ。いるんだね。
うっんと感じが僕にはする。
それ、よく言われるから。
どうも教室は営業らしい。
営業なので、支払いは厳密であるらしいし、こんな授業料ではないらしい。
そんなことを言う
あのね。と僕は言う。
世間の教室はそうかも知れないけれど、ここはそうではないよ。
だいたい、世間の教室と同じにされても困る。
だいたい、若い子はお金がないよ。お金がない子からどうやってお金を貰うんだ?
だいたい、師弟関係には金銭関係を入れないもんだ。
そうかも知れんけどと生徒は言葉を続ける。
先生は高級車を乗り回そうとかは考えんでしょ?
考えんよ。
豪邸に住もうとか考えんでしょ?
考えんよ。
美味しいものを食べたり、いろんなもの欲しいとか思わんでしょ?
うん、思わんよ。
あのさ。と僕は言う。
世の中で何が嫌いかと言って、金持ちほど嫌いなものはないよ。
その理由を僕は言うけど、その理由をここに書くのは省く。
ただ、嫌いなものになる努力をする筈はない。
4 1
先日、発送の手配をしていたら、配達先が北海道と書いてあった。
住所を地図で調べると、そこは北海道の東の果て、つまりは北方領土は国後の向かいになる、
風景を想像しようとしても、無理で、生涯行くことはないだろうなと実感する。
すると、今日の配達先は沖縄だった。
我が家からの荷が、北方領土の至近へ飛び、沖縄へと飛んでしまう。
何だか妙な気分になったものだった。