9 27

9月はきっと運がないのだろう。と9月が始まる頃は思っていた。
昨日、僕は、ある町医者の元へと走った。
ちなみに歩行困難な時にも医者の前には座らずに処置をして、右足を完治させたのに、昨日の午前に、僕はある女医さんの前にいて、説明を聞いている。
説明では、症状に厄介な気配はないらしく、薬を貰い、帰宅する。
やはり今月は運がないのだろうか?

9 25

風が強いのは台風のせいなのだろう。秋晴れの空が広がる。

昨日、東京で革製品デザイナーをしているMさんが来る。
3年ぶりの再会だったけど、彼女にはいつも会っているような錯覚を持つ。
だからだろう、随分遅くまで食べたり、飲んだり、おしゃべりをして一緒に過ごす。
この人はすごいな。という感想を僕が女性に持つことはまれだけど、その感想をMさんには持っている。
Mさんは終電に乗り損なって、実家まで車で送る。車の運転を妻がする。僕は酔っていた。

日曜日、生徒が帰ると急に静かになる。何となく疲れ、うたた寝をする。寝ぼけた。
夕方のうたた寝は不思議なもので、眼が覚めて、朝か、夜かと考えた。今日は何曜日で、仕事の予定を考えた。
ぼんやりそんなことを考えていると、眼ぼけた感覚が消えて、日曜日の夕方になる。
30分ほどの睡眠だったけど、随分と爽やかになる。


9 20

先日、この県選出の前衆議院議員が覚醒剤で逮捕された。これは前代未聞の出来事で、何と書いたらいいんだろう?
この人の選挙ポスターとかテレビCMが選挙中はよく流れていたんだけど、見るたびにこの人の人相が気になって仕方がなかったものだ。
案の定という感じ。人の顔を見て、つまり人相から人を判断するのは、案外正しいという見本みたいなものです。


9 19

3連休の最後の日。僕は仕事で一日家にいる。
さて、残り1週間で愛知万博が終わるせいか、万博会場の人出についての報道が連日テレビに映る。
それを見るたびに人はこんなにいるかと驚いている。ホントにこんなにも人はいる。
名古屋市の人口はほぼ200万人だから、その一割近くの人が会場に群がることになる。そう考えると会場の混雑振りの想像が付こうというもので、
と書いても、出かける人はそれを承知していうるので、苦にはならないのだろう。
僕は万博に出かけたことがない。理由はなく、強いて書けば、機会がなかったくらいで、残り1週間に機会が訪れるとも思えないので、
結局、万博へは行かないで済ましてしまうのだろう。
万博の応援イベントに2度も参加して、万博に行かなったというのも、何だか変なんだけど・・・。

そういえば、僕の生徒が万博のある企業館のコンパニオン(こんな言葉でいいんだろうか?)を勤めている。
さぞ、大変かと思うけど、すばらしい経験をしているなと、彼女を応援。


9 15

随分と寝ぼけている。
夕方、会合があって某所へ行く。飲んで食べて帰宅しる。
昨日が徹夜のせいか睡魔が激しく、帰宅した途端に寝てしまい、さっき起きたところです。

出かける前に革の整頓をしていた。現在ここには革が溢れるようにあるせいか、整頓しないと仕事が進まない。
整理整頓が仕事の効率化の最大の武器。なんて言葉に忠実です。

唐突に話題は大いに変わるけど、愛の鞭という台詞がある。
以前、藤島大という名のスポーツライターが新聞に書いた論を読んでいて、論の中で彼がその台詞に付いて、
「愛の鞭が必要ではなく、必要なのは愛だ。」と書いていた箇所があって(表現は違うかも知れない)、
彼が体罰を徹底して否定することに感激をしたことがある。とても単純なことなんだけど、最近それをよく感じている。


9 12

午前中、港区のM小学校まで行く。レザーフラワーとバングルの作り方をM学区のお母さんたちに教えに行く。
暑かった。暑さのせいばかりではなくて、汗が吹き出て仕方がなかった。
それをみんなが見ていた。これは少しばかり恥ずかしい。

こうした企画にも慣れたせいか、僕は実に勝手に教えてしまうので、教えられる方も勝手が違うかも知れないけれど、
ワイワイと遊んで作品が出来上がってしまう。これにはいつも感心をする。
帰宅してしばらくすると、主催者から、とても好評だったと連絡が入る。
楽しんでクラフトしてくれるのが一番いいので、これは嬉しい連絡になる。

選挙が終わる。我が家では5人全員が投票したので、我が家に限り、投票率は100になる。
普通、市長選とか市会議員選には我が家の投票率は半分にも足りないので、これは驚きです。
今回の選挙の得票率は前回よりは何ポイントか多く、世間の感心が高かったことを示している。
僕は走っていた人に投票をしたけれど、次点になって、比例で拾われて当選する。彼に言っておきたい。しばらくは私心は捨てよ。

にしても、今回の選挙は郵政民営化法案に対する参院での否決に対抗した総理が決定した解散での選挙だった。
従って、選挙の争点は郵政民営化に賛成するか反対するかのひとつしかない。別の角度で書けば、小泉総理を信任するかどうかしかない。
争点をそれ以外にするしかなかった野党ははじめから敗れる結果は見えていた。ではないかと思う。
何で今回の選挙に憲法9条とか年金、福祉の問題を持ち出した党がいたんだろうかかと理解に苦しむけれど、それは僕だけではないだろう。
そうした争点は年中無休の争点になっているのだから。


9 8

立候補者が走っていた。なんて書いた。彼の経歴を読めば、彼は走る人だろうと思う。
ただ、走っている彼に忠告したかったのだけど、多分、この学区を走るのは徒労に終わるだろう。ということで、多分、無駄です。
この学区、この西区にあるこの江西学区は
西区では常に最低投票率を誇る学区で、選挙に行く人少ない。
彼も走っている最中、それを感じたと思うけど、本当に選挙に行く人に限らず、人はいないのだから、やはりこの学区に限り、走るという行為は徒労に終わるのだろう。
僕はこの学区の体育指導員をしていたせいか、よく感じるのだけど、江西学区という地域は何だか走るという行為が厭きられる地域で、
毎年開催される「西区ジョギング大会」という西区の行事があるのだけど、参加者はこの学区が飛びぬけて少ない。
どのくらい少ないかを書けば、参加者2000人の中、この江西学区からの参加者は4名なんてこともある。
0という数字の時もあったみたいなので、それが分るというものです。
僕は走る人を見れば、それだけで感動してしまうのだけど、この辺りの人はそれと違って、馬鹿ではないかと思うらしい。
実際、走っている僕を見て、何でそんな馬鹿なことをしているのか?と真顔で聞いて来た人もいた。
溜息をついてこれを書いているのだけど、僕が体育指導員を辞めたせいで、この学区の体育指導員の平均年齢は60歳をはるかに超えたはずで、
それをまた良しとして済ましている地域の協議会も確かにあって、やはり溜息をつく。


9 7

2日前は台風が来るかどうかという天候で、小雨模様。
僕は家にいて、仕事をしていた。
外がうるさかった。うるさいのは選挙のせいで、そうしたことには何とも思わないし、迷惑でもない。
さて、車は連呼していた。連呼していたのは立候補者の名前ではなく、立候補者が現在走っている。また歩いている。ということだった。
僕は外へ出てみた。選挙カーが僕の家の前を通り、車に手を振ると、車から人が顔を出し、後ろ後ろと言っては指を差す。
差した指先に確かに背中にのぼりを立てた人が走っていた。短パンをはき、ジョギングシューズをはいた人が走っていた。
彼は僕に向かってきた。それから2本の手が僕を抱えるようにして、僕の手を掴んだ。立候補者が両手で握手をするのは本当だった。
彼はひどく疲れた表情をしていたけれど、悪い表情ではなかった。僕は彼に投票するつもり。

9 2

9月はきっと運がないのだろう。
8月の最後の夜を、僕は軽いトレーニングで過ごしていた。20分ほどストレッチし、軽く走り、ダッシュなどをした。
僕はたまに深夜にそんなことをする。きっとたまにが悪いのだろう。
3本のダッシュを終え、4本目のダッシュの最中に右足のふくらはぎに異常がおきた。
急な走りで筋が悲鳴を上げた感じ。そんな感じ。
別に驚きもしなかったのは、去年の夏も同じことが右足のふくらはぎにおきたせいで、これは再発だな。などと呑気に考えた。
よく倒れなかったと感心さえしていたのは、やはり呑気なせいなのだろう。
時間は深夜で、歩けない足で自宅に入り、シャワーを浴びる。シャワーを浴びて、アイスノンを当て、包帯で固定する。
足を動かさなければ、痛みはないので、ひどい怪我ではない筈で、そのまま就寝する。
朝、テーピングをして、一日を過ごす。テーピングのせいか、歩行は困難だけど、身体の移動が不可能だったということはない。
次の朝、つまりは今日の朝、足の痛みに起きたみたいだった。痛みの原因は右足の皮膚がただれていたのだ。
水泡さえあって、筋ではなく皮膚が炎症を起こしていた。これはテーピングの粘着剤のせいで、皮膚がアレルギー反応を起こしていた。
これではテーピングが出来ない。少しばかり焦る。僕はテーピングはすごいと考えているのだから。
妻がただれた足を見て、医者に行け。と言う。僕は整形外科か皮膚科かと考える。