6 26
イタリアとオーストラリアの試合は終了間際のロスタイムでのPKで決着する。
こんなのありかよ。とオーストラリアは思うだろうけど、これもサッカーということか。
6 24
日本のワールドカップは終わる。
多分、ブラジル戦に敗退して終わったということではないだろう。
ブラジル戦は、ある見方をすればショキングな試合であり、ある見方をすれば自然な試合だろう。
前者には淡い希望が漂い、後者には覚めた自虐が漂う。
では、本当はどうなんだろう?
サッカーに「もし・・・・」があることはないけれど、無数の「もし・・・・」を列挙し、無数の「もし・・・・」を考え、そして、無数の「もし・・・・・」を消し去る努力をすれば、
もっと日本は強くなる。練習するとはそういうことだ。
誰もワールドカップでブラジルに勝てるなんて考えていない。
だから、ブラジルに負けたことで、敗退したなどと考えなくていい。
ブラジルとの力の差が歴然としている事実は、初めから分っていることで、誰も日本がブラジルに勝ち、ワールドカップで優勝するなんて考えていない。
だから、悲観する必要はなく、悲観は別の何かにした方がいい。
日本が敗退した理由はブラジル戦ではない。
敗退した理由はオーストラリアと戦った残り10分の惨状がすべてで、魔の10分と呼んでいい時間を生んでしまった何か。
日本に、もし、この10分がなければ日本は決勝に進み、ドイツ滞在は続き、躍動する日本をマスコミが包む。
現実はそうではない。
するとこの10分に集約される何かは何なんだ?
この問いを問い続けるしかない。
6 18
奇妙な試合は続く。
勝つ試合だったか、負けた試合かは分らないが、現実はドローで、奇跡が起こる気配はさらに少なくなる。
最後の試合はブラジル戦で、この試合からトーナメントの気配が漂う。ブラジルに勝ち、さらに幸運というものがなければそれで終わる事になる。
望みがあるとすれば、それはサッカーをしているというということぐらいだ。
さて、蹴ったボールはどこへ行くのか?
6 16
突然、息子が「父の日に何か欲しいものある?」と聞く。
しばらく考えて僕は言う。「愛が・・・・・・・欲しい。」
「あ・・・・・・・、お母さん、聞いておいてよ。」と傍らにいた配偶者に息子は言う。
配偶者は無言で済ます。
「・・・・・・・・・・、そういうもんじゃなくてさ。」
しばらく考えて、僕に欲しいものって、パソコンのメモリーぐらいしか思い付かなかった。
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気分は最悪だった。
日本がオーストラリアに負けた直後はそうだった。
この試合の結果、どう計算しても、日本の決勝トーナメント進出が難しい。ということではなく、試合の進展が予想外だったことの方が気分を暗くしている。
先の試合をストイコビッチは奇妙な試合だったと感想している。確かに奇妙で、2点目が入れば日本は勝てた。そうしたチャンスもあった。
結果はそうはならずに、終盤の日本は代表チームの雰囲気ではなく、どこかの地方チームに似た惨状を呈した。
そうした原因を探れば、色々あるだろう。色々と評論され、そのどれもが正しいのだろう。
ただ、覚えておきたいのは、試合は現実であり、ワールドカップで戦っている現実があり、相手はすべてワールドカップに出るチームなのだということで、
これは忘れてはならないことだ。
どこかで、それを我々は忘れた。
実力を過信した訳ではなく、相手を見くびっていた訳でもない。現実を甘く見積もった訳でもない。
そうであったとしても、どこかで我々は忘れた。先の試合で、それに気付けば、或いは奇跡は起きるかも知れない。
これはサッカーなのだ。
6 7
昨日、生徒と革の話をしていた。
革の値段のことだ。
革の質と値段が関係するかといえば、関係するようなしないような話で、それは革が天然のものだというようなことが理由になっている。
牛の革に限定して書くと、革は部位によって違うので、一概には書けないけれど、目安としては価格の高い革はいい。
いいというのはクラフトに適しているという意味で、クラフトする場合、価格の高い革を素材にすると、いい作品が出来る。
と書いてもみても、やはり革は天然の品なので、根気よく、自分に合った革を探すしかない。
自分が作りたいものはこの革がいい。という具合に探すしかない。
そのためには、いろんな革を触ってみるのがいい方法だけど、これは簡単な方法ではない。実際には無理に近い話で、だから、
革の選定で失敗して、うまく出来ないと悩む人は多い。
先に5,000円のヌメ革の話を書いたけど、本当にそんな革があるかは知らないけれど、作品の質は、素材の質に関係するので、
初心者はそんな革は使わない方がいい。
作品を作るいう作業は、革の風合いをそのまま出すという作業で、だから、素材が悪ければ、悪い品しか出来ないのは、
当然といえば当然の話で、結局は、初心者は安価な革での製作は止めなさい。と僕は生徒によく言う。
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駐車禁止の取締りが変更されて、ホントに駐車が少なくなる。
で、少し気がついたのだけど、午前のお客は駐車を気にして、車をどこに駐車していいかと聞いて来た。だから案内をした。
午後のお客は駐車を気にもしないみたいで、こちらが聞いた。すると、そこに止めたけど、いいよね。などと言う。だから、案内をしたのだけど、
たぶん、駐車に関しては性格に左右される。だから、気にする人が殆どだけど、気にしない人もいる。
我が家の隣が喫茶店で、この喫茶店には駐車場はなく、だから、お客は路上に駐車するしかないので、よく店の前に車が止まっている。
随分長く止まっているなとこちらが気にしていると、店から車の所有者が出てきて、どうということもない顔で車に乗り込む。乗り込んで車を走らせる。
すると、すぐに同じ路上に別の車が止まる。所有者は喫茶店に入り、喫茶する。コーヒー飲んで駐車違反になれば割りに合わない感じがするけれど、
店の前なら警告で済む。と考えているんだろうか? 確かに済みそうなんだけど。
先日、あるお客が自転車で来た。お客はどうもここを目指してきたみたいだった。
お客が買いに来たのは革で、革がないかと聞く。残念ながら、当方は革屋ではないので、革はない。そう言うと、ひどく驚いた顔をする。
この間違いはよくある。革の販売は革屋が扱う。工房は革で製作される品を扱う。だから、工房には売る革はない。
すると、たいていのお客は革を売っている店を教えて欲しいと言う。だから教える。
教えるけれど、たいていの場合、その店に欲しい革はない。
実は、名古屋には欲しい革を置いてある店が、多分、ない。
(だから、名古屋でクラフトをしている人はどこで革を買うかと僕は昔から色々と想像している。)
では、僕はどこで革を購入してるかということになるのだけど、実は、名古屋の革屋で購入している。
なんだ。名古屋に革屋はあるんではないかと人は言うけど、この店はカタログ販売になる。(だから、革の現物がある。などということは滅多にない。)
つまり、電話で注文を入れ、革が入るのを気長に待つ。待っていると、思い出したように革が届く。
僕の仕事が遅れる理由に、革の入荷が遅れるというのは、よくある。素材がなければ、作品は出来ないので、これは仕方がない話になるのだけど、
こうした事態は昔はなかったので、どうも最近は悪い事態になっている。
ところで、電話で革屋に注文を入れる作業と、パソコンでネット販売の革を買う作業にはたいして違いはない。
だから、革をネットで購入してもいい話になるのだけど、どうも現在の購入先と価格の違いがあって、踏ん切りはつかない。
送料も名古屋であれば必要ではないので、やはり現在の仕入先を続けるしかないか。
ところで、ここに革を買いに来た先日のお客は牛のヌメ革一枚が5,000円と言っていた。5,000円で、牛のヌメ革が手に入る店を教えて欲しい。と言っていた。
そんな店を僕は知らないし、逆に、知っている人がいたら、僕は聞いてみたい。
もっとも、一枚5,000円の革で、何かを作る気が僕にはないので買うことはないけれど。
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気がつけば6月で、いよいよワールドカップが始まろうとしている。
季節は夏の気配で、実際、名古屋の気温は30度を超えて、少しばかり汗をかく。
先日、日本とドイツの親善試合があって、それを見逃したのを猛烈に悔やんでいる。
その試合は2対2の引き分けとはいえ、どうも日本が優勢に試合を進めたらしく、メディアは日本を好意的に書く。
期待していいらしい。
もっともひどい負け方をしたとしても、日本には期待するのだから、なおさら期待感は強くなる。
サッカーに限らないことだけど、どんな試合であれ、試合の結果は神のみぞ知るもので、決まった結果はない。
ブラジルに負けるとさえ決まっていないことなのだ。
話は変わる。
本日、ものすごく町が静かだっのは、どうも車が少ないせいだと気がついた。
このままの状態が続いてくれることを節に望む。