2 24
レザークラフト体験教室を工房でする。
体験教室は円頓寺の「藁の棲」でしたりもするけれど、今回は工房でする。
今後も、おそらく、ずっと工房ですることになる筈です。
「藁の棲」での開催には絶えず不便さが付きまとい、利点と考えられることも、
考えてみると殆どないので、そんな結論を出している。
さて、今日の体験教室には8名が参加してくれた。
りょうがアシスタントをしてくれて、これはありがたかった。
風が強い日で、これはどうも全国的らしいけれど、この強風の中、わざわざここに足を運んでくれた人には感謝ばかりをする。
みんな熱心で、みんな楽しんでくれるのは本当にいい。
次は今週の土曜日に「金山駅連絡橋ふれあい広場」というところで午後11時から夕方6時まで開催の予定。
宜しければ、ご参加をお願いします。予約は不要です。
「金山駅連絡橋ふれあい広場」での開催は西区役所の主催でイベントの名前は「ものづくりの館」になる。
それにしても誰が駅構内での開催を思いついたのか知らないけれど、何だか不釣合いな場所だな。
2 16
昼ごはんをりょうと一緒に隣の喫茶店で食していると、1時からの生徒さんが30分ほど早く来る。
それで、みんなで一緒にコーヒータイム。
因みに、りょうと一緒に食べるものは焼きそば定食かスパゲッティセットと決まっている
定食にはご飯と味噌汁、冷奴が付き、セットにはライスとコーヒーが付く。
定食とセットの違いがよく分らないけれど、スパゲッティとご飯は絶対に一緒に食べれないとりょうは言う。
焼きそばとご飯を一緒に食べているのに、何でかと不思議に思えて仕方がないのだけど、りょうはそうらしい。
りょうが帰ると入れ違いのように生ちゃんがが来る。
先日まで入院していたはずなので、あんぐりと彼の顔を眺めてしまう。
それから、彼は工房にずっといて夕食を僕と僕の配偶者の3人で食べる。牛肉をたらふく食べる。
これは彼の3度目の退院祝いになる。
ところで、入院も3度となると心配しても無駄な感じがしてしまう。
2 14
時々、素材としてのいい革って何だろう?と考えることがある。
考えた結果は、使用する人がこれはいいと感じてしまえば、それがいい革だと、まあ、当たり前の結論になる。
つまり、革の販売店で高価に売られている革が良く、安価で売られている革が悪いということではない。
販売店がこれはお買い得などと宣伝する革が良いなどということは、半分ほどの正確さしかない。
結局は、素材は使用する人の技量次第だから。
ところで、やはり、どういいのかを書くのは難しい。
革に付いて思うことを書いたので続けて書くけど、革の価格ほどよく分らないものはない。
革は天然ものだから、すべて違いがあり、続けて書けば部位による違いは動物の違いほどにある。
ということは知っておいた方がいい。
時々、切り売りした革を買う人がいるけれど、それは、ある程度の知識があって成立するような買い方だと思っていた方が
革を買う場合には賢明です。
以上は助言。
僕は30年以上を革に触れて過ごしている。
この経験を生かしたくていろいろと話すのだけど、話す相手によっては無駄としかいいようがない場合がある。
無駄と思えば話さなくなる。
2 11
3連休でも仕事は休みではなく、生徒と一緒に作業をして過ごす。
配偶者は熱田さんへと出かけ、きよめ餅を買って帰る。
生徒さんがいたので、それを一緒に食べる。
先日、某社の営業部員がここに来て、いろいろと雑談をする。
ご挨拶です。と言って始まった雑談は3時間に及ぶ。
3時間ともなると雑談ではなく、立派な営業の仕事になる。
本当に仕事だったらしく、彼が帰った後で、何だか疲れた感覚を味わう。
2 9
雪つもるのかな?と着いたばかりのりょうに言う。
降りはじめた雪は止みそうになく、気が付けば道路は白くなり始めている。
明日から旅行だけど、大丈夫かなとりょうが雪を見ながら言う。
雪は積もり、積もった雪の中を小走りに帰るりょうを見ながら、今日は雪かと独り言。
りょうがくれたチョコレートをかじりながら、降る雪を眺めている。
ずっと眺めて過ごす。
2 5
現在、仕事の量は多い。正直に書けば、数えようがないほどに多い。
結構集中して仕事をこなしているはずだけど、仕事は減らない。
正直に書けば、仕事の混乱がある。
チェックを入れるのだけど、チェックにもミスはあり、混乱がなくなることはない。
で、時々人に迷惑をかけたりする。
まったく申し訳のないことだと承知しているのだけど。
2 3
僕は机に向って仕事をしている。生徒がいて、生徒は別の机で作業をしている。
まだここに来たばかりの生徒で、ここって個人講習なんですよね?と聞いてくる。そうだよ。と僕が答える。
大抵は外っているよ。
どんな生徒さんがいいんですか?
外っておいていい生徒がいい生徒だよ。
時々、外っておくと大変なことをしている生徒がいる。
先日、久しぶりに陽気がいい日があった。
昼に僕の携帯が鳴り、僕は車を駅前に走らせる。
ある生徒が名古屋駅に来て、ここが分らないので、迎えに出かけたのだった。
駅前に着くと、待ち合わせの場所に生徒はいなくて、携帯を使う。
携帯を持つ生徒は交差点の向こうにいて、ニコニコして手を振っている。
信号が変わり、生徒が小走りに車に近寄って来る。
彼女を待つ間、不意に僕は不倫をしているんじゃないかと錯覚しそうになる。
どうも、陽気がいいとあほなことばかりを思いつく。