3 27

冬季オリンピックが閉幕する。

徹夜の仕事の後、シャワーを浴びてテレビのスイッチを入れる。画面に荒川選手がいて、ちょうど彼女が演技をはじめるところだった。
だから、ライブで彼女の演技を見た。彼女の後で村主選手が演技をする。それを見て僕は寝た。先日のこと。

今回のオリンピックを僕はあまり見ていない。熱心に見たのはカーリングぐらいだった。
日本のメダルは金がひとつで、結果は悪く、今日の新聞に選手団長の談話がのる。
今回は最悪の結果だそうで、ついで、日本の国民に謝罪を申し上げるとのこと。
その談話を聞いて、腹が立つ。
何を理由に国民に謝罪するのか?
むしろ、選手に謝罪すべきではないのか?

2 25

航空機が携帯電話を使う客のせいで離陸が1時間ほど遅れたとニュースに出ていた。鹿児島空港での話。
携帯を使ってはいけないとの乗務員の注意を無視して
、携帯メールを使い続け、あげくには乗務員に暴力行為をしたそうだ。
この航空機の乗員・乗客は270人ばかりいて、全員がひどい迷惑をこうむったのだけど、この迷惑男は270人の前で馬鹿をさらけ出したことにもなる。
恥をかくことを何とも思わない人間は確かにどこにでもいる。
さらに困った事に、馬鹿で極端な自己中な人間がいることはそんなに珍しいことではない。という事実もある。
訳もなく人前で人が人に怒り狂っている風景などよくある風景で、そんな人は実に多くいる。
例えば、学校ならクラスに一人はいるし、職員室に行けばそんな教師がいる。会社の中にもたいていはいる。
暮らしている町内にもたいていはいて、地域単位になれば複数の数字でいる。
つまりは困る人は身のまわりに実に多くいる。
地域の会合は、よく考えてみれば、そうした困る人への対処法の相談事みたいなものの連続の気配さえある。
何とかならないかなとも思うけど、何ともならないだろうな。

2 23

昨日書いていた内容が分りにくいかも知れないので、追記して書く。

クラフトに限らず、技術を得るためには失敗するしかないもので、失敗の数を重ねることで技術は腕に入る。
教室はそうしたことを前提にしているので、はじめからいいものを作ることは出来ない。
以上書いていることは体験的にクラフトをする人を対象に書いている訳ではなく、それなりにクラフトの技術を得たいという人を対象に書いているので、
クラフト体験で、遊んで何かを作りたい人には以下の文章は意味がないものになることを承知して書くと。

当たり前と書けば当たり前の事なのだけど、最初につくるものよりは10個目に作るものの方がいい。
いいというのは作品の完成度が高くなるということで、これは作業に慣れが入るせい。慣れとは凄いもので、この慣れがあると、作る作業に余裕が出る。
余裕とは作業の丁寧さで、丁寧さは作品に出る。それを完成度と書いている。
つまり、技術を得るには、作り続けるしかない話で、これは素質とか才能には何の関係もない。むしろ性格に関係することで、作業に向く性格は確かにある。
一緒にいても才能とか素質は僕には分らないものだけど、一緒にいると性格は分るので、うまくなるんだろうな。と感じる人は多くいる。
(個人的な話を書けば、僕にはクラフトの才能にしろ、素質にしろ、あるかどうかは未だに分らないことだけど、多分、性格は向いている。)

ここに通う生徒さんたちの話を書いているのだけど、
時々間違いをしているいる人は、技術を得る時間を無視して、いいものが作りたいという成立しない現実を考えているからで、
そうした人の前で、やはり、僕は困り続ける。

2 22

この1,2日間、どことなく頭が痛い。文字どおり頭が痛い。頭痛。多分、風邪のせい。

時々、凄い間違いをしてここに来る人がいる。昔から何となく感じていたのだから、そんな人は昔からいた。今もいる。
ここは教室をしている。教室なのだから僕はクラフトを教えている。革を素材にして何かを作る教室で、だから、ここに来る生徒は革で何かを作る。
何かを作ることで得るのは技術になる。だから、僕は生徒に技術を与えていると書いた方が正確な表現になる。
教室はそういうものだと僕は考えてそうしているのだけど、生徒の中にはそう考えない生徒もいる。
これは困る。はっきり書いて困る。
困る生徒の多数は、技術は欲しくなく、革の何かが欲しいと考えている。
従って、何かの作り方を教えて欲しいと言う。何かの作り方を教えて何かが作れるのなら、誰も苦労をしないのだけど、どうもそう考える生徒はいる。
昔からいて、今もいる。はっきり書けば絶えずいる。はっきり書けば困り続けている。

どこにも欲しい革製品がないので自分で作りたい。という人がいるとする。これは仮定ではなく、そんな人は多くいる。
だからここに来た。その作り方を教えて欲しいとひどく簡単に言う。
ところで、これは普通に考えて出来ることなのだろうか?
どこにもないものとは誰も作ったことがないもののはずで、それが簡単に出来るんだろうか?
30年間クラフトを続けている僕にも簡単には出来そうにもないなと考える何かを、経験がゼロの人が簡単に出来てしまうことがあるんだろうか?
あると考える人は革の工房でも勝手に作ればいい。
そんなことは誰も出来はしない。だから、ものを作る人は苦しんでいる。
何年も何十年も苦しんで作るという作業を続けている。作るという作業は簡単な作業ではない。

ここは素材を革にしているので、当然ながら革を扱う。
ものをデザインするということは素材を考えるということだ。
作業を続ければそれはすぐに分る。
だから、革のことを調べる。考える。デザインするという作業はそうしたことで成り立っている。
逆に書くと、次のようになる。
革の知識がなければ、デザインは出来ず、デザインが出来なければものが出来ない。

こうした話、また、どこかで書きます。

2 20

カーリングというスポーツを見ている。何だか冬季オリンピックではこの競技だけを見ている気配がある。
ルールもよく分らないけれど、何だかものすごく面白い。あの真剣な眼差しはいいよ。
日本の選手って、オリンピックに出場すると悲壮感などを漂わせて、これは選手のせいではないのだけど、チョッと堪らない感覚を持つけど、
カーリングの選手たちにはその悲壮感がなく、ただ何時間も競技に没頭している真剣さが凄くいい。

個人的な感覚だけど、僕はメジャーなスポーツのメジャーな選手には興味がない。はっきり書けば、プロであれ、アマであれスター選手は好きではなく、
スポーツの中ではどうでもいい人たちだと感じている。だからマスコミによく出るそうした人の出る試合は見ない。

2 18

風邪をひいた。
この数日、鼻水が出たり、喉が痛かったりしていたので、風邪だな。などと呑気に構えていたら、案の上、風邪。
昨日の状態は悪く、本日、さらに悪くなる。
また当分の間、苛々が続く。

2 15

最近、猫がよく来る。猫は玄関前に座り込んで、小さな声で鳴く。
どこかの家で飼われているらしく、太った毛並みのいい猫で、どこか可愛い。
猫は警戒心が強いので、人が近づけば遠ざかるのだけど、この猫もそうで、近づけばひとまず遠ざかる。
それから、しばらくこちらの様子を伺い、おもむろに近づいて来る。食事が欲しいのか、小さく鳴いては座り込む。

昔、13年ばかり猫が我が家に居ついていた。ポポと呼んで、家族に可愛がられていたので、ポポは勝手に我が家の家族だと意識していたらしく、
我が家で食事をし、寝て、勝手に過ごしていた。
玄関にいる猫を見ているとそんな頃を思い出す。ポポも玄関にいた。我が家の玄関に13年間居続けた。

2 12

NJ+IWTVを解約する。
NJ+IWTVはあの新日本プロレスの動画サイト。
このサイトの視聴を1年半ほど続けて、今日、止めた。
この視聴の代金は月1050円で、これは新日本プロレスへの後援会費みたいなものだと考えていたので、後援は止めたと同じになる。

視聴をはじめた頃は面白いと感じていたけれど、最近は殆ど面白いと感じないというか、更新もろくにされないのでは、興味も薄れてしまう。
更新がされない、されても面白い番組を提供しない。提供しないどころか視聴者を馬鹿にしている気配があって、もうこの会社も長くはないなと思ってしまう。
営利はお客を大事にすれば、つまりお客がいて出るものだと考えていれば、自然に発生するものだと思うけど、この会社の現在は、
会社の都合で営利を心がけている気配があって、つまりは営利を出すことが無理になっている。
無理になった原因は経営する側にいる人の頭の足りなさで、だから、選手も出て行ってしまうのだろう。
すべては経営する側の人に原因するのだけど、その側にいる人間はそうは考えないで、誰かの責任にして、勝手に改革を叫んで、何ひとつしないで人のせいにする。
長州力さん、無駄だよ。例によってあんたの責任にされて放り出されるよ。その会社のトップの無責任さとか頭の足りなさとかを一番知っているのはあんただろう。
あんたのやり方が成功して会社が持ち直したとしても、それを一番不快に思うのは会社のトップの筈で、あんたは悪く言われる。
あんたのやり方が失敗して会社がさらに傾いたなら、会社のトップは大喜びで、あんたのせいだと、自分を棚に上げては言い出すに決まっている。
だから、もう止めたがいいよ。
ところで、新日本のトップと書いてるトップとはあの人で、現在、社長をしている訳の分らない人ではないよ。

2 11

昼間、のんびりとしているとひとりの青年が来る。
彼は、青年というか青年を始めたばかりの年代の男性で、いくつになったんだ?と聞くと19歳という。
彼は僕が何年か前までの何年間を面倒を見ていた連中の中の一人で、今は大学がOFFで、昔のように一緒に小学校の運動場で遊びたいと言う。
だから運動場を貸して欲しい。みんないるよ。
僕は現在、彼らと一緒に遊んだ頃と違い、小学校の鍵を自由に使えないことになっているので、彼を区政委員長宅まで連れてゆく。
区政委員長が小学校の鍵を管理しているので、僕はそうした。区政委員長が不服も言わずに貸してくれたのはラッキーだったんだろう。

だから、この天気のいい土曜日の午後を彼らは運動場で昔そうだったようにサッカーなどをして遊びまくった。
何だか、タイムスリップしたみたいだった。

彼らと僕は、彼らが小学校生の頃から中学生の頃までを一緒に過ごしていた。
僕が彼らの保護者のようにしていたので、彼らも僕にはものすごい懐かしさを感じているらしく、ニコニコと無邪気に話してくる。
おじさんは凄く大きな人だな。と思っていたけれど、そうでもないんだな。などと言う。
言われて気が付いたのだけど、彼らの方が僕より背が高くなっている。考えれば当たり前のことなんだけど、そんなことを言う。
彼らが大きくなった分、確実に僕は年を取った。体力的にはもう一緒に走れないけれど、ハートは走れるよ。
だから、今度、機会があれば、ハートで走りっこをしようか。

2 10

今日、昼のテレビ朝日のワイドショー番組を見ていたら、「女性・女系天皇」についてのアンケートの結果を流していた。
賛成か反対か。だそうだ。
テレビのワイドショー番組の司会者が意味不明を真面目な顔で話すのにはもう慣れているので、そんなことを非難する気はない。
ただ次のことだけは書いてみる。

女性天皇と女系天皇は全く別の概念に属する事柄だ。
女性が天皇になるということと、女系天皇が始まるという事を同列に書くことは内容自体に矛盾があって、矛盾ゆえにそもそも質問自体が成立しない。
つまり「女性・女系天皇」を反対、賛成?は成立しない問いになる。
従ってそれに対する答えはない筈で、アンケート結果には意味はない。
正しくは「女性天皇を容認するか?」「女系天皇を容認するか?」のふたつの問いになる。だから答えはふたつある。
普通に考えればそうで、ただ、テレビ局はそうは考えないだけなのか、例によってのマスコミによる世論操作か?

最近、政府は皇室典範に関する議題を議題から外す。と言う。
先に有識者会議なるものが皇室典範の改正に関するある重要な意見を政府に渡したけれど、この有識者がどんな有識者なのかが僕には不明なので、

やはりその内容も僕には不明になっている。

2 6

仕事しながら、フォトストーリーで遊んでいた。生徒の結婚式に出席した画像があったので、それをもとに遊んでいた。
このソフトはいい。軽いのがいい。
軽いけど、僕が貰った画像は全部で1Gを超えていたので、すこぶる重くなる。
その画像の話だけど、一眼レフデジカメのせいか、一枚が3Mを超える容量で、都合350枚。これはもう考えられない世界になる。
トンでもないデジカメの世界がある。
この画像はすべて当工房の師範代(アダナ)を勤めるnamaチャンが式場とか披露宴の席で撮り続けた画像で、彼はひどく疲れたらしい。
一眼レフデジカメは結構重量がある。重量があれば疲れもする。
けれど、その350枚の画像を眺めていると、これがホントにいい気分になる。
人の幸福な瞬間はとてもキレイな風景で、そんな風景を眺めていると、風景の中に入り込んで、風景に匂いがあるのなら、匂いが身体に満ちる感じさえする。
人の幸福な瞬間は人を幸福感で満たす瞬間をくれる。
いろんな人にお礼を書いてもいいな。

2 4


今年の正月に献血をしたのは、この学区から献血という行事が消えたからで、僕は名古屋駅前のビルにある愛知県赤十字血液センターまで出かけて献血をした。
すると、今日、学区で献血が出来ると広報があった。場所は「ノリタケの森」と書いてある。

この地域というか、この江西学区には毎年10月に献血という行事がある。これは毎年ある。
血液センターから献血カーが小学校に出向いて献血を受けるのだけど、実はこれが去年はなかった。
理由は広報されないので、分らない。分らないけれど今年は3月にあるという。
これは驚かなくていい。驚いたのはその担当が保健委員ではなく、保健委員以外になっていたことだ。

承知のように、学区にはいろんな各種団体があり、献血は保健の担当になっている。これはすべての学区がその筈で、当学区でも例年そうだった。
が、今回は保健委員ではなく、保健委員以外が担当するという。
消防団員とか、子ども会役員とか、何故かPTA役員まで勤めるそうで、区政も民生も勤めるらしい。
何で消防団員が献血の担当をし、子ども会役員が献血の担当をし、区政が献血の担当をしなくていけないかを理解出来る人がいたら聞いてみたい。
保健委員が学区にいるに関わらず、何故保健委員以外がするかを聞いてみたい。
そもそもこれはいいことなのか?
保健委員以外が献血を担当していいことなのか?
いいという理屈が通るのなら、PTA活動を民生委員などがして、子ども会活動を区政委員などがして、消防団活動をPTA役員などがしていい事になる。
そんな委嘱状を学区の色々な役員をしている人は市長から本当に与えられているのか?

以上書いている馬鹿馬鹿しさの訳は、無論、分っている。
分っている訳は書かない。というかここには書けないけれど、いつまでこの学区は馬鹿を続けるのだろう?

2 1

ひと月などはすぐに過ぎ、もう2月が始まる。何とも早い。

先月29日は僕の生徒の結婚式。
この日の空はどこまでも蒼く、暖かな風さえ流れていた。式場が名古屋港の近所のせいか、空は広く、静寂はいい。
いつも見ている生徒がこんなにも美しいと感じたことはなかった。女神のように美しいのが衣装とか化粧のせいではないことは分る。
この披露宴をレポートすると膨大な量になるので、すべてを省くけど、人の幸福を眺めるのはいい。