11 28
若槻千夏がタレントを引退してしまう。という記事が出て、今日、それはない。という記事が出る。
僕は若槻千夏をよくは知らないけれど、今年の春に名古屋のCBCからメールが届いて、
そのメールで「ここで(僕の工房)若槻千夏とMEGUMIというタレントが
クラフトをするという内容の番組を作りたいけど、いいですか?」と聞いてきた。
このメールは「ナツメグ堂」とかそんな名前の番組の担当者からで、ただ、この内容はある事情で消えた。
その事情のことではなく、若槻千夏というタレントが引退してクリエーターになるとか昨日のネットに書かれていて、
それで、クリエーターって、なりたいからなれてしまう職業なのかと驚いてしまった。
職業としてのクリエーターのことを書いているのだけど。
11 25
体験教室をする。「藁の棲」ではなく、僕の工房でする。
ひとまず無事に終了出来たので、ひとまずはいい。
体験のクラフトを教えている最中に西尾さんが来る。
誕生日を覚えていてくれて、そのお祝いと言ってケーキを持ってくる。
そういえば、西尾さんは、いつも豪華なケーキを持参して我が家に来る。
家族はニコニコする。僕はニヤニヤする。
今日の夕刊に興味深い記事が出ていた。
「戦没者遺骨 散乱に拍車」という記事で、これはマカッサル湾に沈んだ旧日本軍沈没艦の解体を現地の人がして遺骨が散乱してしまう。
という内容の記事。マカッサル湾はインドネシアにある。
この沈没船は「第十一号掃海艇」で沈没したのは昭和20年3月28日、戦没者は219名と記事には書いてある。
沈没はB24の爆撃によるもので、630トン程度の艇でも人員の輸送となると、それだけの死者が出てしまう。
興味深かったのは、この内容ではない。
この沈没船の近辺にもう一隻の沈没船があるという内容が僕の興味を引いた。
このもう一隻の沈没船がどうも旧日本軍の駆逐艦「夏潮」らしいという内容で、遺骨も多数見つかっていると記事には書いてあった。
「夏潮」とは、「春潮」「秋潮」「冬潮」の3隻との姉妹艦で、昭和17年2月、潜水艦の雷撃で沈没した当時の新鋭駆逐艦。
この雷撃は不発だったけれど、船体中央に大きな穴が空いて、それが原因で沈没の憂き目にあう。
実はこの駆逐艦に僕の父が乗船していた。
父は救助されたけれど、仲間の何人かが死んでいる。艦長も死んでいる。
艦長の死は、艦と運命をともにするという自殺の死だったという。
発見されている遺骨は、その艦長以下多数の死者のそれの筈で、こうした記事からの連想が、僕にいろいろと考えさせる。
11 20
机の上が乱雑すぎて、チョッとは整頓をした方がいい。といつも思っている。
探しものって大抵は机の上にあるのに、いつも騒動になる。
秋が深まり、灯油の販売車が走る。それを停めて灯油を買う。
季節はそうなっている。
周りの風景は、瞬く間に12月になりそうで、また1年も過ぎてしまうかと、焦る。
焦ってばかりの毎日も12月を聞くと尋常ではない焦りを感じる。
来月、名古屋ではクリマがある。
個人的には何の関係もないイベントだけど、今年のクリマには何人かの僕の生徒が参加する予定で、その作業の手伝いなどが授業になっている。
クリマって面白いらしいけど、どんなふうに面白いんだろう?
11 14
月曜日、生徒が頭が痛いと言う。気持ちも悪いと言う。
突然にそう言う。
僕は彼女の後ろに回り、肩と首をもんでみる。もみ続けてみる。
気持ちはいいけど、頭痛は取れないと言う。それで頭痛薬を飲ませる。
しばらくすると薬が効いたみたいで、もう大丈夫と彼女は言う。
ほっとしていると、今度は吐く。
吐くのも2度目だ。これはまずいと彼女の背中をさする。さする途端にさらに吐く。
吐いてしまうと、楽になったみたいでケロッとしている。薬飲む?と聞き、薬を持ってい来る。彼女は薬を飲んだ。
薬は僕の常備薬みたいな百草丸。こんなんで効くかななどと思っていると、また吐いた。
本当にまずい事態だ。
で、病院まで車で送る。車が病院の駐車場に着いてしまうと彼女はケロッとしてしまう。
なんともないよ。などと言う。
そうは言っても折角探した病院なので、受付を済ます。
電話しろよ。と僕は言い、それで僕は帰宅をする。
帰宅をするとお客が来る。お客と話をしていると電話が鳴って、配偶者が車を病院へと走らせる。
生徒は配偶者と一緒に戻って来る。
原因不明と医者が言っていたと彼女は言って、ホントにケロッとしている。
そう言う彼女を配偶者が駅まで送る。
彼女が帰ってしまうと、彼女は作業に来たのか体調を壊しに来たかと僕は考え込む。
そういえば、月曜日は何だか寒かった。今年初めての暖房さえ入れていた。
日曜日に来たふたりの生徒も風邪だと言っていたので、やはり原因不明の風邪かな?
11 8
Kの夢を見ていた。
Kとは高校の頃によく一緒をしていた男性で、けれど、彼との友人関係が僕にはない。
もう何十年も会ったことがなく、これからも会うことがないはずの知人で、何で僕の夢に現れたかと不思議だった。
今年に入り、彼の悪い噂を聞いたことがある。そのせいかも知れない。
世の中には会いたい人もいれば、会いたくない人もいる。
死ぬまでにどうしても会っておきたい人もいれば、生涯をかけて会いたくない人もいる。
会いたい人には夢の中でも会いたいし、会いたくない人には夢でも会いたくはない。
11 6
民主党の小沢代表の辞任発言を聞けば、個人的には納得出来た。
そんな経験をしたことが僕にはあるから。
けれど、元の鞘に収まってしまうということは、理解が僕には出来ない。
出来るものではない。
今回の騒動で民主党の脆弱さが露呈してしまった。
無論、この騒動の責任は小沢代表だけではない。
むしろ、責任を小沢代表に求めてしまうことがあれば、民主党は責任政党になることは不可能になるような気がする。
11 4
予定のない日曜日を過ごしている。こんな日には時間がどこかの空洞に入り込んだ感覚が僕のどこかにある。
昨日、今日とドラゴンズの優勝を眺めていた。
テレビでは特番が多く、何度も同じシーンを眺めていた。スポーツ新聞などを久しぶりに買い、読んだ。
その優勝から、すでに4日間が過ぎている。
4日間というのは興奮が収まるには少しばかり早いのかも知れない。
さて、11月に入り、天は途端に秋を濃く染める。
紅葉のニュースがぼちぼち始まり、それを眺めるたびにどこかに佇んで紅葉を眺めたいと思う。
今年は絶対に見たいです。