2 27
この1週間は、何だか頂き物が多かった。
火曜日にお客さんが「うどん」を持ってきた。断る理由もないので、素直においしく食べました。
水曜日に、生徒さんがたくさんのイチゴを持って来てくれて、それはおいしく食べました。ホント、あのイチゴが甘かった。
木曜日には別のお客さんがこのケーキはおいしいので評判だと言っては、ケーキを持参して来てくれた。確かにそれは美味しかった。
金曜日に生徒さんが韓国のお土産を色々と持って来てくれて、それを肴に工房を居酒屋モードにしては、生徒二人とお酒を飲んてました。
随分と酔ってしまったのは仕方がない。
そして、本日、僕は頂いたチョコレートを食べている。
2 20
毎日は思わぬことばかりが続きます。
会いたい人とは会えなくて、会いたくない人が騒々しく訪ねて来たりするものです。
人が面白くない気持ちを持つ時は、たいていは人との関係で、関係を持ちたくない他人がこちらのテリトリーに土足で入り込むと、
まあ、こちらも戦闘態勢に入ったりするなもんですね。そんな人、今日、ここに来たよ。
2 15
嬉しいメールが届いていた。
嬉しいメールは単に嬉しいだけではなく、仕事の励みなるもので、本当にありがたいものだと、何度も重ねて書くけど、正直に思っている。
今日届いたメールは、別の意味での嬉しいメールだったので、この話を少々書く。
実は日曜日に電話が鳴った。
市内ではなく近郊に住む人からで、工房に来たいけど、日曜日でも営業しているかという質問で、営業しています。と僕は答える。
昼過ぎに確かに電話の主が来た。電話の主は靴を2足持参していた。そして、靴の色を変えたいと言う。
会話の内容は書かないが、僕は色々と説明をし、多分、こんな感じになると言って、見本を見せる。
それで構わないという言う彼に、では、いっそ自分でしてみないかと僕は提案をする。
革の知識がなく、染色をしたことのない人に、無謀な提案をしてみたのだけど、驚いた彼もやってみようかという
無謀と思われる決心をする。
それから僕は丁寧に作業を教えた。(これは無謀ではないことを教えていたようなものだった。)
作業というよりは染色の原理みたいなもので、これはこういうものだから、こう使うとこうなる。
次にこの染料はこんな性質があるので、こう使うとするとこうなる。という説明だったけど、
彼はその染色の原理を飲み込んだらしく、理解したという表情をする。僕は紙に品名を書き、購入場所を教える。
購入場所は高名な売場なので、迷うことはない筈で、その地図は書かなかった。彼は帰っていった。
今日、彼からメールが届いていた。画像が添付してあった。
染色という作業は成功し、彼の希望した色に仕上がっていた靴の画像だった。
2 10
「南セントレア市」という名称の新しい市の誕生は無理らしい。それを知って、ホッとしたのは僕だけではないだろう。
合併協議会なるものが、何でそんな間抜けた名称を付けようとしたのか想像は出来るけど、
住民とかそうでない人の反撥で、断念するらしい。
多分、普通の人の感覚では、「美浜町」とか「南知多町」という名称が「南セントレア市」に変更されるのは、
単に面白くないというだけではなく、何かしら人の持つ情感の根底的な部分が土足で踏みにじみられる感覚で
実に腹立たしくなるものだ。
僕の個人的な経験で言えば、大小に関係なく協議会というものは、それを仕切っていると考えている個人、もしくは極めて少数の人が、
どうにも意味不明なことを独断でしたがるもので、つまりは困ったもので、ついで、どうにも腹立たしくなるものです。
あくまで、僕の個人的な感覚ですが。
2 6
寒い。と書くしかない最近です。
さて、オアシス21でのイベントから1週間が過ぎ、何と時間は早く過ぎてしまうものかと、感嘆。
夜、あるテレビ番組が岩村町の紹介をしていた。
番組が紹介していたカステラやさんは、僕たちがのんびりと過ごしていたカステラやさんで、
僕たちはその店先で、のんびりとお茶を飲み、カステラなどを食べ、お土産のお菓子などを選んでいた。
その店にはのどかな日曜日の午前の時間が流れていたけれど、多分、ずっとそうした時間は続くんだろうな。
2 3
寒波襲来で、街は凍てつく。昨日は雪が降りつもり、街は一面銀世界へと変貌していた。
寒い、寒いとばかり言っていても仕方がないので、夕方、完全武装してバイクで走る。
走った甲斐があったらしく、少し暖かい思い出ができる。
2 1
2月が始まる。
先月29日は栄オアシス21にて開催の「元気フェスタ名古屋」に参加する。
朝10時開始のこのイベントの準備は、実は大変だった。
イベント参加はいつも大変なんだけど、栄でのイベントは初めてで、初めてというのは不安感でいっぱいになるものです。
このイベントがそうだった訳で、朝10時に人が集まるだろうかという不安、集まり過ぎたらどんな対処があるかという不安。
単純に参加者との原因不明なトラブルへの不安。また、そもそも寒さにはどんな対処をしたらいいかという不安、
限られた時間と場所での他の出演者との対応などなど、それはいろいろとあった。
頼りになるといえば、当工房の生徒さんたちの元気さと利発さのみで、それがなければ、多分、
企画不可能になったものでした。
で、このイベントがどうだったかといえば、それは成功だったと書いていいものでした。
成功とはクラフトを体験した参加者が、楽しんだかどうかで判断するしかないもので、それは参加者の表情で判断するしかなくて、
そうした意味で成功だったということです。
これはスタッフをした当工房の生徒たちも感じていることで、これが生徒たちのクラフトへの愛着になっていってくれたらいいと、
本心で思っている。
改めて、参加してくれたみんなに、お礼を書きます。
さて、イベントの後で、岐阜県岩村まで車で走る。
運転するは当工房の師範代(僕が勝手に付けたアダナ)。彼のでかいフォード・ブロンコに5人ばかりが乗り込んで、
5人は妙にはしゃいで、車中を妙な空間にする。
到着した岩村町は桃源郷みたいな空間で、栄から岩村に飛んでしまうと、確かに何かが変だと感じてしまう。
実は旅の目的は岩村での宿泊で、何で宿泊が目的かは書かないけれど、まあ、楽しいものでした。
人生で初めて卓球などをしたのも、温泉宿のせいなんだろうな。温泉卓球。
朝、岩村町を散策して、帰宅する。
そもそも旅をするのが何年ぶりかの経験で、少しばかりの緊張感を感じたせいなんだろう。腰が痛くなる。寒さのせいだったのか。