7 24

先月、ある学生がYKKファスニングアワードの作品制作にここに通っていると書いた。
通いはじめてひと月が経過して、つまり、製作を開始してひと月が過ぎた。
ひと月も過ぎてしまうといよいよ提出期限が近づいて来る。
提出期限がもう目の前にあるという現在、製作は完了していない。
正確に書けば製作は混乱している。これは相当な焦りになっている。
原因は、彼女の思い描くイメージがどうにも大作過ぎて、彼女の手には負えないということだ。
製作が完了すればすごいんだろうけど、完了するんだろうか?

7 17

革のクラフトとは詰めて書いてしまえば、革の可塑性を利用しての作業のことをいう。。
可塑性とは革が水を含んだ状態に起きる特性で、この特性をひたすら利用しての作業がレザークラフト。
これが理解出来ると、いい感じのクラフトが出来る。
理解出来ないと、革のクラフト自体が出来ないことになる。
だから、革があればクラフトが出来るということではない。

必要なのは理解すること。知ったかぶりの知識はどこかに捨てて、ただただ思考錯誤を繰り返すこと。
知識とは、人から聞いて得るものではなく、試行錯誤の連続でようやく得ることが出来るもの。

7 16

3連休の最後の日。相変わらずに僕は仕事を続けている。
僕は相変わらずに鼻をかむけれど、風邪はほぼ治っている。
新潟で地震があったと夕方に知る。何だかニュースにも疎くなる。

昼に瑞浪から生徒さんがふたり来て、夕方近くに本郷から生徒さんが来る。
休日は生徒さんが集まって来るので、僕は案外忙しい。
ここに通い始めた生徒さんが、突然、みんないい人たちね。と言う。
みんなとはお客さんとか生徒さんたちのことで、ホントにここにはいい感じの人が集まって来る。
言われてみれば、そんなことを僕もずっと実感していた。
仕事でのストレスはあるにしろ、僕はお客相手の仕事をしている日常なのに対人関係でのストレスがないという珍しい環境にいるかも知れない。

7 10

友人の父親の訃報が昼に届き、通夜に出向く。通夜の席で何人かの古い友人に会い、帰りにファミレスで雑談をする。
終日、雨が降っている。

風邪をひいている。
先日は38.5度の熱が出て、ホント辛かった。辛くても用事は多く、咳き込んで用事をこなしていた。
これでは、風邪、長びくかも知れない。


7 6

入院中の知人に無事か?とメールを送る。返信はない。
これは不安だった。不安が続いていると朝にメールが入る。
メールを書くということは、多分、ひとまずは無事なんだろう。
何だか家族が入院しているみたいだ。
見舞いに行こうかとカレンダーを眺める。眺めたところで僕のスケジュールに空いている日時はない。


先日の就寝中に足をつる。
しばらくマッサージを続ける。足をつるのは筋肉疲労との説明書きがある。そう、結構僕の筋肉も疲労している。


7 4

知人が入院し、明日手術という。手術の成功を祈るしかない。

新しい防衛大臣に小池百合子氏が就任する。
先の防衛大臣の発言内容を読みながら、先の大戦での原爆使用にこんな解釈もあるかというのが僕の正直な感想。

戦争で使う武器というものは、戦争になれば人を破壊するための道具で、それ以外の何かにはなりようがない。
戦争が始まれば、人は物理的に兵器になるので、人を破壊するということが戦争の日常にもなる。
人を物理的に破壊するということが戦争の定義と書いてもいい。すると兵器は大量に人を破壊することを目指すようになる。
原爆使用は、だから、究極の兵器使用ということにもなる。
何を書いているかというと、戦争は核を容認している。と書いている
爆撃で身体を四散させて死ぬ。または焼かれて死ぬ。または核で瞬時に死ぬ。
それが悪であるなら、核廃絶ではなく、戦争廃絶を叫ぶべきではないのか。


7 2

5月に亡くなった叔父の忌明け法要に出席する。何だかあっという間に時間は過ぎている。