5 11

連休の初めから終わりを過ぎ、さらに数日間メールチェックが出来ずに、メール作業に慌ただしく過ごす。
メール作業をしていると、パソコンの調子が悪くなり、さらに慌ただしくなる。

昨日の日曜日の朝刊に工房での教室の件が記事になり、掲載された。
教室を記事にしていいかと記者さんも悩んだみたいだった。
取材からひとつきほどが過ぎていたけど、案外早い掲載かなと感じている。

記事の反響はどうだったかとなると、分らないと書くしかない。
数件の問い合わせがあり、某雑誌社から教室の宣伝は如何との連絡があった。
これにはどう答えていいかと悩む。

僕は教室を開いているけど、鞄の制作を教える訳ではない。
実際には教えることになるけど、鞄の制作が知りたければ、鞄やさんへ行けばいいと思う。
よく間違われるのだけど、ここには文化教室の感覚は、多分、ない。
ないので、それが欲しい人は他所へ行けばいい。
営利目的でもないので、生徒をお客として接することもしない。
しないので、料金を払えば対価があると考える人は他所へ行けばいい。

最近は殆どいないけど、時々間違って来る人がいる。

そんなことをこのサイトによく書いている。

今日の問い合わせにも、教えて貰えば作品が出来ると考える人はここに来てはいけないと答えた。
また、生徒が増えれば負担が増えるので、広告する気はまったくないと雑誌社には答えた。

難しいことではなく、ここはクラフトが出来る人を作る場だと考えてくれれば、その人を生徒にするつもりがあり、
クラフトとは、どうやったらものが作れるかを考えて作業することで、僕はそれについての経験があるので、それを教えている。
ということです。


5 6

連休が終わる。
どこへも行かず過ぎてしまう。

朝刊に円頓寺の記事が掲載されて、読んだ。
読んでから、ぶらりと円頓寺を自転車で走る。
閑散とした商店街には人がいない。
もう、商店街と書いてはいけないかも知れない。

「藁の棲」が消えて「占いの館」ができていた。
それを眺めて溜息を吐く。
「占いの館」かあ・・・・・・・・・。

「藁の棲」は悪い場ではない。
「藁の棲」が継続しない町が悪い。

5 5

雨の中、実家へ久しぶりに行く。

先日、忌野清志郎が癌で死去した報道を知り、今日、知り合いの癌を知る。
数年前、父が癌で死に友人が癌で死んだ。数年前、友人が癌の手術を受けた。
癌は、驚くほど身近にある。
気を付けたからといって気を付けれるものではないのが癌という病気になる。
どこかで覚悟だけはしといた方がいい。


先日、きつい女性と強い女性の違いをある人とメールで話していた。

きつい女性は、僕の断定では孤独感の強い女性になる。
孤独感はいいものではなく、友人のなさとか愛情の希薄さに関係して、
それでも自分を保とうとするので、自然にきつさが出てしまう。
これが人には不快感を与えるので、さらにきつくなるという悪い循環をする。
すると、誰もが敬遠してしまう。

逆に強い人とは、友人関係とか家庭とかつまりは人間関係が豊かに出来てるいるので自信がある。
自信のある人は強い。強いのでさらに人が集まる。
この場合の人が集まる現象は悪い現象ではない。

きついと強いにはすごい違いがある。

そんなことを考えてから、自分は強い人かきつい人かを考えた。
これは難しい質問になる。
多分、時々は強く、時々はきつい人なのだろう。
たいていの場合は、普通の人であるのだろうけど、人は必ず印象を抱いている。
どんな印象を僕に抱いているのだろう?

5 3

忌野清志郎が死去。享年58歳。
彼は僕と同じ年齢になる。

訃報は突然で、ショックを感じている。

彼はバイクが好きで、よく走っていた。
バイクとは自転車のことで、人が自転車であれジョギングであれマラソンであれ走るという行為をする時には素が出てしまう。
走る彼をテレビ画面で眺めていて、彼の素を感じていた。
その彼が癌で死んだ。

はやり早すぎる死なのだろう。

5 2

土曜日、GW後半の連休が始まる。シャッターは降ろす。
シャッターを降ろしていても生徒は3人いて作業をしている。
3人は全員が男性になり、そして僕がいる。こうなると女性は作業がしづらいだろうな。
先月から男性の生徒が多い。理由は分らない。

男性ばかりだと感じていたら、夕方、女性のMさんが来て鞄を完成させる。

夜、ファミレスで食事をしながら、店内を眺め窓越しに行き交う車を眺める。
陽気な気分が漂い、これは連休のせいかと思う。
店内にはお客は多く、窓越しに眺める道路に行き交う車は多くはない。
陽気におしゃべりは続き、長居になる。
おしゃべりの相手はひとまず略す。

連休だな・・・・・・・・。

5 1

午前、革屋までのんびり自転車で走る。
暖かくて静かな町を感じる。町には連休の人がいれば連休の谷間の人もいる。
革屋で仕入れをし、町は静かだよと言えば、どうしちゃたんでしょうねとママさんが言う。
えっという感じで返答に困り会話は途絶える。
どうしちゃたんでしょうね?と聞かれてもね。